ねむのき

夢は結婚して幸せな家庭を築くこと。
地道で堅実な夢を大事にします。
すこし寂しがりやさんかもしれません。

オペラ座の怪人

2005-11-03 18:23:18 | Weblog

芸術の秋・・・ってわけでもありませんが、
読書と映画の休日でした。

映画。
少し肌寒くなってきた今時期、ロマンティックに行きましょってことで
「オペラ座の怪人」をセレクト。
<どうせ 独りで観るんだけどさーーー   ゜д゜)孤独死・・・

私が初めて劇団四季の「オペラ座の怪人」を観たのが
おそらく '93年。JRシアター札幌にて。
母の知人が四季のシアターアドヴァイザーなるものをしていて
少し安くチケットが手に入るというので 何気に観た舞台でしたが
舞台がハネた後も涙が止まらず席を立てなかったくらい
ずっしりと響く作品でした。
<その日の怪人役は沢木順さん。
 この日を境に四季の会会員となった私は
 後に「ジーザスクライストスーパースター」のユダ役としての
 沢木氏に再会(もちろん一方的な再会だが・・・)。
 あんまり二枚目じゃないんですけどね・・・素晴らしい役者さんです!

'95年にはロンドンでも観て、英語版サントラCDを購入。
もちろん日本語版サントラCDも購入済み。
それほど愛しても舞台はそれきり観る機会なく、
寂しい思いをしていた時に映画化ですよ!

もちろん映画館でも観ました。
エミー・ロッサムは歌唱力のみならず
クリスティーヌの初々しさや愛情深いところを細やかに演じきっていました。
最適なキャスティングに最強の映像技術、最高の楽曲たちに彩られて
舞台のよさを損なわず、・・・どころか
舞台で再現するのは難しい箇所を 映画の利点を生かして難なくクリア。

舞台では、所詮背景は舞台”装置”でありますから
 壮大なオペラ座の内部、とか
 屋上、とか
 地下の湖、とか
 墓地(屋外)、とか ・・・
想像力で補うのも限界ありますからーーーー!って感じで。

映画はその部分で舞台を超えたかもしれません。
<特に屋上のシーンは映画版のほうがずっとずっといい出来です!

 

さて・・・
今回DVDを再生するにあたり、あるひとつのことを思い出しました。

映画のクライマックス、
 怪人が自分を選ぶか、さもなければ恋人ラウルを殺す、さあ、どうする!と
 クリスティーヌに迫るシーンなんですけれども
ここは怪人、クリスティーヌ、ラウルが3人同時に歌うので
その詳細を聞き取りにくいところであり、
字幕をつけるのも困難な箇所だったと思うのですが

映画館で観た時、ラウルの台詞は、
 「僕を見捨てないで」だか「僕を裏切らないで」だかいうような内容・・・
正直、え?!って思ったんですよね。

えー? ラウルにこんな命乞いみたいな台詞あったーーー?!
ってすっごく不思議だったんですけど・・・

DVDで確認したら、そんな字幕はありませんでした。
ますます???となってちょっと調べてみたところ、
映画「オペラ座の怪人」字幕改善員会 なるサイトを発見!

やはりあのクライマックスシーンのラウルの台詞
映画では「ぼくを裏切らないでくれ」
DVD化の段階で修正が入り
 「君を失えば 僕は終わり」 に書き換えられた模様です。

「オペラ座の怪人」問題字幕総覧 なんて
凄い詳細なものまでありました・・・ネ申..._〆(゜▽゜*)
ざっと目を通してみましたが、うなずける箇所がもりもり!
記述もとても整理されていて読みやすいです。
英語に関心がある人は ぜひ見よう♪

とりわけ ちょっと プ、って思ったのが
ラウルとクリスティーヌが想いを通い合わせる
第一幕のクライマックス・屋上シーンの台詞なんですが
ラウルの言葉に
  ”Let me be your shelter, let me be your light. ~ ”
ってのがありまして、
・・・まぁこのくらいでしたら英語のまま聞き取れるので(字幕見た記憶なし)
  Let me be your shelter!! 言われてえぇぇぇ~(〃▽〃)キャー♪ とか
勝手にメロってたんですけど(映画館で)、 ここ・・・
こんな字幕ついてたんですね・・・

 

【僕は君のやすらぎの宿】

 

・・・・・・・・。

や、「宿」? 
「宿」て・・・・・・・・・・・・・・・・・。

前出サイトでもこのように↓酷評されており、個人的にウケました。
いや、あなたの評に賛同っす・・・

*****

演歌ではあるまいし、「やすらぎの宿」とは和風すぎて違和感もはなはだしい。
多くの人から失笑を買っているのも当然。
代案:僕は君を守る砦

 

 

追記:
(上のリンクをたどっても行けますが)
      ここのAA、可愛いから ぜひ見て!


もすかう・・・

2005-11-02 22:49:07 | Weblog

職場の隣席の方に、「もすかう」を教えていただきました。

明日は祝日ということで、定時を回ったと同時に
皆そそくさと帰り支度にいそしむ中、
こっそりと SOUND ONで視聴・・・
<職場で聞くなよ

ジンギスカン「めざせモスクワ」を ”空耳”しちゃって
動画をつけた FLASH作品なんですが・・・

こちら 「恋のマイアヒ」に続く、とのふれこみですが
私ってば この期に及んでマイアヒ聞いたことないのねん~
それで帰宅後ネットで探してマイアヒも聞いてみました。
がー! もすかうのほうが百万倍面白いし!!!!

ってか、選曲の時点でもう勝利なんですよ。
「太陽にほえろのテーマ」とかアニメ「タッチ」の主題歌とか
流れるだけで あたりを騒然とさせるパワーを持つ曲って
まれにございますでしょう? それなんですよ!

歌っている「ジンギスカン」は ドイツのバンドだそうで
北海道では(だけなのか?)フォークダンスに使われることもある
あの「ジンギスカン」を歌っているバンドでもあります。

ネット社会とはステキなもので、
当人たちの映像も見られるんですね~ 無論「めざせモスクワ」も。
→「めざせモスクワ」 別ver. もあり

いや~・・・キョウレツ。
 いったい この人たちは
  「○○戦隊××レンジャー」とかの敵役出身なのでしょうか?
 あるいは新手の宗教団体ですか?

個性的な人相に個性的なメイク&衣装を施したメンバー、
むやみにダンサブル(?)な曲調、
「めざせモスクワ」という(どうもモスクワオリンピックを意識しているらしい)
曲名にちなんでなのか、謎のコサックダンスが繰り広げられ
もうインパクト御礼。

中毒性がありますので、視聴の際は気をつけて。
以下、こんなニュースも発見、ってことで。

空耳ソング、今度は「もすかう」
モルドバ出身3人組「オゾン」のヒット曲「恋のマイアヒ」に続く“空耳ソング”が、
ネット上で話題を集めている。
今日2日発売の「もすかう」(JMS)で、70年代にヒットしたドイツのグループ、
ジンギスカンの「めざせモスクワ」のリメーク版。
謎のグループ「ボートでヘーコラホー」が歌っており、発売前から注目を集め、
検索サイトでは30万件を超えるヒット数を記録しているという。


笑う大天使(ミカエル) 映画化?!

2005-10-07 19:54:09 | Weblog

仕事が、今日も暇だった・・・

最近定時であがっている。

友人midoriさんがブログ内(「貧乏大脱出」)で
彼女の友人M氏のコメントを紹介しているが、
「貧乏である以上は仕事無くてヒマ〜。って状態じゃなきゃおかしいんだ。」

その点、私は、正しい貧乏である。
なんてったって、時給で働く派遣社員なのだから。

 

・・・それはともかく、そんなわけで
今日は業務時間帯内に 映画チェック。
次は何を観ようかな~

外せないのは「チャーリーとチョコレート工場」よね。
あとは「四月の雪」も観てみたいストーリーかな。
いや・・・「四月の雪」といえば、ホ・ジノ。
ホ・ジノといえば「八月のクリスマス」。
日本版リメイク「8月のクリスマス」も気になるのよね~
TVドラマ「奇跡の人」の山崎まさよしよかったしぃ。

なんて、まさにサーフィンしてたらば・・・
8月のクリスマス」のヒロイン役・関めぐみのプロフィールを見て、
止まった。

てか、顔、ちっせー!!

 

・・・いやいや、そうでなく。(^_^;)

この記述だ。
「さらに来年公開予定の映画『笑う大天使』(小田一生監督)でも
ヒロインのひとりを演じているほか、・・・」

 

『笑う大天使』?

って、 ・・・あの?

個性派揃いの(独断と偏見)白泉社「花とゆめ」系作家の中でも
とりわけ異彩を放つ「川原泉」作の、あれ?

さっそくググった。

・・・
ありました!( ゜д゜)ビンゴー
アルバトロス・フィルム presents 「笑う大天使」!

 

えぇぇ~~~~~?!
まさかの実写化です。
いったい、なんだって、今さら・・・?(1987~89連載作品です)
しかも、これを・・・?

川原泉・・・私、けっこう読んでます。
彼女は短編(読みきりもの)に良作が多いように思うのですが・・・
<実際発表作は短編の方が多く、長編の部類に入れてもいいのは
「笑う大天使」のほかは
「メイプル戦記」「ブレーメンⅡ」くらいしかありません。

彼女の作品は基本的にファンタジーで
登場人物はものすごくリアリストかオプティミストであり、総じて善良。

作者自身が 実はものすごくロマンチストなんだけど、
同時に ものすごく客観的にものを考えられるためか
それをストレートに表現することにテレがあり、
独特の節まわしでオブラートラッピングしている、という印象ですね。

商業的作品でなく、文学的作品を描く。
ひとりよがりなワークと言えなくもないが、
その独特の世界観はちょっとクセになるかもしれない。

川原泉論」なるページを見つけたので、一応リンクを張っておく。

 

ともあれ・・・
「笑う大天使」って、けっこうハチャメチャなストーリーなんです。
ストーリー展開だけとってみると、なんともチャチといいますか・・・

この作品が好きだという人は、まず間違いなく
主人公の3人娘のキャラが好きだという意味になると思います。

ん~・・・そんな微妙な作品を実写化ですよ、アナタ。
キャストのページ見てあまりのイメージの合わなさに
クラクラきましたが、どうなるのでしょうか。
だったら誰をキャスティングすればいいのかという案は全く浮かびませんが
本来のイメージ的には、たとえば自らオタクを公言して憚らない
宇多田ヒカルみたいなキャラの女の子であるはずなんですけど。
あっ、秀才「司城史緒」役=真鍋かをりに1票~!!!

 

「綺麗の空間」と表現される「聖ミカエル学園」をどう再現するか
・・・なんとハウステンボスでロケだそうです。
<「笑う大天使 撮影日記」なるブログまでできてます。

なるほど浮世離れしていますね。
これだけでも、映画、観たい、かも・・・?

てか、浮世離れしたミッションスクールを描き出せるロケ地があるなら
京極夏彦「絡新婦の理((じょろうぐものことわり)」を映画化してくれよ・・・


サマータイムマシンブルース 札幌公演 by ヨーロッパ企画

2005-09-10 23:15:51 | Weblog

ヨーロッパ企画による、
サマータイムマシンブルース 2005」札幌公演を観てまいりました。
連れは友人midoriさんです。

FM NORTHWAVEにて、
映画「サマータイムマシンブルース」本広監督のインタビューを聞き、
舞台版の札幌公演があることを知りました。
監督がいかにこの舞台に魅了されたかを聞いているうちに、
がぜん観たくなってしまったのであります。

とにかくよく練られたストーリーだと思いました。
終始ちゃんとツジツマが合っていて(ロジックとして)、
ははぁ、なるほど!みたいな。
小ネタも実は本筋の伏線となっていて
それがクリアになる時の小気味よさ☆
構成が見事です。
言葉の選び方も最高! (´∇`)ケッサク

しかも私が観に行った 9月10日(土)19:00~の回は
ポストパフォーマンストーク(上田誠氏×本広克之監督)付という
なんともデラックスな特典が!
<狙って行ったのですが
 本広監督がゲストに入ることは知らなかったので嬉しさ倍増でした。

"ゆるめ" でいて "高飛車" ・・・
   お二人にはなんだか共通点があるような。(笑)

ぶっちゃけトーク満載で、ワタクシすっかり
上田氏&ヨーロッパ企画 及び 本広監督のトリコです。

映画はこれから、トーゼン!観てきますが、
願わくば舞台版のDVD化を望みます♪


サマータイムマシンブルース 札幌公演 (裏)

2005-09-10 23:10:53 | Weblog

ヨーロッパ企画による、
サマータイムマシンブルース 2005」札幌公演を観てまいりました。
連れは友人midoriさんです。

場所は「ターミナルプラザことにパトス」。
19時開演の回だったので、17時待ち合わせで
軽く食事をしてから、という運びといたしました。

で、

 わたし、

    15分の遅刻。

しかも理由が寝坊です。
17時の待ち合わせで寝坊して遅刻ってありえるのか?!
しかも「今週徹夜続きで疲れてて」などといった
もっともらしい理由が何一つありません。

ともあれ、無事合流。
らっきょ」さんでスープカレーでも・・・と
ふらふら歩き出した我々の前に、なんともステキげなすし処がっ!
その名も「すし処 しあわせ」。
新しく、モダンで、あたたかみのある外観。
覗き見ると中もたいそうオシャレです。

メニューの看板によると・・・
 もみじ 1,050円
 さくら  1,575円
 うめ  2,100円
 ゆり  2,625円
 らん  3,150円
・・・・・・・・・!!  
しかも安いんじゃない?
もう乙女心は完璧ロックオンです。

ビールと「さくら」で控えめに・・・したつもりですが、
うまいっっっっ!!!
ひらめやえびのぷりぷりをいただいて、
お上品なお吸い物まで・・・ああ~なんて贅沢!
※ちなみに「ゆり」だとこんなんみたいです。

改めて見ても
店内のレイアウトやインテリアのセンスがとてもよく、
デートコースにもおすすめ・五つ星☆☆☆☆☆なお店です。
二人ともあまりの満足に今日の目的(観劇)を忘れそうな勢いでした。

***
すし処しあわせ
〒063-0811 札幌市西区琴似1条4丁目丹羽ビル
電話 011-614-4666
営業時間
 平日 12:00-14:30, 17:00-22:00
 土日祝 12:00-22:00
木曜休
***

その他「すし処 しあわせ」さんに関する情報
Audi Life Weblog
なまら旨い!北海道。
水玉散歩

***

・・・開演10分前にパトスに戻ります。
会場に入ると・・・T.I氏です。いきなりです。
キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━━━━━!!
それにしても目立つ人です。

 

舞台はそれはそれは面白かったです!
観に行ってほんとうに良かった。
いや席が確保できてラッキーだった。
ああ、神様ありがとう! そのくらい楽しませてもらいました。
くわしくは(くわしくないけど)こちら

***

さて。舞台がハネた後・・・
   「アンケートにご協力くださ~い」

ん?
 アンケート用紙なんてもらってないぞ?
と思ったら、midoriさんはしっかりもらってます。
あれ~??? どっか置き忘れ~?
記憶の糸をひとしきりたぐった結果
私が出した結論は   「もらい損ねた。」

「midoriさん、アタシもらい損ねたみたい。
(スタッフに)言えば、もらえるよね?」

とかなんとか言ってるうちに
ポストパフォーマンストークが始まった。
で、その最中。
組んでいた脚を組み変えようとした時、
ビニールがこすれたような音が。

ま・・ ま ・ さ ・・・ か ・・・・・・・・・?

そうです、アンケート用紙他パンフ一式は、
私の、シリの、下に・・・・ ((((;゜Д゜)))ガクガクガクブルブルブル

私の頭の中には、消しゴムがあるのかもしれません。。。

***

パトスから出たのが22時。
大通・南1西6「ニューヨークカフェ」にて軽くシメ。
アイリッシュミルクがうまい。

そして。
9月12日(月)、ヨーロッパ企画の
ショートショートムービーフェスティバル」会場で
再会することを約束して、(* ^ー゜)ノバイバイ

半日とはいえ、充実の1日でございました~♪


愛についてのキンゼイ・レポート

2005-09-08 22:15:29 | Weblog

愛についてのキンゼイ・レポート」を観て来ました。

「性」の実態のリサーチに生涯をかけた実在の学者、
キンゼイ博士の生涯を描いた作品です。
1万8,000人という人数に対して
個々にインタビューを行ったというのが現実だというのは驚き。

この映画の主題は「人生」だと思いました。
「性」のリサーチなんていうショッキングなモチーフを軸に
丁寧に描かれた人間模様。

幼・青年期の父親との確執。
運命的ともいえるパートナーとの出会い。
あくなき学究心。
有頂天と挫折。上り坂と下り坂。

馬鹿げた迷信や、画一的な基督教的道徳から
性を解き放った博士。
セックスがコミュニケーションなんて考え方は当時はないですから、
画期的な大偉業であったはずなのに
やがてその光の強い分だけ、陰が出来てゆく。

性犯罪者は正常なので、彼らを裁くことは出来ない。
性衝動に素直に・・・浮気よし、スワップよし。
セックスシーンをビデオに収め、観察・研究。

・・・行き過ぎです。

生粋の生物学者であり、
種としての「ヒト」の性行動を研究していた ある意味ピュアな博士と
それに群がり、自分の都合の良いように解釈をする周囲とのギャップ。

一躍 時の人となるも、
性衝動に素直になることを、
 近親相姦や幼女・少年を犯してもよいとはきちがえるヤツが現れたり。
自分のスタッフの間でさえ、
 スワップの結果の ドロ沼不倫三角関係が発覚したり。
そうして 博士本人にも迷いが出てきた頃、
 周囲の目も冷たくなり、パトロンにも逃げられて・・・

ああ、でも、
そんな博士を支えたのは妻でした。
「愛」です。
「性」を追いかけた博士は「愛」について何も考えていなかった
(わからないものだと決め込んでいた)けれども、
「愛」を手に入れていたのです。

浮気の件でけんかしたこともあった。
でも、生涯の、理想の、伴侶とは、
ああいう妻をいうのでしょうね。
・・・しかし・・・
ああいう夫を持つと妻は大変でしょうね。
根底にどこか、「尊敬」かそれに近い感情がないと
むずかしいかも。(-_-;)

 

余談ですが、
キンゼイ博士と妻はお互いを
「Prok」「Mac」と呼んでいます。
 「Prok」=「Professor Kinsey(キンゼイ博士)」
 「Mac」=「Clara Macmillan(クララ・マクミレン)」
アメリカ人は
親しい間柄では、必ずファーストネームで呼び合うという
(私の中での)常識を覆されました。。。


今となっては昔の話 DELLのサポート

2005-09-05 22:13:01 | Weblog

2002~2003年・・・
私は、某PCメーカーのサポート職に就いておりました。

その頃の日経パソコン恒例・サポートランキングでは
ぶっちぎりでDELLコンピュータがトップ。
サポートで選ぶならDELL。
DELLの黄金期です。

何を隠そう私は自他共に認めるDELLファン。
実家に2台、自宅に1台のPCがDELL製品です。

3台ともほぼノートラブル。
たった一度そのうちの1台のDVDドライブがいかれて
サポートのお世話になったことがあるのですが、
サポートの流れがとにかくスムーズ。
GW中という悪条件の中、すみやかに対応していただきました。

「ああ・・・こんなにサポートシステムの整っている
   メーカーのサポート職だったら
      どんなにかサポートがやりやすいことだろう・・・」

なぜなら、
私が勤めていたメーカーでは修理は最低3週間、
初期不良でも交換ではなく修理で対応するという、
私が客なら耐えられないサポートを行なっていたからです。

「初期不良なのに修理って?なめとんのか!(#゜Д゜)ゴルァ!!」

という罵声に
(心の中では共感しつつ)苦々しい思いで耐えました。。。

 

ま、それも今となっては昔の話なんですが・・・
三つ子の魂なんとやら。
私はそれ以来DELLびいきなのです。
しかもその後徐々に
  唯一他メーカーにリードを許していたと思われる
       "いかにも職場端末的" 外観問題が改善され、
もうまさに「DELL、向かうところ敵なし」状態となりました(私の脳内では)。

 

それが・・・
今日何気なく職場の閲覧用「日経パソコン 8月8日号」を見てびっくり。
今号の特集1「2005年版パソコンメーカー・サポートランキング」で
なんとDELLは最下位に転落しているではないですか!

言われてみればなんの不思議もないことですが、
要するに
 TVCMを打つなど個人ユーザ取り込みに頑張って成功した結果
サポート拠点が足りなくなり、
 量を満たすために質が犠牲になったということです。

そりゃ、そうだよね~ ・ ・ ・  

 

すべては、バランス。

 

DELLがんばれ。


佐藤ゆかり候補 不倫問題

2005-09-04 23:56:55 | Weblog

ゆかりタン不倫メール波紋「離婚成立前しかも二股」(夕刊フジ)

・・・そのころ佐藤氏は、A氏に対して「政治家を中心として、経済政策に影響力のある人間をのべつまくなしに紹介してくれと言ってきました」(A氏の誌上証言)。A氏も、佐藤氏をエコノミストとして成功させようと、経済誌編集部や自民党有力議員に紹介するなどの便宜を図ってやるが、B氏との同棲が続いていることを知り、佐藤氏を非難する場面もあった。13年には、A氏との二股不倫は終わった。
 だが、A氏が保存していた不倫メール500通をA氏の妻が発見。多くが痴話ゲンカや、セックスに関するえげつない内容で、家庭はめちゃくちゃ。妻は佐藤氏を裁判で訴え、14年末には正式離婚となった。
 A氏の元妻は「あの方が国会議員になることは疑問ですし、義憤にかられます」と同誌に語っている。

***

佐藤ゆかり候補。美しい人ですよね・・・
才色兼備とはこのことかしら。

今回過去の二股不倫問題が発覚し、評判を落としてしまった?彼女。
性生活が公になってもクリーンなイメージでいることはむずかしく、
選挙に多少なりとも影響が出るのは確実でしょうね。

でも・・・ 一方的に佐藤氏を告発するこの記事、
           読んでてものすごく恥ずかしいんですけど・・・

                                    ・・・A氏が。

 

 

佐藤氏を擁護するつもりはまったくないんですけど、
このA氏って、どうよ?

佐藤氏をエコノミストとして成功させようと便宜を図ってやった、て・・・
それは "あり" なの?
てか、職権濫用なのでは?

たとえば 女から出世のために協力して欲しいというようなことを言われて、
気が進まなければ断ればいい。
それで女が離れていくならそれでいいじゃないですか。
結局は女の希望通り便宜を図ってやった張本人が、
"俺は彼女の踏み台にされただけだ" みたいな被害者ヅラ。
自ら彼女の踏み台になることを選択したくせに。しかもやることやっときながら。
・・・結局自分の家庭が崩壊したから腹いせですか?
でもバレたのはあなたのメール管理がずさんだったからですよ?
<佐藤氏はA氏の家庭崩壊など望んでいなかったと思う。

不倫が悪いとするなら、それが単独の不倫だろうが二股の不倫だろうが
五十歩百歩。目くそ鼻くそ。
自分だって家に帰れば妻がいる身のくせに、
佐藤氏がB氏と同棲していることに腹を立てるなんて、
そりゃああんまりムシがよすぎるというものではないでしょうか?

メールの 内容がえげつない、ということも取りざたされていますが、
要するに「バカップル」だったってだけでしょう?
いいじゃないですか、バカップル。
でもその片方が、
  「本当にバカなのはあいつだけ、俺は違う」と言うのは反則です。
つまり、佐藤氏がえげつないなら A氏もえげつなかったはずなんです。

 

今回の件は、いかにA氏が狭量な男か、という印象だけが強く残りました。
この人、「大手マスコミ幹部」とのことですが 今現在もそうなのでしょうか?
こんな取材受けちゃって、
       彼のプライドとかモラルとかはどこへ行っちゃったんでしょうか?
佐藤氏は俺が育ててやったのよ、くらいにとどめておけばよかったものを・・・

 

佐藤氏の当落が気になります。
たぶん投票しなくなるのは女性だけだと思います。
特にオヤジといわれる層の票は減らないような気がします。

「政策がきちんとしていて、やるべきことさえやってくれればいいんじゃないか」
「政策がきちんとしていて、やるべきことさえやってくれれば
                    不細工よりは美人の方がいいんじゃないか」

世のオジサマ達はそう思うでしょう。
だって、これを否定してしまっては
もう「英雄色よく好む」という言葉を使えなくなってしまいます。
今の時代、英雄の読みがなは「ヒーロー」でも「ヒロイン」でもいいはずなのです。
また結果出してナンボ、という感覚も
オジサマが長く身をおいてきたビジネスの世界ではあたりまえのことです。
それに、「美」はやはり天賦の才能です。
そもそもそのおかげで 佐藤氏は「マドンナ刺客」たりえたわけですから。


駒大苫小牧 暴力問題 その顛末

2005-08-31 23:58:24 | Weblog

駒苫側と親子が和解 秋季大会は参加へ (スポーツニッポン) - goo ニュース

・・・焦点は両者で主張が異なっていた暴力内容と報告遅れの理由だった。
当初、部長が部員を殴った回数は学校側が「3、4発」、被害者が「30~40発」。
この日も学校側「10発以上」、被害者側は「20発以上」と隔たりはあるが、
父親によれば、
部長が「生徒に恐怖心を与えてしまうのは自分の未熟さ。いかなる制裁も受ける」と真剣に謝罪し、
部員も「そんな(回数の)問題じゃない。早くつらい苦しみから解放されたい」と話したため合意に至った。・・・

***

駒大苫小牧が暴力問題で関係者を処分、野球部長は解任 (読売新聞) - goo ニュース

部長さん、解任されてしまいましたね。。いや、辞任でしたか。。。

27日付のニュースでは謹慎止まりでしたが、何かあったんでしょうか?
ここ数日ニュース逃してて、ちょっとついていけなくなりました。

 

被害部員の父親は
「謝ってもらって名誉を挽回したい」というようなことを言っているようですが、
本当にそれだけが希望だったのだとしたら
残念ながらコトを大きくしすぎましたね・・・って言いたいです。

このためにあの親子は地元でつらい思いをすることになると思います。
父親はいいかもしれません・・・まあ、もう大人ですし。
でも思春期の、青春真っ只中の、彼の息子はどうなのでしょう?
すでに「(今の状態が)つらい」というようなコメントしている以上、
この一件で 決してハッピーになってはいないことは間違いありません。
彼を追い詰めたのは
           むしろあの父親なのではないかと、思えてなりません。

***

事件発覚後間もない頃、
とあるブログにこんな記述をみつけました。
どうもその後内容が内容なだけに荒らされたのか?閉鎖されてしまい、
現在は確認できないのですが・・・

***
殴られた選手は
今回の甲子園のメンバーにはなっていません。
彼の口癖は「俺は駒澤の4番を打ってる」
それは彼の親の口癖でもあります。
「うちの息子は秘密兵器だから」
これも親の口癖です。
彼らに言わせるとメンバーになれない理由は
「監督・コーチが自分の事を嫌いだからメンバーになれない」
***

真偽はともかくも
(見つけたのは全く個人的なブログページだったので
                 嘘を書いているとも思えませんでしたが)
なんとなく、予想したとおりな筋書きという感じがいたします。


亡国のイージス

2005-08-29 22:44:37 | Weblog

映画「亡国のイージス」を観てきました。

「姑獲鳥の夏」を、先に原作を読んでしまったために
映画を観れなくなった
・・・その教訓を胸に、
未読のまま鑑賞してまいりました。

全体的に説明不足の感がぬぐえませんが
説明不足も度を越すとどうでもよくなるというか・・・
展開もとても速いので、
いっそジェットコースターに身を任せるような気持ちで
楽しんできました。

「ダイ・ハード」のよう、と思っていたら
原作者の福井晴敏自身、
「ダイ・ハード」の影響を受けている、と認めているそうな。
主人公の不死身っぷりがすごいです。

 

ところで・・・
恥ずかしながら私はストーリーを思いっきり誤解しました。
【以降ネタバレ】

以下、私が認識したストーリー。

・・・如月行(勝地涼)は
彼の母親と宮津副長(寺尾聰)の不貞の末にできた子。
それは彼の父親の知るところとなったが
妻の不貞を決して許すことなく陰湿に咎め続けた。
自責の念が高じて母親は首吊り自殺。
母の死を目の当たりにして動揺した行は
怒りの矛先を父に向け、殺してしまう・・・・!!
(行の絵の才能を認め、応援したのは母)

 

え~・・・これがですね、信じられないほど間違っているのです。
洋画を、無理して字幕なしで観た以上の誤解です。(´ヘ`;)

以下、正しい如月行の生い立ち。

・・・酒・女・ギャンブルに明け暮れる資産家の放蕩息子の、
暴れん坊な所業の末 生を授かった如月行。
父は堕ろせと言ったが 母はききいれず、
認知も援助もないまま女手ひとつで行を育てるが、
やがて生活苦のため自殺。
父はそれでも行をひきとるつもりなどなかったが
祖父の一声で父方へひきとられる。
行の絵の才能を認め、絵の勉強を薦めたのは祖父。
行は祖父に対してだけは心を開いていくが、
父が遺産目当てに祖父を殺害。
それに気づいた行は 父を殺してしまう・・・・!!

 

なんてこったい。
見事に違うストーリーです。Σ(@∀@-;)

 

でも、そのほかにも
行とジョンヒの水中シーンも甚だ意味不明。
なので、原作の該当箇所を
本屋の店頭で探して読んでみました。

・・・悲惨な過去を持つ、冷酷な工作員・ジョンヒ。
彼女は海に入った行を殺しに行く。
水中戦では相手の呼吸を妨げるのが有効なため
口のマウスピースを奪いに行く。
しかし、一方で
徹底して任務を遂行する冷徹な行の仕事ぶりに
同類のにおいを感じていたジョンヒは、
テレパシーで行に話しかける。「私たちと一緒に来ない?」
行が誘いを拒むと、
 「なら、死ね!」と敵意をむき出しにするジョンヒ。
結局 もみ合いの末、ジョンヒだけがスクリューの渦に飲まれていく・・・

 

・・・。

テレパシー、だと? それは禁じ手だろうよ・・・?

映画観ただけでは絶対にわかりませんから!

 

 

役者さんでは、真田広之と勝地涼がとてもよかったです☆☆☆☆☆

真田広之の 絶対的な「存在感」 はすごいですよね~
・・・かつて予告の、「・・おのれ!晴明!」のわずかひとことにやられて
「陰陽師」を観にいった私。

勝地涼は 役を完全に自分のものにしていて
その存在感は真田広之と並んでも遜色なく、
若いながら見事! これからが楽しみな役者さんです。