毎日朝ドラの「エール」を観ていることもあり
主題歌であるGreeeenの「星影のエール」は発売後すぐにDLしました。
本当はその歌詞分析を書こうと思っていたのですが
「星影のエール」の歌詞は難解と言いますか、まだ伝えたいメッセージがよく理解できず
どうしようかなと思っていたところ
表題曲の"Weeeek"を思い出しました。
この曲は、ジャニーズアイドルのNEWSの曲として記憶されている方が多いと思います。
RUSS-Kという若者向けカジュアルファッションブランドのCM曲でした。
「何系でも無い、RUSS-K」という韻を踏んだメッセージが印象的でした。
ビデオはこちらです↓
https://www.youtube.com/watch?v=1qgZ-vgc9tc
さすが13年前、NEWSの皆さんがめちゃくちゃ若い・・・。
この曲、Newsの曲としてリリースされましたが
聴いた瞬間、すぐにGreeeenの曲だとわかります。
明日っからまた日 月 火
ほら 水 木 回って金 土 日曜
・・・このラップ調のサビからのスタートで
完全に曲調と音域と畳み掛けるようなユニゾンのコーラスが
「もうこれ間違いなくGreeeenの作った曲ですよね?」って思わせます。
で、曲のタイトルを見たら「Weeeek」って・・・
「e」が4個も入ってるじゃ無いですかw
曲名からして「俺作りました!」って
アピってるようなもんですよね
ここまではっきり「俺の曲ですー♪」って主張しているタイトルは初めて見ました。
チーム名をオマージュした曲名をつけて、ジャニーズのアイドルに提供するという
ジャニーズを立てるべき作詞作曲側にあるまじき行動をあっけらかんととるGreeeenは
間違いなく大物だと思いました。
今回「星影のエール」に続いてGreeeenオリジナルのWeeeekもDLして聴きましたが
曲の雰囲気がNEWSバージョンとほぼ一緒です。
以前「白い雲のように」の歌詞分析の記事で書きましたが
作った側が歌うと全然歌の雰囲気が変わるのが普通なのですが
このWeeeekの場合は、NEWSが歌ってもGreeeenが歌ってもほぼ曲の雰囲気が一緒です。
それは、おそらくNEWSとGreeenの世代がほとんど同じことが影響していると思いました。
この曲のモチーフは、社会人2−3年目くらいの若きサラリーマンが懸命に過ごす1週間を
歌った内容でして
それは、当時20代後半だったGreeenが数年前を振り返って書いたと思われますが
当時20代前半だったNEWSにとってはまさに現役の内容でして
お互いがリアリティを持って歌うことのできる歌詞だったからだろうと思います。
一番印象に残っているのはこのフレーズです↓
大人になるってどういうこと?
外面良くして35歳を過ぎた頃
俺たちどんな顔?
カッコいい大人になれてるの?
・・・いかにも若者らしい不安ですね笑
私も若い頃同じことを思っておりました。
さてそれから13年
Greeeenは今30代後半〜40代に近くなり、NEWSは30代になりました。
どんな顔していますか?
カッコいい大人になれましたか?
私も35歳を優に過ぎた大人ですが、一つだけわかっていることがあります。
35歳を過ぎてもたいして大人にはなりません笑
緊急事態宣言で外出自粛が叫ばれる中でも、テニスをしたければコソコソとやってしまいます。
教室の掃除当番をサボって部活やバイトをしてしまう高校生と一緒です。
パチンコ屋さんの開店待ちに並んでいる人々のことだって、決して笑えません。
(そういえば、パチンコ屋さんは続々と営業再開していますね・・・)
みんな自分がやりたいことのために、あれこれ理屈をつけて正当化してるだけです。
本質的には、大人も子どもも同じです。
若かりしGreeeenとNEWSが問いかけた「大人になるってどういうこと?」にお答えするなら
「人は大人になんかならない」って気づくこと
・・・だと思います。
なんだか、オバケのQ太郎のサビみたいなしょうもないオチになりましたが笑
(こちらの曲です↓)
https://www.youtube.com/watch?v=KuRR6PRojuw
サントリーのCMの「大人エレベーター」みたいな立派な内容じゃなくて恐縮です笑
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。