花の どこどこ日記 

ふと思ったことや思いついたことをとりあえず書いておきましょうか。

花は流れてどこどこ行くの~♪

「うれしく思います。」って、、、

2011-07-02 14:59:08 | Weblog
最近、テレビで事あるごとに
「うれしく思います。」
と言っているのを見かける。
おかしくない?

もう10年ぐらい前に現天皇が何かの時にコメントに「うれしく思います。」と言っていたのだけれど、それからこの言葉が世に氾濫するようになったようにと思う。
天皇が嬉しいという感情を直接表出するのを避けて「思います」をつけるのはわかる。

しかし一般下々の者が何をもったいつけて「うれしく思います。」なんて表現をするんでしょうね~
天皇が使う言葉として正しくても一般の人が使ってはおかしな言葉だ。
嬉しいです、喜ばしいです、でいいんじゃないの?

最近は「嬉しいです」という表現を聞くと手を打つほど嬉しいです。
古いけどサッカーの本田選手が「うれしいです。」と言っていたのが印象深かった。

電力会社の儲けの仕組み

2011-06-11 23:21:15 | Weblog
とんでもない大震災が起きてしまった。
被災地の方のご心情はいかばかりかと思うと言葉がありません。
亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

それにしても、地震、津波のうえに原発事故まで追い打ちをかけられるとは。
村上春樹が「もっと原発にノーと言うべきだった、我々は効率を求めすぎた、」と演説をしたらしい。
たしかにそうだが、少し違う点もある、というか付け加えたい事があると言ったほうが正確か。(偉そうに)

我々は電力に関して効率など求めてはいない。電力会社と国が原発は安全で安いので効率的だから推進します、といって原発をこの狭い国土に50基以上、世界第3位の原発数を誇る国にしたのだ。

なぜ、電力会社は原発を作りたがるのか。
儲かるから。
なぜ儲かるのか。
なぜなら原発はお金がかかるから。
なぜお金がかかれば儲かるのか。
なぜなら費用がかかれば、かかるほど利益が大きくなる仕組みだから。

普通の会社なら費用が増えれば、それだけ利益が減る。
しかし電力会社は逆なのです。まず費用を出しそこから一定の利益率を計上して電気料を決めてよい法律になっているのです。

100円のコストに1割の利益なら10円の利益をつけて電気料を決める。
10000円のコストなら1000円の利益をのせて収入にできる。
つまりコストが大きいほど利益も大きくとれる。

火力、水力発電より比べ物にならない費用のかかる原発を作ったら、利益も比べ物にならないほど大きくとれる。なにしろコスト削減なんかしたらしたら利益が小さくなる仕組みですから。

しかも原発の立地地域には国が多額の交付金を払うという後押ししてくれて、事あればこれまた国が災害の損害補償はしてくれるという嘘のような法律もある。

それなら、安全の為にはお金を惜しまないのかといえば、マグニチュード7以上。津波の高さ7メートル以上があった時にはどうするのかという質問には「それは想定不適当問題です。」という落語のような答えだったという。
国への説得のために安全のための見積もりは高く出せなかったのだろう。

確かに、こんな政治を許してきた我々は効率を求めすぎたと自省すべきなのだろう。

以上が村上春樹の演説に関連した思いだが
おかしな事だと思う事をもう一つ。

企業が生産拠点を東北から西日本に移す動きがあるという。
この地震は1000年に1度の地震ですよ。つまりもう1000年は大地震がない確率が大きいという事ですよ。
それにひきかえ関東以西は巨大地震の可能性はまだまだ残ってるんだし。
東北のほうが今となっては安全じゃん。なんでまた危険な方へ工場を移すのでしょうねえ?

どうする八ッ場ダム

2009-09-21 00:55:27 | Weblog
やっと、自民党を倒した!
自分の言葉で話せる閣僚たちが揃っていた事に新鮮な驚きを禁じえない。
こんな当たり前の事に驚くほど、自民党は延々と質の悪い大臣を次々と産み出していたのだ。
とにかく、まずはよかった、よかった。

しかし、政権移行の問題は山積している。
まず八ッ場ダムの工事は中止をしていいのか。テレビ報道を見る限りここまでしたなら続行するのが良識ある選択であるように思える。

まず新しいダムが観光地となるという地元の人の意見は、自分ではその意見の馬鹿馬鹿しさがわかっていて自分では言えない誰かに言わされている、または思い込まされているのだろう。

次に、公共事業のもたらす当面の経済効果は、今までの工事の撤去という公共事業に代えることができる。
ダムを作ってしまえば経済効果どころか永遠に莫大な予算を注ぎ込まなくてはならなくなるのだ。

水がめとするには、水質はどうなんだろう?
以下のリンクにこんな意見があった。
http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/entry/1230873/

止めたほうがいい事業を目先の事情で続けていては、やったもの勝ちの前例を作る事になる。
それでは政権交代をした意味が半減されるのだ。
よく精査をして本当に必要な事業しか次政権に引き継がれないのだ、という良い前例を作ってほしい。

前原さん、踏ん張りどころですよ。間違っても後ろで自民党と手を結んで工事続行のゴーサインを出す時期を見計らったりしないで下さいね。

臓器移植A案

2009-06-20 22:43:09 | Weblog
  (写真は黒法師)

臓器移植に関するA案が衆議院で可決された。
A案というのは14歳以下の子の臓器提供は本人の承諾なしに親の承諾でできるらしい。

心肺が動いている子の臓器を取り出すの?
そうしてもいいという親がいるとも思えないけど、親にもいろいろあるのだろう。

回復見込みがないからと、死んだ事にしちゃって、その死んだ事にした人の臓器で他の人が生きる?

変だ!

難病の子をどんな事をしても助けたいと言う親の気持ちは解かる。
それを見て、何とか助けたいと人肌脱ぎ募金活動をする人の気持ちもわかる。
それが美談として報道され、多くの善意が寄せられる。

そんな中、臓器移植に疑問ないし反対の声はあげられない。
子供を助けたいと言う気持ちが解からない、善意のない人ととられかねないからだ。
海外での移植も難しくなったから、難病の人を助ける為に、という大義名分には、さらに異を唱えずらい。

多分そのせいだろう。臓器移植に反対の声は聞いた事がない。

例えば遺伝子組換え大豆、この生産自体に反対している人は多い。その理由は人体への悪影響という実体的な理由もあるが、生命を、大きく言うなら自然の摂理を人間が操作しようとする事への危惧感があると思う。
その危惧感は生命倫理に根ざすものだ。

他人の臓器を移植すると言う事は、ひとつの固体に二つの生命を宿らせる事になりはすまいか。(これも美談として報道されるのしか見た事がない)
これを治療の一環として、かたずけてしまっていいのだろうか。

この点に私は結論を下せるほどの見識はない。
だからこそ、もっと議論を重ねてほしいのだ。
いろいろな考えを聞きたいと思う。

人間の死をいつと捉えるべきかとか、何歳までは親の承諾がいらないとかの、臓器移植ありきの議論は、前提の臓器移植の是非の議論が抜け落ちてしまっている。
本当に議論は尽くされているのだろうか。

漢検て何か悪い事したの?

2009-04-15 23:41:30 | Weblog
漢字検定協会が、文部省とマスコミから叩かれてるけど、、
なんで?

どうやら儲けすぎだからけしからん、という事のようだけど。。
そんな事いったら、他の民間の検定なんかどうなのさ。
例えば同じく民間資格試験の宅建なんて1万近くの受験料を払った上で、受かっただけでは合格者というだけで使えません(何のこっちゃ)と、また資格試験を受けさせられて、この資格試験は受講が必須で最低でも3万かかり、さらに何年か毎に登録の更新料をとる仕組みになっている。
受験料だけでなく、今までのものすごい量の合格者からも定期的にお金をまきあげているのだ。
その儲けからみたら漢検なんて、屁(失礼)でもないでしょ。

なんで、狙われちゃったんでしょうね~
脱税したわけでもなさそうだし、違法な事したわけでもなさそうだし。


ファイナンシャルプランナーという資格試験を去年受けたんだけど、国家資格なんだか、民間資格なんだかよくわからないへんな仕組みだった。
もともとは、民間資格一本だったところへ、あとから国が入り込んだのがその理由のようだ。
私が受けたのは国家試験ということだったので、そのつもりでいたら合格証書には、「厚生労働大臣指定試験機関 社団法人金融財政事情研究会理事長 吉田正輝」が発行したように書いてあった。
これって何なの? 
国家試験なの?民間試験なの?
商工会議所では、簿記とかその他の資格試験やってるけど、商工会議所発行の合格証だよ。

しかも合格者には年会費を払う会員になれ、というお手紙がその「金融財政事情研究会」というお役人がつけそうな名前のところから来る。

ファイナンシャルプランナーは、今でも純然たる民間の試験があって、民間の試験のほうが権威があるらしい。それで国家資格の1級をとってもその民間の1級をとらなきゃ正式にファイナンシャルプランナー1級とはいえないらしい。
察するところ、ファイナンシャルプランナーの国家試験枠を国が後からつくらせてもらったのではないか。そこには何か厚生労働省の意図するものがあったんでしょうね~

漢検は何か文部省の意図するところ、ご意向に従わなかったのかもね。
だって、なーーんも悪い事してないのに、こんなに叩かれるなんておかしいじゃん。

受験料は安くするって言ってたんでしょ?だったらそれでいいじゃん。
受験料がいくらだか知らないけど、読みや漢字の採点は、マークシートっていうわけにはいかないんだもの、お金かかるんじゃないの?
他の資格試験ってマークシートなのに何であんなに受験料高いの?さぞかし儲かってるんでしょうね~~

西松建設の裏金はどこへ?

2009-03-06 03:01:11 | Weblog
小沢一郎議員の秘書が逮捕されての報道が、、、変だ。

献金(政治資金規制法)についての立件ではある様なんだけど。
まるで、贈収賄事件(疑獄事件)のような報道だ。
贈収賄となると、刑法のれっきとした犯罪だ。

公務員が金員(賄賂)を受け取り、職務上の権限を行使して便宜を図るのが(あまり正確ではないが)贈収賄なんだけど、野党の議員にたとえ党首といえども、職務上の権限を行使して公金を使う工事を受注させる権限などあるはずがない。
つまり、賄賂にならない以上贈収賄事件になんぞなりようがないのである。

それを、あたかも贈収賄事件の疑いがあるような報道である。
いわく、岩手での工事がやりやすくなるための献金であった、という西松建設側の証言。
それは、西松建設の思惑だろうけど、企業の献金としては普通の動機じゃね?

そこでだ!
小沢サイドからからの請求があったことにすれば、「岩手の工事がやりやすくなると思って」と合わせれば、まるで賄賂の請求をしたかの様な印象を与えられる。。。という寸法だ。
頭いいね~
どうせ、国民は誰に贈収賄が成立するやら、わかってなくて国会議員が地元の工事にからんで献金させたといえば、賄賂と思うから、、
馬鹿にされてるもんだ。

それにしても、献金では自民党議員が、ずいぶんと問題になったと思うけど、贈収賄が、成立しているかのような報道がされた事あったけ?それで秘書が逮捕された事あったけ?事務上のミスで済ましていたような気がするんだけど。

更に、それにしても。
西松建設が外為違反をしてまで裏金を作っていたのは、何の権限もない野党議員に、はした金の献金する為とは、、考えられないよね。
他に献金したという自民党議員は、小沢議員より金額が少ない様だし。
普通に考えれば、受注に実効性のあるところに賄賂を贈るための裏金づくりだったと思うけど。

そっちの捜査はどうなってるのさ。
これも普通に考えれば検察と西松建設の間で何か、、、、
検察は何のためにそんな事を、、、、

ひとつ注意すべきは、ここで企業献金ないし政治資金規正法の良し悪しと今回の捜査をごちゃまぜにして議論しない事だ。
野党議員も献金を受けた云々と言っていたら
「政治不信を招いて残念です。」
とコメントしていた自民党議員は笑いが止まらんでしょ。

検察が絡んだ以上、あくまで違法性があったがどうかが問われるのである。
そして違法性がなかった時にも検察ははっきり公表すべきでしょう?ここまでやったんだから。
もちろん、違法性があった時にも、どの点で違法だったをはっきりさせて欲しい。
あたりまえの要求でしょ?



自民には波及しないんですと。あ、1部のパー券だけは波及したみたいだけど。
政府高官が言ってるんですから!http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009030501000792.html

責任を感じてるんですと。

2008-10-02 00:58:43 | Weblog
お昼過ぎごろ、何の気なしにテレビをつけたら、民主党の鳩山幹事長が、国会演説をしていた。
力のこもったいい演説だと思った。
この中で、麻生総理が所信表明演説で民主党に質問をする事の筋違いを指摘していた。
なるほど、質問は野党がするのが国会運営上の常道だよね。
総理自ら、国会運営のルールを破ってまで民主党の攻撃に終始してるから、他の閣僚も後に続いて、見苦しい限りだ。

その後、外出してカーラジオを聞いていたら、NHKのニュース解説の人が、「民主党の主張している予算の立て方を変えるという事は自民党でもできるんだから、政権を民主党に変える事はない。」と言っていた。
この御仁は本気で自民党にできるとおもっているのだろうか?

誰も、民主党になったら、その掲げる政策が直ちに実現するとは思っていない。
ましてや民主党にばら色の夢をもっているわけでもない。
でも、これ以上自民党に政権を握らせておけば、自民党と官僚とそれらに癒着したものだけが肥え太り、多くの国民が苦しみ、国の借金が増えていくだけという事は確かだ。

政権を変えるという事は、これにとりあえずでも待ったを掛ける効果があるのだ。
60年の長きに渡った政権の腐敗は恐らく私たちの想像を超えているだろう。


麻生総理は自民党は責任政党であり、責任をとれるのは自民党だけだという。
しかしこの総理の言う責任とは何なのだろう。
「中山大臣の任命責任が総理にあるとお考えですか?」
というぶらさがりでの記者の質問に
「責任は認めていますよ。」
と、笑って答えていた。
それで、、、、総理はどう責任をとったのだろう。
このお方の考える責任とはこういう事なのだ。

総理!
自民党は、日本を借金大国にした責任だけでもとってほしいんですけど。
ア、普通の意味の責任ですよ。

我が窮状

2008-09-30 20:54:10 | Weblog
ジュリーの「わが窮状」聞いてみたけど、、、、

驚いた!

いい出来で。
もろに9条を歌を作ろうとすると、アジビラの様な歌詞になりがちになるんだけど。
見事にそれは回避しているし。。
メロディーもアジ演説ふうにならないで、しんみりと心にしみる様でよかった。

昔、沢田研二好きだったけど、あの頃はキラキラしたジュリーが好きだったし、薄っぺらなキラキラしたものしか関心もなかった。多分ジュリーもそうだったと思う。

でも、それでは済まなくなってしまったのは、年のせいばかりだろうか。
ずっと何も考えずに過ごせたら、それはそれで幸せな事だけど。
考えなくてはならない事がある時には、考えなくちゃいけないんだよね。

この歌が、たくさんの人の耳に届くといいな。

朝鮮への植民地支配はなかった??

2008-07-12 01:05:09 | Weblog
全然知らんかったんだけど下関の教育長が「朝鮮への植民地支配はなかった」と言ったそうだ。
ありえないと言うべきか、ありそうな事と言うべきか。。。
とにかく撤回をさせるべきだよね。そこまで曲げるんでは。

『海』の編集委員が抗議運動をしています。
umi1990@hotmail.co.jp へ件名「賛同します」として、本文に名前を記入して、メールを送れば署名になります。
12日が締め切りだそうですので、心ある方、急ぎお願いします。
私も教えられて知ったのですが、お知り合いにもお声をかけて下さい。
以下、転載します。

  

6月26日、山口朝鮮学園の補助金の増額を求めに訪れた理事長や保護者に対して下関市の教育長が、「朝鮮の植民地統治は歴史的事実に反する」と言い、その後の記者会見では「日韓併合は対等」と言ったのだそうです。
歴史認識についての間違った発言は残念ながら珍しくも無いのですが、だからと言って見過ごさずに日本人の責任において一つ一つ正していくことが必要だと思います。
下関市の市民の方が抗議文への賛同を呼びかけていますので、みなさんそれぞれにご検討下さい。

転載大歓迎です。
下関から全国のみなさんへ
【抗議行動と賛同期限の延長について】
下関の行動と言葉をつなぐ『海』編集委会 大谷正穂/廣崎隆一
6月26日に発せられた「朝鮮の植民地支配は歴史的事実に反する」
という嶋倉剛・下関市教育長の歴史改ざん暴言にともに
抗議しようという私たちのアピールに応え、抗議文に賛同して下さったみなさんに心から感謝します。
 賛同は個人・団体ともどんどん増え、7月8日午後15時現在、
実に〈340件〉に達しました。
 頂いたひとつひとつのご賛同を、抱きしめています。

 7月6日、この件で市民運動の会議が開かれ、次のことが決まりました。
●私たちの抗議は7月14日(月)に行ないます。嶋倉教育長への抗議
申し入れは、全国から集まったみなさんの賛同の連名で行ないます。呼びかけ人は
「下関の行動と言葉をつなぐ『海』編集委員会」です。
●会議ではまた、下関市役所前での抗議集会や、植民地支配を改めて学
ぶフォーラムの開催などが提案されました。
 従いまして、抗議文への賛同の締め切りを7月12日(土)まで延ば
すことにいたしました。3度目のお願いになり恐縮ですが、以下のアピールをもう一
度まわりのみなさんにお知らせ下さり、一人でも多くの全国の市民が賛同して下さるようご協力下さい。
 嶋倉教育長は電話に出ず、面会も断っています。歴史改ざん暴言につ
いて誰にもまったく釈明しようとしていません。私たちは抗議の活動を強化します。
---------------以下、ご転送ください。よろしくお願いいたします。
●緊急のお願い●
下関の行動と言葉をつなぐ『海』編集委会 大谷正穂/廣崎隆一

 全国の市民のみなさん

 6月26日、下関の嶋倉剛教育長が、山口朝鮮学園の補助金の増額を
求めに訪れた
理事長、保護者に対して、「朝鮮の植民地統治は歴史的事実に反する」
という妄言を発しました。
 また、その日の午後の記者会見でも改めて植民地統治を否定し、かつ
また韓国併合は「対等」とまで発言しました。
 同日、渡海文科相が教育長発言に対して「遺憾」のコメントを出す
と、「政府の見解を尊重する」と態度を急変させましたが、自らの歴史認識の説明、撤回、謝罪はまったく行なわれていません。
 そればかりか、いち早く6月30日に抗議行動を行なった「教育に関
心をもつ下関市民有志」の面談要求に対して、
「政府見解に従うというコメントが回答。
他の賛否いずれの個人・団体にも、同じ回答である。
従って、いかなる個人・団体とも面談はしない 」と、公務員としての最低の義務である説明責任を放棄しています。
 新聞報道によりますと、任命責任者である江島潔市長までもが、教育
長に謝罪を求めないと記者にコメントし、「事態の収拾といっても、役所の仕事が止まっているという認識もない。一部のマスコミが取り上げて火に油を注いでいるとしか思えない」と、問題を意図的に矮小化しています。
 また、「(教育長は)コメントで政府見解を尊重すると言っているので、それでいいんじゃないか」 などと、開き直りの発言をしております。
 私たちは、これらの発言を断じて容認するわけにはいきません。
 この発言に対して、全国のみなさんの賛同を募り、大きなうねりの抗
議行動をしたいと思っています。
ぜひご賛同頂ければ幸いです。
◆ 関連新聞記事
 下関市教育長「植民地支配は歴史的事実に反する」 『朝日新聞』
  http://www.asahi.com/national/update/0626/SEB200806260009.html
 植民地支配「史実に反す」 下関市教育長が発言 『東京新聞』
  http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008062701000347.html
 植民地支配 認識に溝/下関市教育長発言 『朝日新聞』
 http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000806280002
 下関市教育長「日本の朝鮮への植民地支配なかった」と発言 『読売
新聞』
  http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080628-OYS1T00273.htm 山口・下関市教育長:戦時下の朝鮮半島、植民地支配「事実に反す
る」と発言
  『毎日新聞』
  http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20080627ddg041040007000c.html
 下関市教育長の植民地発言:在日社会に波紋「支配は事実に反する」
発言受け
  /山口 『毎日新聞』
  http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080628ddlk35040535000c.html■嶋倉教育長への抗議と要求の内容
1,あなたの「朝鮮の植民地統治は歴史的事実に反する」という発言
は、いかなる歴史認識に基づくのか、明確に説明すること。
2,日本の朝鮮植民地統治は史実であり、あなたが教育行政をする、下
関市の小・中学校で使われている教科書にも「植民地統治」であったと書かれています。
 従って、早々に発言を撤回し、発言により傷つけられた全国の市民に
謝罪をすること。
3,あなたの「政府見解に従うというコメントが回答。他の賛否いずれ
の個人・団体にも、同じ回答である。 従って、いかなる個人・団体とも面談
はしない 」という主旨の発言は、公務員として最低の義務である説明責任を放棄した対応であり、断じて認めるわけにいきません。自分の発言には責任を持って市民と面談し、きちんと説明すること。
4,あなたは「朝鮮の植民地統治は歴史的事実に反する」と二度も発言
し、その発言の撤回も、謝罪もなく、かつまた説明責任をも放棄しています。
 そのような人物が、下関で育っていく子どもたちの教育に携わること
自体異常であり、教育長という職に不可欠の資格をまったく欠落していると断ぜざるを得ません。
 従って早々の辞職を要求します。
■具体的なお願い
1,私たちの抗議行動の賛同者・賛同団体になってください。抗議の申
し入れ書を賛同者・賛同団体の連名で提出します。
2,このアピールを自由に転載・転送して賛同を広げてください。
賛同形態は
*個人名+(肩書き・県・市町村) 
※ 肩書きがありましたらぜひどうぞ。
*団体名+(県・市町村)
*会名(県・市町村) 個人が数名集まって、
任意の会の名前でもOKです。
◆◆◆ 送り先 umi1990@hotmail.co.jp◆◆◆
■ ご賛同は、7月12日(土)までによろしくお願いいたします。
■ 嶋倉教育長に抗議の声を届けてください。
《抗議先》
 下関市教育委員会嶋倉 剛 下関市教育長
 江島 潔 下関市長
 住所  〒750-8521山口県下関市南部町1-1
 電話  083-231-1111(下関市役所・代表)
  083-231-1560(教育委員会教育政策課)
 FAX 083-222-8333(教育委員会教育政策課)
 メール kisomuka@city.shimonoseki.yamaguchi.jp (教育委員会総務課)
以上、よろしくお願いいたします。



光市事件で思うこと

2008-04-16 00:10:28 | Weblog
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080415-00000971-san-soci

光市事件の報道は感情的だったという意見書が放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会から今頃出た。

ああいう事件には普通の人は拒否反応というより嫌悪感に近い感情を持つのが普通だ。
その感情を煽り立てれば新聞・雑誌は売れテレビ・ラジオの視聴率はあがる。市民はマスコミに嫌悪感をますます煽り立てられ集団ヒステリーの様相を託してくる。

そんな中では、まともな弁護活動もできようはずもない。そうすると捜査・審理もまともではなくなる。
裁判官も人の子、世間の風潮に抗い、予断を排除するのは難しい。
そんな中で下される審判が公平・妥当でありうるか。

聞けばフランス等では、被疑者が身柄拘束されたあとは、事件についての報道はできないそうだ。

そのような、公正な裁判が担保されるための仕組みがないまま、裁判員制度が始まろうとしている。

裁判員、被告ともに不幸を負う事になりはしないか。
裁判員の評決という大義名分があれば、例えば誤審の時の批判の矛先は免れようが。

私の息子が中学生だった頃、アメリカで私の息子と同じ年頃の中学生の男の子が陵辱された事件があった。その父親が犯人を射殺してしまったので、それがまた事件として日本にまで報道された事があった。
その時は、その父親におおいに共感したものだった。
しかし、今冷静に考えればその犯人とて射殺されていいとは言いきれないのだ。