カタカタ日記

室伏寿美の北インド古典舞踊カタック情報&日々のいろいろ

冒険王・横尾忠則

2008年05月30日 | 美術
今日は久しぶりに、世田谷美術館に行って来ました。
見に行って来た展覧会は「冒険王・横尾忠則」。

20代の頃この美術館の受付をさせていただいていたので
車で向かう世田谷通りの景色が妙に懐かしかった。
お世話になった方々にも会えてうれしかったのと、
何といっても展示がおもしろかった!!

1階と2階の会場をフルに使っての展示で、かなり作品数が多いのに
エンターテイメントを見ているようで、まったく疲れず、楽しかった。
2次元の作品のはずなのに、舞台芸術のような空間やストーリー感じるし、
音楽の時間軸を楽しむように一気に進めた。

グラフィックデザイナーとしての作品の中には、
トレペをかけて色指定している状態と、
印刷された完成形とが並んで展示してあるものもあり、
その仕事の過程が見れるので、とても興味深かった。

途中で気がついたのが、
絵画の中に「少年」が頻繁に出て来ること。

制服、乗り物、洞窟、宇宙、そしてタイトルになっている冒険が出てくる。
みんな少年世界のキーワードだ!と思った。
アーティストは少年や少女のままの魂なのだわ、きっと。
だから年齢不詳なんだろうな~。

帰りは著書の「病の神様」という本を買ってみた。今夜から読んでみよう。

ばら園

2008年05月20日 | 日常
先日神代植物公園に行ってきました。
バラ祭り(?)の初日でしたが、もう沢山の花が咲いて
園内は体の中までうっとりするようないい香り。
バラの美人度にすっかりすいよせられて
携帯でですが写真を撮りまくってしまった。
こころの中で「いいよー、いいよー、綺麗だよー。」
と連発!
園内では赤ちゃんも、つえをついたおじいちゃんも
花にすいよせられていて、その様子を見ているのがまたいい気持ち。







3枚目は帰りに鉢で購入した「ハナグルマ」というバラ。
超多花と書いてあっただけあって、つぼみがいっぱいいっぱいついてます。
花びらぎっしりつまっててかわいいな。

カタックを踊っているときに、花を摘んで、
花の香りを深くすって、髪にさす動作がありますが、
私の中ではこの時浮かんでくるのが神代植物公園のバラです。

何年か前にこのばら園に行って、あまりの香りの素敵さに、
それまで超美人すぎて親しめないわ~という印象だったバラさんが
ぐっと身近に感じられるようになったのです。