7/26(日) 「・・・そして稽古へ」

・・・そして稽古へ！　(つづき)


和やかな休憩から一転。
緊張感の漂う空気の中、演出の多々良氏による

「用意・・・・はい！！」

の声と共に稽古再開。

昨日は初めての通し稽古でした。
小原氏も書いている通り、この作品の全体像を実際に、心と身体で感じることが出来ました。
自分が出演するシーンの位置付けやバランスを確認して、いよいよ演技を固めていく段階に。

今回、僕はサプリ作品に初参加なわけですが、
いわゆるプロデュース公演なので、いろんな人が集まっています。
演技経験は様々、だから芝居の作り方も、役へのアプローチも人それぞれ。
それがとても面白い。
そして刺激になります。


今日、演じていて、ふと昔、先輩に言われた言葉を思い出しました。

「稽古の時は観客を感じ、板の上では稽古場のように。」

気が早いと思われるかもしれませんが、千秋楽まであと２１日。
しかし、それぞれのシーンを演じる回数って、実はもう、数える程しかないような気がします。
稽古といえども、そのシーンを演じる１回１回を、大切にしていきたいと思います。
一歩でも、納得のいく演技に近づけるように・・・。

是非とも、我々の集大成を観に来てください！

それでは、劇場でお会いしましょう！！

楠田敏之