腸に穴が開く「腸もれ」に要注意

食生活の偏りや生活習慣の悪さがまねく腸もれについて解説し、対策や予防の大切さ、腸内環境改善のためのアドバイスをします。

肥満になりやすい食事の時間とは?

2019-06-20 17:30:58 | ダイエット
私たちは特別な理由がないのであれば、朝、昼、夜の3回食事をするのが基本です。

朝の時間帯であれば大体7~8時くらい、昼は12~13時くらい、夜は6~9時くらいの間になるでしょうか。

ただ、置き換えダイエットをしている人は、3回行われる食事のうち1回とか2回をスムージーなどに置き換えるわけです。

そうした場合、朝、昼、夜のうち、どの食事を置き換えたら痩せる効果が高いのでしょうか?

このページでは、その疑問についてお話ししたいと思います。




肥満を招くビーマルワン(BMAL1)とは?



実は、朝、昼、夜では、同じ物を食べたとしても、脂肪の蓄えられ方に違いがあります。

つまり、体が「脂肪を蓄える」モード入ってしまっているタイミングで食事をしてしまうと、肥満になりやすいという事なのです。

これには、遺伝子が関係してくるのですよね。その遺伝子とは「ビーマルワン」です。

ビーマルワンは「時計遺伝子」とも呼ばれ、私たちの体内時計の役割を担っています。

つまり、ビーマルワンが発生したりしなかったりする事で、私たちの身体は「朝だな」とか「夜だな」とか、そのような事を認識するきっかけになるのですよね。

ビーマルワンのそれ以外の特徴としては、ビーマルワンが発生すると、肥満細胞を作る酵素がそれにつられるように分泌されていきます。

ですので、ビーマルワンは肥満を招く遺伝子という事になります。




ビーマルワンが増加する時間帯はいつ?



肥満細胞を作る酵素を増やしてしまう遺伝子「ビーマルワン」は常に発生しているわけではありません。

前項でもお話ししたように、ビーマルワンは私たちの体内時計の役割もになっていますから、もしビーマルワンが常に発生していたり、その逆だったりすると、私たちの体内時計はくるってしまうわけです。

では、ビーマルワンはどの時間帯に発生する傾向があるのでしょうか?

ビーマルワンは、夕方から徐々に発生するようになり、翌日の午前中くらいにはほとんど発生しなくなります。そしてまた、その日の夕方頃から発生する形になります。



食事する時間帯によっては肥満を招きやすい




つまり、ビーマルワンは私たちが普段夕食を摂る時間帯(夕方~夜にかけて)に一番分泌されるわけです。

ビーマルワンは、脂肪細胞を作り出す酵素の分泌を促してしまうのでしたよね。

ですので、夕飯に食べた物がもっとも脂肪になりやすいのです。このように考えると、食事を置き換えるダイエットをする場合、夕食を置き換えた方が痩せる効果が高いと考えられるわけですね。

皮下脂肪と内臓脂肪は「つき過ぎる」のが問題

2019-06-12 20:44:03 | ダイエット
脂肪は私たちが生きる上で必要なものです。

しかし、脂肪がつき過ぎることによって、生活習慣病のリスクが非常の高くなります。

今回は脂肪の役割や脂肪のつき過ぎによって高まるリスクについて紹介します。




脂肪はこんな役割を担っている



脂肪とひと口で言っても、2つの種類の「脂肪」があります。

まず1つは皮下脂肪です。

皮下脂肪は、私たちの体を覆うバリアーのようなものです。

寒いときにはそのバリアーで体温の低下を防いでくれますし、外部からの何らかの衝撃を和らげるとう役割を担っています。

皮下脂肪の存在は私たちにとってとてもありがたいのです。

そして2つめが内臓脂肪です。

内臓脂肪は胃や腸などの消化器官が定位置から移動しないように支えてくれる役割を担っています。

普段私たちは直立していることが多いですが、長時間直立したままでいると、胃や腸などの消化器官は重力によって下へ下がってしまうのです。

それを、内臓脂肪が固定させている形になっています。

この内臓脂肪の働きによって、消化器官の機能は正常に保たれているのです。

これまで、皮下脂肪、内臓脂肪の2種類の「脂肪」についてお話ししてきましたが、問題なのは脂肪が増えすぎてしまうことなのです。




皮下脂肪がつき過ぎてしまったらどうなってしまうのか



では、脂肪が付き過ぎることによってどうなってしまうのでしょうか?

前述のとおり、脂肪には2種類あるわけですが、まず皮下脂肪について説明します。

皮下脂肪は体を覆う脂肪ですが、これがつき過ぎてしまうと、全身の細い血管(毛細血管)を圧迫してしまうので、血圧が低下してしまいます。

それにより、心臓へ負担をかけることになります。

さらに、皮下脂肪で体の重みが増すと、膝や腰への負担となりますから、膝の痛み、腰痛の原因となってしまいます。

それだけではなく、皮下脂肪によって喉が圧迫されるとイビキの原因や睡眠時の無呼吸症候群の原因となってしまうのです。




内臓脂肪脂肪がつき過ぎてしまったらどうなってしまうのか



では、内臓脂肪についてはどうでしょうか?

私たちにとって内臓脂肪はなくてはならない存在です。

内臓脂肪を含む「脂肪」は、「生理活性物質」といって、高血圧や、糖尿、脂質異常、高尿酸血症などが起こらないように働きかける物質を作る役割があります。

その反面、血圧や血糖を上昇させてしまう物質も同時に作られます。

内臓脂肪が増えてしまうことによって、実は、後者の方、つまり、血圧や血糖を上昇させてしまう物質の方が多く作られてしまうのです。

このようなことから、内臓脂肪が増えすぎてしまうことは、私たちの生活習慣病のリスクを高めてしまうのです。

コラーゲンを摂るメリットはどこにあるのか?

2019-06-09 20:38:02 | 美容
アンチエイジングに効果的とされている「コラーゲン」。

しかし、同時にコラーゲンは摂っても意味がないという噂もあります。

若々しくなるために一役買ってくれるのなら、積極的に摂りたいところですが、コラーゲンドリンクやサプリって結構なお値段がしますよね?

そこで、ここではコラーゲンを摂る意味はあるのか?について、詳しく見ていきたいと思います。

参考になれば幸いです。




コラーゲンがアンチエイジングに良いとされる理由



肌にはもともと自然にコラーゲンが備わっているものです。

では、なぜコラーゲンを摂取することがアンチエイジングに有効とされているのでしょうか?

肌に備わっているコラーゲンは20歳すぎから徐々に、何もしなくても減っていきます。

40歳後半になると何と半分近くのコラーゲンがなくなってしまうのです。

もちろんこれには個人差があり、紫外線や生活習慣の影響もありますが、すべての人が年齢と共にコラーゲンが減少するということは変わりません。

老いはみんなに平等ということですね。

そして、このコラーゲンの減少が、肌のたるみやシワにつながります。

年齢と共にコラーゲンは減少し、肌のたるみやシワになるため、その素となるコラーゲンを補ってあげることがアンチエイジングになるということですね。




コラーゲンは口から摂っても意味がない?!



コラーゲンがアンチエイジングに効果的と言われる一方で、コラーゲンは分子が大きいから、口から摂取しても意味がないという説も度々聞かれます。

このコラーゲン意味ない説は、半分真実で半分は違います。

まず、コラーゲンを摂取し、吸収される仕組みを理解しましょう。

コラーゲンそのものの分子は、確かに大きすぎて血液からは吸収できません。

そもそも口から摂取したコラーゲンがそのままダイレクトに肌に届くのではないのです。

コラーゲンドリンクやサプリは、コラーゲンを作り出す素と言ったほうがわかりやすいでしょう。

口から体内へと入ったコラーゲンは、吸収できる小さなサイズに分解されてアミノ酸に変わります。

このアミノ酸が小腸から吸収され、肌のコラーゲンを作り出す素となるのです。

ですから、コラーゲンは分子が大きいから吸収されないというのは合っていますが、意味がないのというのは間違い。

コラーゲンを作り出す素になるのですから、大いに意味はあるわけです。

よく芸能人などが、「すっぽんを食べると翌朝お肌がぷるぷるになるんです!」といった話をしていますが、あれは、体の仕組みから考えるとあまり現実的ではないかもしれません。

しかし、コラーゲンをたくさん作り出す素を摂取すれば、お肌にコラーゲンが補えるというのは間違いではないのです。

このように、コラーゲンは今日摂取して、明日ぷるぷる!とはなりませんが、毎日継続して摂取していれば、アンチエイジング効果はあると言えるのではないでしょうか

酵素と筋トレでダイエット効果倍増

2019-06-01 20:45:26 | ダイエット
酵素ダイエットが流行していますが、やはりなかなか痩せないよ~という声が多く聞かれます。

酵素ダイエットはファスティング(断食)したり、1食を酵素ドリンクなどに置き換えるというものなのですが、リバウンドしにくいというメリットがある反面、時間がかかるというデメリットもあります。

もちろん、急激に体重を落としてしまうと、3食の生活に戻した時にリバウンドしてしまうということがあるので、ゆっくりじっくり体重を落とすことは望ましいのですが、それでも1年・・・とかかかってしまったら、モチベーションが下がってしまいますよね。

そこで、酵素ダイエットの効果を倍増するものはないかな~?と思い、調べてみました。

すると、新しい事実が判明したのです。



酵素ダイエットの効果を引き出すのは筋トレ



最近カリスマトレーナーさんがよくTVに出ていることもあり、「筋トレ女子」が大流行していますよね。

一見、普通の女性がバキバキのシックスパックを目指すのも珍しくない時代です。

そんな筋トレが酵素ダイエットの相性抜群なんです。

ダイエットは食事制限するだけでなく、運動するほうが効率よく痩せられるというのは当たり前なのですが、特に酵素を取り入れたダイエットの場合は、その効果は倍増します。

酵素には消化酵素と代謝酵素がありますが、代謝酵素は消化分解した栄養素を、筋肉などを動かすためのエネルギーに変化させています。

酵素を積極的に取り入れることで、その働きをより活発にし、運動していなくてもカロリーが消費させれ理想的な体に近づくことができるのです。

また、このように酵素と筋トレで痩せやすい体になると、体の中の老廃物を排出する働きも活発になる為、アンチエイジング効果も期待できます。

酵素だけでは基礎代謝を上げるのに限界があるので、 筋トレをすることでより上を目指せるということです。



効果的な筋トレは下半身



酵素ダイエットに限らず、効果的な筋トレのポイントは「大きい筋肉を鍛えること」です。

太ももなど、下半身の筋肉はとても大きいので、少しのトレーニングでもより大きな代謝アップが期待できます。

下半身を鍛える・・・と言うと、何だか難しく感じてしまいますが、スクワットなど、日常生活に取り入れやすい運動でOK。

しかも1日3~5分程度でも、十分に効果を感じることができます。

酵素ダイエットだけでは痩せにくいと思っていた方も、筋トレを取り入れることで痩せやすい体を手に入れることができることでしょう。