明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

信じることが全て -嵐 "Love so Sweet" より-

ジャニー喜多川さんが亡くなってから約1ヶ月。

 

ジャニーズには数年前のSMAP騒動以降は興味を失ってしまいましたが

 

2008年〜2011年の間は嵐のファンでした。

 

あの頃の曲はどれも名曲揃いですが

 

一番好きな歌はこの"Love so Sweet"

 

この歌、一見楽しい愛を歌っているように聞こえますが

 

よく歌詞を読んでみると、実は哀しい恋の歌

 

「思い出 ずっとずっと忘れない空 ふたりが離れて行っても」

「思い出 ずっとずっと追いかけた夢 ふたりが遠くへ行っても」

 

・・・二人が離れて遠くに行っていることが前提になっております。

 

「伝えきれぬ愛しさは 花になって街に降って」

「どこにいても君をここに感じてる」

 

相手に愛しさを伝える術がなく、会えないのが前提になっています。

 

明らかに恋愛としては楽しい状況にありません。

 

それでもなお、例の決め台詞はこう言い切ります。

 

「信じることがすべて」

 

主人公が置かれた状況にて、こんなことを言い切るのには勇気がいります。

 

仮にいい状況だっとしても、相手を信じることは簡単ではありません。

 

でも、

 

「信じることがすべて」

 

この曲のサビは、何度もここを強調します。

 

たぶん、この曲のその他の歌詞や展開は、この一言を伝えるためだけにあるんじゃ無いかと思います。

 

ここまでシンプルに、パートナーシップの本質を言い当てた言葉があるでしょうか?

 

残念ながらB'zの作品にも、ここまで一言で秀逸にパートナーシップを言い当てた歌はありません。

 

現実はいろんなことが起こります。

 

相手を信じない方が楽なこともたくさんあります。

 

でも、

 

「信じることがすべて」

 

どんなに思う通りにならなくても、裏切りや拒否に見える応対をされても、

 

それでも

 

「信じることがすべて」

 

・・・この歌詞を書いた人は、ジャニーズお抱えのSPINさんという作詞家です。

 

ネット上でいろんな説が流れていますが、ジャニーズ以外ではあまり活動されていないようです。

 

よく、この歌詞を書いてくれたなと思います。

 

パートナーシップでいろんな課題にぶち当たり、くじけそうな時

 

なぜかこのフレーズがいつも頭に思い浮かびます。

 

そう、信じることがすべて。

 

くじけることもたくさんありますが、それでも人を信じたいと思います。

 

それはすなわち、自分を信じることだから。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

東京は、いよいよ真夏本番ですね!暑いですが、明日も素敵な1日を。

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