

『ビートルズバラード・ベスト20』
この駅売りのCDのようなタイトルの編集盤こそ、ビートルズとの本格的な出会いとなったタイトルである。
原題をThe Beatles Balladsという、1980年に発売されたこのタイトルに出会ったのは、1988年のことだったと思う。
兄が中学校で聴いてきて気に入ったYesterdayを、家でも聴きたい時に聴けるように、ということで母親がデパートで買ってきたものと記憶している。
当時、父親所有の立派なステレオ・システムが家にあったものの、ターンテーブルの駆動ベルトが切れていたため、カセットテープでの購入であった。
Yesterday
Norwegian Wood
Do You Want To Know A Secret
For No One
Michelle
Nowhere Man
You've Got To Hide Your Love Away
Across The Universe
All My Loving
Hey Jude
Something
The Fool On The Hill
Till There Was You
The Long And Winding Road
Here Comes The Sun
Blackbird
And I Love Her
She's Leaving Home
Here,There And Everywhere
Let It Be
一曲目がYesterdayということで、母親の目にも止まりやすかったのではないかと思うのだが、Yesterday収録ということでいえば赤盤が、同じ一曲目がYesterdayのLove Songsがデパートに置いてあった可能性もあるが、二本組であったであろうそれら二作品に比べると、一本物で買いやすかったのかもしれない。
Love Songsとの被りが多いが、見事な選曲だと思う。
兄が流しているのを聴いていて気になる曲があったため、兄が家にいない時を見計らってテープをダビングし、父親から譲り受けたWALKMANで聴いたりしていた。
当時小学生だった自分の琴線に触れたのはFor No Oneだった。
2022年現在公式では未CD化であるが、ブートCDは数種類存在し、当然のように押さえてある。

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