空ポンが飛んでもない事に・・・・・

先日の大会で”空ポン”で大変な事態になりそうな事件があった。
最終のツブシ戦Ａ卓での出来事だ。

東二局の親はＮ氏であったが序盤にを切った、下家の私も全く同じを自摸切りしたのだが、Ｎ氏が「ポン！」と発声、すぐに気付いてこのポンを取り消した。
これが世に言う”空ポン”で、会の規定は　和がり放棄　である。
しかし、Ｎ氏は入会して日が浅く、これを理解していないと判断して不問にしたのだが・・・・

この空ポンのあと、終盤飛んでもない事態になりかけた。
Ｆさんの切った牌にＮ氏が「ロン！」と叫んで和がりを宣言したのだが、この手が「タンヤオ・三暗刻・対々和」つまり自摸れば四暗刻の形であったのだ。
ロン和がりだから親満貫であったのだが・・・・・・

自摸っていたら役満で、ご祝儀も発生していた。
本来和がり放棄であるのを大目に見たばかりに役満であったなら大問題であった。
空ポンの時点でたとえ新人と言えども”和がり放棄”を宣告しなかった不明を恥じるばかりだ。