Art Birds ステンドグラスshop &教室

東村山でステンドグラス教室をやってます
日々の出来事や作品の紹介、販売、趣味のクラシックギターの話などを書いています。

趣味でとどめておく事と、プロとしてやって行く事

2012年07月14日 | アート
昨日に引き続きちょっと理屈っぽいお話

友人のピアノ弾きは最近

「趣味でやっているレベルが一番幸せなのかな~」

と思う事があるそうな。

それも一理あります。
ただ楽しいだけで悩みがあんまりないもんね、イヤなときはいつでもなげだせるし。 笑
気楽に楽しむと言うのは決して悪い事ではありますまい。
趣味でやってんだから楽しくなくちゃ、ストレスになってしまいます。これでは本末転倒。
辛い趣味なんていやですもんね。

ただそこにアーティスト気質が絡んでくると話はちょっと違ってきます。

プロだろうがアマだろうが、趣味だろうが仕事だろうが、表現したいという渇望を満たさなければ気が済まないんだから、
心の葛藤はふか~~~~くなります。

そして凝り性だったり、完璧主義者だったりするともう事態は泥沼化。

趣味でやっていたはずなのにいつの間にか気がついたら人生はガタガタ、精神を蝕む事もなきにしも・・・・。笑

まあ、そこまで趣味でアートや音楽にのめり込む人は居ないと思いますが。笑

ただやっぱりプロは違います。

趣味でやっているレベルを突き抜けたところに違う醍醐味と苦悩があるんですよね。

時には人生も、精神も 生活も がたがたのぐちゃぐちゃになったりします。

それでも止められないんですよね。

結局 趣味でとどめておく事と、プロとしてやって行く事と どっちが幸せだろうと思うと答えは難しいです。

プロの濃い世界に踏み入った喜びは大きく捨てがたいけど、経済的にも精神的にも

波乱万丈っす~。

う~~~~~~ん。

時には波風の立たない人生を送りたい。と真剣に思ったりなんかもするけど、
まあ、いくら理屈をこねくり回してみても結局こんな風にしか生きられないんだから
仕方が無いか。

と自分を納得させてあきらめる今日この頃です。

要はね、そんないい訳をしたかっただけなのよ。えへへ。







コメント
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