山女!気分で歩く

山歩きの記録。単独だったり、山友と登ったり。どちらも楽しい。
冬季はスキーかバックカントリースキーも!

宮之浦岳

2020-11-18 15:00:00 | 登山
思い切って屋久島へ行ってきました。
Go To トラベルで安く行けるチャンス! コロナが落ち着いたていたころに予約しました。
出発間際にはまたコロナが流行の兆しで少しためらいはありましたが行ってきました。
この時期の遠征や旅行に対しては賛否両論あると思うし、事情がそれそれ違うので気分を悪くされる方は読まないでください。

1日目 3泊4日で11月の3連休の初日には戻ってくる計画。
平日出発なので羽田空港は空いていて、飛行機もソーシャルディスタンスが自然に出来てしまっていて、空席がたくさんありました。
これもある意味心配ですね。
鹿児島から屋久島へはフェリーと飛行機とありますが、今回はプロペラ機に乗り換えて30分ほどで屋久島へ到着。
初日は夕方に着いたので何もできずに宮之浦港の素泊まりの宿へ。
夕食はお宿で聞いたおすすめの歩いて行ける居酒屋さん、「若大将」で軽くお食事をしました。
ここは大正解!お刺身が新鮮でぷりぷり~

店員のお姉さんの接客も素晴らしくて居心地が良かった。
最近怪我する方が多いいので気をつけて山登りしてくださいねと言ってもらったので
元気に戻ったらまた来ます!とお伝えしました。
2日目

淀川登山口までレンタカーで移動。
行動開始は5時の予定でしたが、なんと~~雨が強く降っている。
予報は晴れだったのに・・真っ暗だし、やめておくか?迷いながら行けるところまで行ってみよう!と決意して真っ暗な山道を6時にヘッデンでスタート。
何度か心が折れそうになる。
次第に明るくなって周りが見えてくるとホットしてくるから不思議だ。
雨も霧雨程度になってきた。
やっと晴れ間もあって景色も見えてきた。

変わった巨石がある山をいくつも超えて、アップダウンを繰り返すので長く感じる。
寒いと思っていたが気温も湿度も高くてシャツ1枚ちょうどよい感じなのでレインウェアを着ていると汗だくになった。
何とか宮之浦岳へ10:30頃登頂した。
レインウェアを着ていると悲壮感が漂うので無理して脱いで、偽装の写真を撮った。(笑)

   計画では永田岳へ行くつもりだったけれど、ガスっていたし、疲れていたのでカットして、
宿泊予定の新高塚避難小屋へ向かう。
宮之浦岳へは日帰りも可能で、ほとんどの方がピストンで下山するようだった。
縦走路には誰もいないくて心細い!でも熊がいないから安心だわ~~と歩いていたら

雄の屋久鹿が登山道にいるではないか!
ビックリして立ち止まっていたら特に気にもしないでおとなしく笹を食べていた。
写真を撮れたけれど私と目があったら笹の中に消えていきました。
可愛かったけど、やっぱり野生動物はちょっと怖い。
しばらく晴れ間があって気持ちよく歩いて、やっと避難小屋へ
空いていていいわ~
いや誰もいないじゃん、静かすぎて・・怖い。
テント場にも誰もいません、やばいぞ!
仕方がないので装備を出して寝床を作っていたら年配の男性グループがやってきて、貸し切りは免れました。
ところが、ネズミが出るから注意の張り紙をみて、すべて天井につるすことと。
夜中にゴソゴソ、ガサガサと音がして恐ろしくて寝てられなくて参った。
2階に移動してからは何とか安眠できましたが、お化けより怖かった!
3日目
新高塚避難小屋~縄文杉~荒川登山口へ
6時スタート、朝からまた雨だったが、決意して行動開始。
縄文杉も遠くからしか見れないけれど、なかなかの迫力です。

ツアーや団体さんが荒川登山口から上がってくる前だったのですごく静かに鑑賞できました。

  ウィルソン杉まできたら既にツアー客がたくさんいて大賑わいでした。
下山する私を見て、ずいぶん早いですね!とお声かけられ、山で宿泊して縦走していると伝えて納得されていました。
連休前でも沢山の登山客や団体ツアーが上がってきていました。
長いトロッコ道も片道だったからまだ楽しめました、往復は単調だし、板張りが足の裏に難くて痛いのでなかなかつらい。
インディジョーンズみたいで歩き始めは楽しいのですが。
濡れた木道は良く滑るので、今日は3回はズッコケました。

  
 13:40 荒川登山口到着、もう少しゆっくり歩いてもよかったかな。
怪我なく下山できて本当に良かった!
縦走は車の回収が面倒だけどこのコースは歩いていて楽しかった。
回収方法は4時間以上車道を歩く、これは私的にはなし。
1日に1本のバスを使う、これは1時間半ほど車道を歩く必要がある。
タクシーを使うこと、楽な方法を選びました。

最後の夕食は約束どおり、また若大将さんへ、初日以上にお刺身も料理も大盛で食べきれないくらい。
美味しいから結局食べきり、屋久島の焼酎も飲んで最高の夜でした。
4日目

  午前中の便で帰路に着く。
早朝から晴天!帰りたくなくなる!!
行きの便とは違って連休初日で満席だったよう小さい素朴な空港はごった返していました。
鹿児島空港も羽田空港もなかなかの人出です。
静かな山から帰ってきて人酔いするぐらい野生児になりました。
飛行機で行く旅、登山は最高に楽しかった!
また行こうっと。

常念岳

2020-10-17 11:41:37 | 登山

10/13~14 平日休みを利用して一ノ沢から常念岳をピストン。
駐車場はわかりずらかったけれどなんとかたどり着く、暗いうちに準備してまだ暗いうち5:15スタート。
山の神にて、絶対に熊に会いませんように!と真剣に安全祈願!
この夏はここは熊が出没したのでちょっとおっかなびっくりです。
それでなの?コロナなのか?小屋泊の方も、テント場も人は少なくて、静かでした。


しばらくすると明るくなって安心しながら沢沿いの登山道を登る。
天気は晴れの予報だったのですが・・ほぼガスの中。
途中晴れ間も見てきたの期待しながら登っていく。
2000メートル付近で少し景色も開けてくる。
胸突八丁から少し急登になる。
テント装備なのでベンチを利用して慌てず、ゆっくり上がっていった。
常念乗越、10:30到着。


テントを設営しているうちにガスが抜けて、最高の景色が出現しました。
プシューの誘惑に耐えて少し休憩。
軽いザックになって常念岳山頂を目指す。
11:30 テント場スタートし、山頂13:08到着。

写真を撮ったり行動食を食べたりしたとのんびりペース。
山頂からは北アルプスオールスターズが見渡せた。
日帰りの登山者も多かった。


時間的に余裕があったので山頂で40分くらい写真を撮ったり、眺めて過ごしました。
こんなにゆっくりしたのは久しぶりです。
常念岳は2回目の登頂で前回は、燕岳~大天井~常念岳、小屋泊で縦走しました。
この時は縦走路が最高だったはずが、ガスガスだったので今回は良い天気に恵まれて
歩いたことがある道や、登った山を飽きることなく眺めていました。


テント場ガラガラ、広いスペースに3張程度で寂しいくらい。
日が暮れたら寒さも増して真冬装備の上下ダウン、ホカロンも腰につけたので双六岳の時より良く眠れました。
夜中に目が覚めた時にテントから顔を出したら、最高の星空だった。
天の川がはっきりと見えてました。
私のカメラで撮れないため、画像がないのが残念! 
下山日は、ご来光を見てからテントを撤収。



コースタイムより1時間ほど早く降りてきました。

下山後はやっぱり温泉でスッキリ、お昼ご飯は松本インター近くの
「そば茶屋 松花」お蕎麦はもちろん美味しいし、豪快な山賊焼きも!
ここはおすすめです!

本日は10/17(土) たった二日後だけど涸沢や、槍ヶ岳、立山も初冠雪。
標高の高い山は冬が始まりました。

双六岳、鷲羽岳、水晶岳。

2020-10-06 22:53:31 | 登山


【1日目】
新穂高温泉・・・笠新道登山口・・・わさび平小屋・・・小池新道登山口・・・秩父沢出合・・・シシウドが原・・・鏡平山荘・・・弓折乗越・・・双六小屋テント泊
【2日目】
双六小屋・・・双六岳・・・三俣蓮華岳・・・三俣山荘・・・鷲羽岳・・・ワリモ北分岐・・・水晶岳(黒岳)・・・ワリモ北分岐・・・岩苔乗越・・・徒渉点・・・三俣山荘・・・双六小屋テント泊
【3日目】
双六小屋・・・弓折乗越・・・鏡平山荘・・・シシウドが原・・・秩父沢出合・・・小池新道登山口・・・わさび平小屋・・・笠新道登山口・・・新穂高温泉
10/2(金曜)~10/4(日曜)
憧れの裏銀座へ!
いつかは行ってみたい。
でも遠いし日程も最低で2~3泊は必要ということで、2年前から計画しては天気が悪かったり、休みが取れないなどで計画は延期になっていた。
今年こそはと8月と9月にも計画していたがなぜがタイミング合わない。
10月がテント泊はここでは最後だと思うので思い切って実行しました。
木曜の夜に移動して新保高温泉無料駐車場をゲット、連休や夏のピークが過ぎているのでガラガラか?と思ったけれど6割は埋まっていました。
金曜の朝には8割ほど駐車場は埋まっていました。
1日目、どれだけ歩けるか?不安だったので早朝暗いうちに5時にスタート。

秩父沢あたりで晴天の予感、ここから登りもきつくなって何度も足をつりそうになったり、長くて不安になったりしたが、槍ヶ岳から穂高などすべてがつねに姿を現していて

元気をもらえた。鏡池では素晴らしい景色で少しだけ休憩をとった。
ここから弓折乗越までもヒーヒー言いながらもなんとか双六小屋にほぼ計画通りに13:00到着、テントを設営して一安心。

計画では双六岳を登る予定だったが、その気力は微塵も残っておらず、プシュ~の魔力に負けました。

10月になると朝晩の冷え込みが相当だったが、テント場は風も強くて外に出て炊事することもかなわず、前室でお湯を沸かして、即席ラーメンを作って食べた。
私の寝袋が3シーズン用で性能の問題もあるけれど上下ダウン着こんで寝たがお尻が冷たくて
なかなか寝付けなかった。
持っているのに置いてきた暖かいタイツは次回は持っていこう。
薄いダウンだけだったので厚目でもよかった。


2日目、4時には出発の支度を初めて予定どおり5時スタート、双六岳を巻く予定だったが折角なので登ることにした。
途中で日の出も見れて、良い1日のスタートの予感。


双六岳から三俣蓮華岳へ向かう稜線の美しいこと、鷲羽岳までは足取りも軽く~楽しい!

ここで戻るべきか?悩んだ結果、まだ時間に余裕はあるので水晶までいくことにした。ここで戻った方が私の体力的には無理がなく楽しかったと思う。

水晶岳13時到着、予定より遅れているのであまりゆっくりもできないが、山頂からの雲の平、遠くの山々が全て見渡せた。
山頂からの素晴らしい眺めを堪能して戻ることに。
ワリモ分岐から黒部源流までもくもくと下る。
そこまで下るとまた登り返しがな~。

三俣山荘まで登りがボティブロウように効く、ここで幕営したかった。
本来は三俣山荘を起点にしたかったのだが、今年は9月末で営業が終了した。

ギリギリアウト! プラス2時間辛抱して双六小屋のテント場まで泣きそうになりながらも日没前、1720に戻ってきた。
同じようなルートや工程を歩いていたのは3グループくらいで私の後ろには若いカップルだけ
女性の方が相当疲れていて三俣山荘でゆっくりしていて私が先に帰りました。
多分日没過ぎて戻ってきたでしょう。
テントに付くともう1歩も歩けません! 燃え尽きました。
この夜のレトルトカレーがおいしかったこと。
疲れ過ぎてお酒も喉を通りません。(嘘)
アッという間に蒸発した。(笑)
外は寒くてテントの中でほぼ過ごしていた。
テントから顔を出して私もオコジョ生活です。
隣の男性グループの顔をついぞみないで終わった。
水晶へ向かう途中で足元の岩穴からオコジョがチョロチョロ顔を出していた。
小さいくて可愛い。



3日目、下山。
昼から雨予報だったので、撤収して7時に下山開始。
よくこんなに登ったなぁと思いながら足の痛みを我慢しながらも慎重に下山した。
ほぼ予定どおりい降りてきた。
ソロテントで2泊するのは初めて。
自由だけどリスクがあって仲間や友人と行くよりいつも以上に慎重に計画して、遭難や怪我などしないように気をつけました。
ソロだと仲間の有難さや、アドバイスがないことなどに気が付けるけれど、どこまでも自由なんだよね。
次は雲の平にテント泊したいな。

木曽駒ケ岳

2020-09-15 20:56:27 | 登山
9/14(月) 木曽駒ケ岳&宝剣岳

菅の台バスターミナル~しらび平ロープウェイ~千畳敷~中岳~木曽駒ケ岳~宝剣岳~千畳敷
2018/7に1泊で避難小屋利用で空木岳は行ったのですが、木曽駒ケ岳はスルーしていたので
やっと行ってきました。

朝から青空!天気は最高の予感。
菅の台バスターミナル~しらび平ロープウェイ~千畳敷
平日でこの時期はバスの始発が7時でした。
夏休みも終わって、紅葉もまだなので空いてると思ったけれど結構な登山客で1便は100人以上並んでいました。

なんとか始発で山頂駅へ!
空いているうちに中岳を経由して木曽駒ケ岳に登頂。
またまた絶景~!

山頂で30分ほどのんびり過ごしてから宝剣岳へ!
ちょっとした岩登りと鎖場があり、スリルを楽しみました。
ここはお好みでスルー可能です。

混雑する山頂ではみなさん熱心に岩に挑んで写真撮影!
私もタイミングよく撮影してもらっちゃった!
この上には足がかりもないし、怖くて到底登れないよ~~

快晴の山歩きは最高ですね。
サクサクっと降りて13時にはバスターミナルへ戻ってきました。
バスやロープウェイのコロナ対策が心配でしたが。
検温の上にマスク着用と窓開放としっかりと対応して頂いてました。
前回の某アル〇コ交通とは違って、安心感がありました。

ホシガラスが飛んできた!奇跡の1枚です。
次の山も楽しみ~!

焼岳

2020-09-02 20:16:53 | 登山
2020/8/31 焼岳

ルート:新中ノ湯ルート

焼岳登山口〜中の湯新道分岐〜焼岳北峰のピストン。



夏が終わってしまう前に、もっと山登りがしたかったのですが、

予定している日程では、その山域の天気予報が良くないのです。(泣)

小屋泊まりなら行けそうですが、テン泊で行くつもりだし自分の今のスキルではこの天候でのソロ連泊は自信がありませんでした。

そんなわけで断念!

ところが天気が好転してきました!

日帰りで楽しめるアルプスはどこか・・・??

「そ~だ、焼岳に行こう!」

2014年に1度登ってますが、その時はガスガスで景色は何も見えませんでした。

その時、誘ってくれた友人によると、山頂からの景色は素晴らしいとのことでした。

未練のある山行き、トレーニングにもなるので再チャレンジする事にしました。

早朝から星空も広がり晴れの兆しです。

平日なので登山者は少ないと思ってましたし、熊の心配もあるので先頭は避けたいなとおもっていると。

1組目がスタート。私も5:30スタートです。

1時間ほどは樹林帯をゆっくり登りました。標高約1600mで早朝だったのでさほど汗もかきません。

旧道、中の湯ルート(通行止め)との分岐から一気に景色が広がって

ごつごつした岩、山頂が見えてきます。

ここで最初の休憩と思ってましたがさほど疲れてなかったのでゆっくり歩き続けました。

硫黄の匂いのするガレ場を登って。07:45 焼岳北峰登頂です!


今回は快晴の山頂から360度丸見え!
上高地も槍ヶ岳も!笠ヶ岳、遠くには双六岳、鷲羽岳でしょうか?



いつまで見てても飽きないくらいの素晴らしい景色でした。

30分ほど山頂で過ごして下山開始です。

途中、沢山の登山者に会いました。コースタイムが短いので平日でも人気があるようです。

10:30 登山口に戻りました。



先週のテン泊登山は身体もきつかったのですが、日帰り登山は装備も少なく足取りは軽〜く、羽が生えたようにまだまだ登れる気がしました・・・・



帰りの移動は、そのまますぐ帰るつもりでしたが時間もあるので、カモシカスポーツ山の店松本店に寄り道。

あれもこれも欲しいものばかりだったのですが、今回は我慢しました。



それと「十字路」というカモシカスポーツお勧め洋風レストランでランチ

ボリュームもあるし、美味しかっよ。

さて、次はどこの山行くかな?

双六岳、黒部五郎岳、水晶岳に行きたいな~~!