想いを形にする本づくり

自費出版アドバイザーのひとり言
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増補版 歴史的景観としての和歌の浦 ウイング出版部

2013年12月30日 | 和歌の浦

Wakanourazouhobanomote歴史的景観としての和歌の浦 [増補版]

 薗田  香融・藤本 清二郎 共著

 2013年12月1日発行
 A5判 166頁 並製本カバー付
 ISBN  9784990375669  C-3021
 本体価格 1,800円  税込(5%)価格 1,890円
 印刷製本 株式会社ウイング
 発行 ウイング出版部

 

  

Urazouhobanwakanoura

 

ウイング出版部 E-mail: mail@w-i-n-g.jp
 〒640-8411  和歌山市梶取17-2   
 TEL 073-453-5700  fax
073-453-5522


 
 

 裏表紙 雪の不老橋 撮影松原時夫
 
 
 
玉津島荒磯(ありそ)を考える会が2021年4月発足
和歌の浦 奠供山の東、玉津島神社の南にある、
古代荒磯の伽羅岩の景観が最近発見されました。


初版『歴史的景観としての和歌の浦』は、
和歌の浦景観保全訴訟原告団が、訴訟資料として作成した本です。

『よみがえれ和歌の浦ー景観保全訴訟全記録ー』
発行 1996年12月10日  東方出版
組版・印刷製本 中央印刷株式会社(現在 株式会社ウイング)
上記、和歌の浦景観保全訴訟の裁判記録刊行会 編集の、
『よみがえれ和歌の浦ー景観保全訴訟全記録ー』著者分も
少量ですが、お預かりしています。お問い合わせください。

想いを形にする本づくり 『よみがえれ和歌の浦―景観保全訴訟全記録』

http://blog.goo.ne.jp/sugiyamanoriko1/d/20100920


写真にみるあのころの和歌山 ―和歌浦編(戦前)―和歌の浦写真図録

2011年02月20日 | 和歌の浦

写真にみるあのころの和歌山 ―和歌浦編(戦前)―

名勝和歌の浦写真図録(戦前編)が発行されました。
和歌山市立博物館で販売(500円)しています。

Wakanoura_2    写真にみるあのころの和歌山
        ―和歌浦編(戦前)―


編集 和歌山市立博物館
   〒640-8222 和歌山市湊本町3-2 
   TEL073-423-0003
A4判 32頁 和歌山市立博物館で販売中 500円
ウイング出版部で制作しました。


表紙の写真は、
不老橋遠景  「和歌の浦奠供山より紀三井寺を望む」(紀伊百景)の一部。
不老橋西側の市町川にも、和歌海苔のヒビ(笹)がみえる。
橋の左側には、ベンチが置かれ、
観光地としての和歌浦が整備されてきたことを窺わせる。
明治後期の撮影と考えられる。

不老橋が美しい。
名勝和歌の浦です。

和歌山市立博物館でしか販売していないのが、
もったいないですね。2017年5月日本遺産に登録。



『歴史的景観としての和歌の浦』

2010年09月23日 | 和歌の浦

Photo_5 『歴史的景観としての和歌の浦』
          和歌の浦景観保全訴訟資料第1集

著作・発行者 薗田香融 
         藤本清二郎
発行 1991年3月17日
印刷製本 中央印刷株式会社
        (現在 株式会社ウイング)
B5判 並製本 
本文82頁 口絵2頁モノクロ

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和歌の浦景観保全訴訟原告団が、訴訟資料として作成した本である。
和歌の浦の歴史として纏めたものは、これが最初かもしれない。

薗田香融先生(関西大学)と藤本清二郎先生(和歌山大学)のPhoto_6
歴史学の著名なお二人の自費出版として発行された。
1000部作成、訴訟のカンパも含めて1000円で販売したように思う。
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『歴史的景観としての和歌の浦』のように、
和歌浦の歴史を正確に、かつ読みやすく纏めたものを、
出版するお手伝いができればいいなと考えています。
和歌の浦の景観を、次の世代に「包み、持ち行く」ために。
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『よみがえれ和歌の浦―景観保全訴訟全記録』

2010年09月20日 | 和歌の浦

歴史的景観としての和歌の浦[増補版]薗田香融・藤本清二郎著ウイング出版部
http://blog.goo.ne.jp/sugiyamanoriko1/d/20131229 

想いを形にする本づくり『歴史的景観としての和歌の浦 [増補版] 』
http://blog.goo.ne.jp/sugiyamanoriko1/d/20131230
ブログに2013.12.30 追加しています。

よみがえれ和歌の浦―景観保全訴訟全記録』 1

発行 1996年12月10日
編集 和歌の浦景観保全訴訟の裁判記録刊行会 
              代表 薗田香融
発行 出版社: 東方出版
ISBN-13: 978-4885915048
価格: ¥ 12,600
組版・印刷製本 中央印刷株式会社
       (現在 株式会社ウイング)
菊判上製本(22.8 x 16.2 x 3.2 cm)
単行本 462頁
    口絵写真7点、本文図版・写真74点、年表付。
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Photo_4歴史的景観権とは何か。市民と研究者による日本初の問いかけ。
近年の急激な開発で、全国の美しい景観がそこなわれている。
その中の、万葉集以来の美しい景観を持つ和歌の浦の景観保全
のための住民訴訟の全記録。景観権に対する理解を広げ、日本
の美しい国土を保全する為の良い参考書。(Amazon紹介文から)

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『よみがえれ和歌の浦―景観保全訴訟全記録』は、
自費出版では無く、東方出版の出版です。
ぜひにとお願いして、組版・印刷製本を、
中央印刷株式会社(現ウイング)でさせていただきました。
出版社(東方出版)の出版ですので、
現在もAmazonや書店で販売しています。

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 潮が引くと出現する広大な干潟や、島の向こうに沈む夕日……。中でも「完成された景色」とは、江戸時代、海に近い小川をまたいで架けられた石橋「不老橋」を近景に、妹背山をかすめ、遠くに底の浅い椀を伏せたような山並みが写るワンカット。「橋のアーチと稜線の美しさがピッタリと合う」眺めだ。
 その不老橋に並行して、車が通れる橋を架ける県の計画が持ち上がったのは、1988年のこと。景観を守ろうと、住民らはすぐに反対運動を始めた。着工後の1989年12月、建設は文化財保護法違反として、県に公金支出停止を求めて提訴した。(和歌の浦景観保全訴訟) 1991年3月に新しい橋が完成。裁判にも敗れた。(中略)2008年6月に81歳で他界した多田通夫さんの思いは、地域に根付いている。藤原卿は和歌浦の美しさを「包んで持ち帰りたい」と表現した。この地を愛する人たちの取り組みが、その景観を次の世代に「包み、持ち行く」ことになるのだ。
(2009年5月18日 読売新聞和歌山支局 平成万葉の旅・45「持ち帰りたい」景観美)から引用させていただきました。
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『和歌の浦 不老橋』

2010年09月19日 | 和歌の浦

和歌浦(和歌山市)は、2010年8月5日に国名勝に指定されました。
『和歌の浦 不老橋』の本をはじめ、
和歌浦の国名勝指定の力にもなった本を紹介していきます。

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Photo

『和歌の浦 不老橋』 1992年発行

A4変型判 上製本
164頁 カラー口絵8頁
頒価 2000円
編集発行 和歌浦を考える会 
     代表 多田道夫 事務局 中原陽子
印刷製本 中央印刷株式会社
    (現在 株式会社ウイング)

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『和歌の浦 不老橋』は、和歌浦を考える会の自費出版です。 Huroubasi3 
和歌の浦の魅力をまるごと伝えたいと、
和歌浦を考える会の想いがつまった本です。
2500部つくり、運動のカンパも含めて、書店で販売。
完売して、今はどこにも在庫がありません。
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不老橋から東に向いて、
名草山を望む静かな干潟の風景は、
山部赤人の
「若の浦に 潮満ち来れば潟を無み 葦辺をさして鶴鳴き渡る」(巻6-919)
の歌を偲ばせてくれる、歴史的景観です。
今は不老橋の表紙にあるような風景を写真に撮ることが出来ません。Photo_3
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和歌の浦は健在です。
和歌の浦の国名勝指定を機会に、
和歌の浦の想いを形にする本づくりに励みましょう。
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和歌浦マトリョーシカ

2010年08月16日 | 和歌の浦

Photo 和歌浦マトリョーシカDesign

お盆に、娘が父の日に贈ってくれたマトリョーシカを持ち、亡き父に見せようと、実家に。
可愛いマトリョーシカに、母がたいへん喜んでくれて、
即席の撮影会に。

右は
Design娘マトリョーシカ

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Huriubasi

パパの背中には、和歌浦の不老橋。
シオマネキまでいる。
和歌浦マトリョーシカですね。

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『和歌の浦 不老橋』
発行 和歌浦を考える会 1992年
印刷製本 中央印刷株式会社(現 ウイング)

和歌浦(和歌山市)は、2010年8月5日に国名勝に指定されました。Photo_3
『和歌の浦 不老橋』の本以来、和歌浦の本を何冊もつくりました。
和歌浦が私の本づくりの原点でもあり、
国名勝指定の力にもなったと聞きます。

和歌浦に想いをこめ、
想いを形にする本づくりに励みましょう。