良いこと=正しいこと
悪いこと=正しくないこと?法律を犯すこと?
世の中に、善と悪があるのだから、どこまでが善でどこまでが悪なのか、
分からなくなることがある。明らかに犯罪は悪だけど。
政治家の言う真実では無いこと(=嘘)は、有耶無耶のまま許されているし、
社長が行う粉飾決算は、見つからなければそれで済んでいる。
警察官が犯す犯罪と、教員が行う正しくない行為は、比較的に露呈するから
何かしらの罰をうけているのかもしれない。
世の中、分からなければ良いと思っている人が少なからずいる気がする。
それは、小さなことからあるわけだし、「それくらい良いよね」の範囲が
政治家の私腹を肥やすことだったり、社長の粉飾決算だったりするから、
世の中おかしいよなぁと思う。
じゃぁ小さなことってどこまで?という話になるけど、
不思議と範囲は、人によって違うのだ。
でも範囲を明確にするために規則と言うものがあるわけだし、法律があるわけだ。
規則や、法律がなくて、皆が好きなことをしていたら、不毛地帯になるわけだから、
必要なんだよね。
だからね、規則や法律は、守るべきだとやっぱり思ってしまうのだ。
しかし、昔から偉い人(法律を守っていない時点で偉い人じゃないか。。)や権力者が守らないと
クーデターが起きてしまうのだ。
今の日本は、民主主義国だから、クーデターは無いけれど、
「規則や法律は守らないといかん!」と思うのだ。
モラルハラスメントについて書こうと思う。
ここにあげるのは、特に会社のモラルハラスメントの例である。
私は、専門家ではないので、会社生活の中でのあくまで経験から気付いた事を書くつもりである。
書くにあたってまず状況説明が必要だ。
①中小企業それも4人以下
②ワンフロアの事務所である。
③モラルハラスメントをするのは、誰か?想像はつくと思うが、団塊の世代の社長である。
④男女の比率は、半々である。
モラルハラスメント加害者側の心理を調べてみると、
①言いなりになる関係を求めているため、思い通りにならない人(部下)に
対しモラハラが始まり、自信を失わせ不安な状態に置こうとする。
②注目されることに比重を置くため、自分より褒められた人や、自分より幸せな人に不快感を感じる。
③決して怒鳴ったり、暴力をふるったりというあからさまなハラスメントはしないのである。
あくまで一見分からないようにじわじわと嫌な感じを継続させて追いつめていくのである。
では、具体的には何をするか。
①自信を失わせ不安な状態にするとは。(ターゲットをAとした場合)
常にAに仕事を頼んでいたのに、突然無視するようにBにばかり頼むようになる。
Aは「えっどうしてだろう。私なにか気に障ることをしたかな?」と思う。
1週間ぐらい続いて、またAに仕事を頼むようになる。
Aは、いつも以上に社長に気に入られようと必死に気を回し機嫌を取る。
また1週間ぐらいすると、また無視するようにBにばかり仕事を頼み始める。
Aは一層不安になる。 能力がないと思われたかな?何か気に障ることをしたのかな?
②自分より褒められた人、自分より幸せな人に不快感を感じるとは。(ターゲットC)
Cのお子さんは、受験生である。自分の子供は、三流大学卒業である。
Cに「お子さんは、どこに受かったか」と何度も聞く。
合格発表後、社長に聞かれたCは「おかげ様で○○大学(一流大学)に合格しました。」と言うと、
「ふーん」(おめでとうとは言わないのである)
③決して怒鳴らず暴力もふるわないとは、
常ににこやかにしてプライドが高く、注目を浴びることが好きなため、
一見分かるようなハラスメント(怒鳴るなど)はしないのである。
自分を正当化するため、失敗は、他人のせいにする。
嘘がうまくほとんどの人は、始めは疑うことはない。
(多くの人は社長が嘘ばかりつくとは思わないのだ。)
つまり6か月1年と経つうちに気が付き始める。なんとなくこの嫌な感じはなんだろう。
※つまりモラルハラスメントのターゲットは社長自身が(自分本位で)不快と感じる人である。
そこまで考えていくと一つの答えに繋がっていった……「自己愛性人格障害」
病気であれば、どうすることも出来ないな。。。