みなさん、こんにちは~
今週の放送を聴いて頂いたでしょうか。
2月1日に行われた桐生・みどり地区アンサンブルコンサートの模様をお送り致しました。
まだまだほんの一部なんです、全9回に渡って放送しますのでお聴き逃しがないようにね。
それと、アンサンブルコンサートの合い間に、リクエスト特集やスペシャル企画を放送します。例えば、05~07年吹奏楽コンクール全国大会3年連続出場で昨年はコンクール不出場だった(連続3回規定で)、あの名門高校の今年初めての演奏をFM桐生が独占収録!今年度吹奏楽コンクール自由曲候補も演奏したかも・・・
などなど、色々と企画してます。
詳しい内容は後ほど、このブログとバンドジャーナル誌にて発表しますのでお楽しみに。
さて、「今週の1曲」はヘンリー・フィルモア作曲「アメリカンズ・ウィ」でしたので、フィルモアについて少しお話したいと思います。
ヘンリー・フィルモアは数々のサーカスマーチを作ったアメリカの作曲家です。
父が楽譜商を営んでいたので、幼少の頃から恵まれた音楽環境で育ち、13歳の頃には日曜学校で独唱をしたそうです。トロンボーンと作曲を学んだ後、サーカスバンドのトロンボーン奏者を経て、父が営む会社へ従事しました。
その頃のフィルモアの楽しみは、スーザバンドのライブ演奏を聴く事で、夏休みにはスーザバンドの「追っかけ」をしてた事は有名です。フィルモアが22歳ころでした。
フィルモアはサーカズバンドの経験は1年くらいしかありません、それゆえに従来のサーカスマーチにはない、独創性に溢れた作品が多く、さらに自らがトロンボーン奏者なので、この楽器特有のグリッサンド奏法を活用した曲が多いのも特徴です。
彼の出世作となったのが「ラッサストロンボーン」で、これは後にスーザバンドの愛好曲となり、さらに「ミリタリーエスコート」を作曲した時にはスーザがスコアを見て「この作曲者名が私だったら・・・」とフィルモアを絶賛したそうです。
後に「ヒズ・オナー」「サーカス・ビー」「ローリングサンダー」などの名曲を世に送り出しました。これらの作品は全て中低音楽器が大活躍する高難度の曲ですが、楽しく爽やかで伸び伸びとして、今でも人気が高く演奏会のアンコールなどで演奏されてます。
フィルモアは楽譜の出版権(FILLMORE MUSIC HOUSE)をカールフィッシャー社へ年1ドルで売却し、マイアミで余生を送りました。
このブログをご覧になってるみなさんも是非、フィルモア作品に挑戦して下さい。
きっと素晴らしいサーカスマーチの世界を堪能できると思います。
これからも番組中でフィルモア作品を紹介します、どうぞお楽しみにしてください。
今週の放送を聴いて頂いたでしょうか。
2月1日に行われた桐生・みどり地区アンサンブルコンサートの模様をお送り致しました。
まだまだほんの一部なんです、全9回に渡って放送しますのでお聴き逃しがないようにね。
それと、アンサンブルコンサートの合い間に、リクエスト特集やスペシャル企画を放送します。例えば、05~07年吹奏楽コンクール全国大会3年連続出場で昨年はコンクール不出場だった(連続3回規定で)、あの名門高校の今年初めての演奏をFM桐生が独占収録!今年度吹奏楽コンクール自由曲候補も演奏したかも・・・
などなど、色々と企画してます。
詳しい内容は後ほど、このブログとバンドジャーナル誌にて発表しますのでお楽しみに。
さて、「今週の1曲」はヘンリー・フィルモア作曲「アメリカンズ・ウィ」でしたので、フィルモアについて少しお話したいと思います。
ヘンリー・フィルモアは数々のサーカスマーチを作ったアメリカの作曲家です。
父が楽譜商を営んでいたので、幼少の頃から恵まれた音楽環境で育ち、13歳の頃には日曜学校で独唱をしたそうです。トロンボーンと作曲を学んだ後、サーカスバンドのトロンボーン奏者を経て、父が営む会社へ従事しました。
その頃のフィルモアの楽しみは、スーザバンドのライブ演奏を聴く事で、夏休みにはスーザバンドの「追っかけ」をしてた事は有名です。フィルモアが22歳ころでした。
フィルモアはサーカズバンドの経験は1年くらいしかありません、それゆえに従来のサーカスマーチにはない、独創性に溢れた作品が多く、さらに自らがトロンボーン奏者なので、この楽器特有のグリッサンド奏法を活用した曲が多いのも特徴です。
彼の出世作となったのが「ラッサストロンボーン」で、これは後にスーザバンドの愛好曲となり、さらに「ミリタリーエスコート」を作曲した時にはスーザがスコアを見て「この作曲者名が私だったら・・・」とフィルモアを絶賛したそうです。
後に「ヒズ・オナー」「サーカス・ビー」「ローリングサンダー」などの名曲を世に送り出しました。これらの作品は全て中低音楽器が大活躍する高難度の曲ですが、楽しく爽やかで伸び伸びとして、今でも人気が高く演奏会のアンコールなどで演奏されてます。
フィルモアは楽譜の出版権(FILLMORE MUSIC HOUSE)をカールフィッシャー社へ年1ドルで売却し、マイアミで余生を送りました。
このブログをご覧になってるみなさんも是非、フィルモア作品に挑戦して下さい。
きっと素晴らしいサーカスマーチの世界を堪能できると思います。
これからも番組中でフィルモア作品を紹介します、どうぞお楽しみにしてください。