おばあちゃん 私がついてるわ(介護奮戦記)

元外資系IT企業のSEです。両親の介護や趣味のガーデニングなどの毎日を綴ってみました。

おばあちゃん少し元気になりました。 

2005-11-02 23:48:28 | 介護
2.3ヶ月前から、おばあちゃんが少し元気になってきました。
今日も美容院へ行きカットをしてきました。その美容院は、若いお客さんはほとんどいません。しかし、中年/高齢者に人気があります。美容院は、世の中に先駆けて2極化していますよね。

ところで、おばあちゃんの具合が少し良くなった理由を考えてみると

1.薬をきちんと飲むようになった。
  朝/昼/夜/寝る前と日に4回飲む薬の管理を、おじいちゃんがするようにした。
  具合が悪かった時、薬を定期的に飲めなくなったからです。食後毎回なので、
  本人は飲んだか飲んでいないか分からなくなってしまう事もありました。

2.エンシュア・リキッドという栄養補給を始めた。
  訪問看護の看護婦さんが、おばあちゃんの食が細くなっているのを心配して、  進めてくれた。
  かかりつけのお医者さんから、処方されていて、おばあちゃんはおいしいとい  って、すこぶる気に入っている。ちなみに、味はいくつかあって、おばあちゃ  んのはバニラ味だそうだ。
  発売元 アボットジャパン株式会社
  販売元 大日本製薬   株式会社
  製造元 明治乳業    株式会社

3.訪問看護を2度にした。
  訪問看護の看護婦さんがとてもおばあちゃんによくして下さっている。
  おばあちゃんはどちらかというと、被害妄想の方なので、合う人はなかなか
  難しいのだけれど、うちに来てくださるヘルパーさん、看護婦さんは好ましく
  感じているようだ。おそらく見えるのを楽しみにしていると思う。
  週に3回、一緒に散歩/体操/入浴ができる事が励みになっているのであろう。

これから高齢者にとってつらい寒い季節に入る。
おばあちゃんが今の状態を少しでも長く続けられるよう、サポートをしていきたい。



上高地 その3

2005-10-30 22:40:59 | 旅行
2日目。
朝から穂高連峰が望めるいいお天気。ホテルに荷物を預け、いざ大正池へ。

田代橋からしばらく穂高連峰を見続ける。河童橋より橋のロープがじゃまをしない分、いいスポットかも。昨日あんなに目に焼き付けたのに、まだまだ見飽きません。これは、私がかって登った山であることへの郷愁のせいにちがいありません。なぜなら私のつれあいは、これからいく焼岳方面にすでに興味が移っているようです。

時間もあまりないので、とにかく、川沿いのルートで大正池方面へ。朝のすがすがしい空気の中、気持ちのいいトレッキング。川沿いから林間に入り、しばらく歩いていくと、急に視野が広がる場所に出ました。すでに休んでいる人がいて、その人たちが同じ方向を見ているので、その方向に顔を向けるとそこには穂高連峰が又さっきとは少し違った顔をしていました。思いがけないナイススポットです。しばらく見とれて、その後すぐ先の田代池。ひっそりしていて、きれいな所でした。若い外人のカップルがずっと、たたずんでいるのが印象的でした。

いよいよ大正池と焼岳です。私にとっては、3度目の大正池です。テレビや新聞から見たり読んだりして覚悟していたとはいえ、それでもあまりの変わり様に驚きました。立ち枯れがもう数少なく、かっての幻想的な雰囲気はありません。しかし、
焼岳は変わりなくそびえていました。

ちょっと残念に思っていると、興味深い光景に出会いました。つれあいが石を池に1つ投げたのです。すると《かも》がえさと思ったらしく、まるで飛行機が滑走路に着陸するかのように、1羽2羽と池面に着地していきます。《かも》といえば、空を飛んでいるか池で泳いでいる姿しか見た事はなかったので、とても新鮮で、《かも》のショーを見ているようでした。

帰りの時間があるので、もどる事にしました。ナイススポットで休憩をとり足早に今度は林間コースをとりました。

ホテルで荷物を受け取り、しっかりバスで帰ろうとバス停で待っていると、タクシーが止まりました。なんで?と思っていると、運転手さんが『お帰りですか。帰りの車なので、お一人1000円でいいですよ。』と言ってくれました。バスとほぼ同じ料金なので、申し出に従う事にしました。更にラッキーなことに、いい運転手さんで、観光ガイドもしてくれました。
上高地はもみじが少ないので、赤く紅葉するのは、ななかまどが中心。落葉する唯一の松落葉松が黄色く紅葉する様は見事で、それを毎年見に来る観光客がいるなどなど。そういう話を聞くと、今度はその季節にも着てみたくなりますよね。

興味深い説明を聞いている内に、あっというまに沢渡。

車に乗り換え、最後の目的地安曇野ビール園へ。途中りんごの木が、りんごの重みでなのか?枝がななめ下へ下がっていている姿が、まるで童話に出てくる感じで、とてもかわいらしかったです。

ビール園ではつれあいはおいしそうに黒ビールを2杯も飲んでおりました。

仕方なく、ここから私が運転をして無事自宅にたどり着きました。以上です。



上高地 その2

2005-10-17 23:20:45 | 旅行
では、私の上高地の旅をつづけます。

10月10日、八ヶ岳方面から1.5時間ほどで沢渡に着き、そこで路線バスにのりかえました。お天気については、すっかりあきらめていたのですが、バスが険しい道を登っていくと、何と青空が顔を見せ始めたのです。

30年ぶりの上高地に到着。ホテルに荷物を預け、上高地一のスポット『河童橋』へ。田代橋から梓川の右岸を上流に向かう道を選びました。

途中、休憩して梓川の左岸の奥にそびえる六百山や霞沢岳の眺望を楽しみました。
あまりにも大きな自然に囲まれ、どこを見ても見飽きないので、河童橋までも30
分位の道のりを倍ほどかかって、ようやく到着。

ここで、穂高連峰と対面できました。岳沢あたりには少し雪渓が残っており、そのあたりは紅葉している様でした。奥穂、つり尾根、前穂は岩場が連なっていて、少し様子の違う西穂とあわせて、3000mを超える山々の連なりはいくら見ていても飽きません。

しかし、時間がいくらでもあるわけでもないので、この時間から歩き出して夕方には帰って来れそうな、明神池コースに早速出発しました。

出発したのは1時頃です。3時間コースなので、暗くならないうちにと、足速に、前を歩いている人を追い抜く勢いで進みました。あとで分かった事ですが、河童橋からの左岸の林間コースは、林の中で眺望はほとんどなく、急いで帰るのに良いコースのようです。帰りの人は大勢いましたが、私達と同じ明神池へ向かっている人は
本当に数えるばかりでした。もしかして、帰りは真っ暗!懐中電灯も持たず、遭難
!学生時代ワンダーフォーゲルをやっていたので、過信したため!とか書かれるのかなと不安に思っていると、明神池が見えてきました。

学生時代は山登りのために来ているので、上高地は通過地点にすぎず、明神池は初めてです。1の池2の池があり、すぐ後ろに明神岳がそびえ立ち、まさに神秘的な感じのする美しい所でした。

明神橋で梓川を渡り右岸の川沿いコースを帰り道に選び、途中穂高連峰が間近に見えるスポットで休んでいました。すると、いかにも山から下りきたとおもわれる2人ずれが来たので、思わず学生時代ののりで、『どちらから』と尋ねると、『昨日、涸沢に泊まり今日奥穂から前穂に行き下りてきました』との事。すると、私
達の横にいた老夫婦のご主人が、その会話が聞こえたみたいで、『私も50年前に奥
穂に登りました。』と会話に参加したので、つい私も『私も30年前に登りました。
』と年齢がバレルのを恐れず、つい自慢してしまいました。見知らぬ人々とのつかの間の幸せな時間でした。

明神池までの不安がとりこし苦労だったようで、河童橋にもどってからも、穂高連峰はあいかわらずきれいに見えます。その時間になると、帰りのバスが最終近くになるので、人通りもめっきり少なくなります。雲がかかったり晴れたり、刻々と変化する山々を思う存分目に焼きつけ、それでも後ろを振り返り振り返りながら
ホテルにもどりました。

翌日の大正池コースへ又次回へ

上高地 その1

2005-10-16 23:37:52 | 旅行

上高地から帰って、テニスのコーチにおみやげを渡しました。するとコーチは上高地ってどこですか。高知県ですか。と言われました。私は冗談かと思いましたが、まじの様です。上高地は万人が知っていると思うのは私の思い込みだと思いました。当然私だって知らない観光地がたくさんあるのですものね。

上高地は、何度でも行きたいと思う程すばらしい場所なので、おせっかいとは思いますが、所在地を説明します。

所在地  長野県松本市安曇上高地
交通手段 電車で行く場合は松本駅から電車(上高地線)で新島々駅下車、
             上高地行きバス
     乗用車で行く場合は沢渡(上高地の手前15km)で降り路線バス
             又はタクシー

又上高地は冬は厳しい環境なので開山は今年は4月27日閉山は11月15日です。

私にとって上高地は、母の故郷が松本だったので、小学生の頃おばに連れてきてもらい大自然に初めて触れたと感じた場所。そして大学生の時、ワンダーフォーゲル部に入っていたので、上高地から山に登ったり、上高地へ下ってきたりしていたので、とてもなじみがある場所なのです。何度きても又来たいと思う場所です。



久々の八ヶ岳と上高地

2005-10-13 22:37:44 | 旅行
八ヶ岳に2泊、上高地に1泊の旅行に行ってきました。
八ヶ岳は、いとこがおととしの夏にセカンドハウスを建て、前々から私に、両親と一緒に遊びに来ませんかと誘ってくれていたのです。母(つまり私のブログではおばあちゃんと呼んでいる)が自信がないと言ってなかなか行こうとしないので、私たちだけでも、下見のつもりで来ないと言われて、おじゃまする事になりました。

白樺に囲まれた自然の中に、まるで童話に出てくる様なたたずまいでその家は建っていました。ガーデニング好きな私としては、これからできるお庭にも期待し、
つい、のぶどうを壁に這わせたらステキかもとか、おせっかいをやいてしましました。

翌日、近くのイングリッシュガーデン(BARAKURA)を見て回りました。
お花の季節はとうに終わった感じは当然ありますが、それでもいくつかの見所がありました。


・ハロウィンの飾りが見事だったこと。子供向けだけではなく大人が楽しめる飾り
 になっていた事。

・あじさいが3種類目に付きました。枯れかかっていましたが、花がついていたの で、目に留まったのだと思います。
 いとこと前日あじさい談義になったとき、私は以前ブログに書きましたが、アナ ベルとかしわばに注目していると言い、いとこは、あじさいかどうかわからない けど、のりうつ木ってきれいと言っていたのです。
 なんとその3種類があったのです。
 あじさいがその3種類だったのか、私の目に付いたのがたまたまその3種類だけ だったのか、今となってはわかりませんけど。

・これも以前ブログで書きましたが、『素敵にガーデニングライフ』というテレビ
 番組に出るお宅を捜したっていう話!なんとそのお庭をセンス良く飾っているオ ーナメントに良く似た物を販売していたのです。かなりお高いので買いはしませ んでしたが、見つけただけでもかなりうれしいものです。

・写真もいろいろとってきましたのでそのうちのせますね。

上高地の話は又次のブログで。