私達すずかけ街と道路を隔てて、なかの道住宅街があります。
なかの道の方たちも私達同様、巨大マンション建設に反対を表明し、
市議会への陳情、紛争あっせん等団結して双日と戦っています。
なかの道住宅街は、用途地域が「第1種低層住居専用地域」で、すずかけ街の「第1種中高層住居専用地域」とは異なり、「低層住居専用」に指定されています。にもかかわらずマンションによる日照被害を受けるという泣くに泣けない状況になっています。巨大マンションの西側に位置し、朝陽を奪われてしまいます。
用途地域の矛盾がここにも見ることができます。
低層住宅街の中に、実情も調べずに中高層住居専用地域を作った矛盾です。
なかの道の方達は、「たまたま」「運悪く」中高層住居地域との境界線近くに住むことで被害を受けてしまいます。
市は用途地域の決定に問題がなかったと言い張るのであれば、低層住居専用地域に「たまたま」や「運悪く」などあってはならないはず。
それが現実に起きようとしているのである。
千葉市は平成8年の用途地域の指定の間違いを認め、平成8年を起算として用途地域の見直しを行うべきである。
この点は、さきの千葉市議会の中でも指摘されているはず。
そして、起算日による見直しが不可能であるならば、今こそその指導力を発揮して
巨大マンションを、実状に即した規模のものへと導いてほしい。