新星空の友

東方最大離角の水星と月に接近するISSを撮影しました

 自宅近くの高台の公園で東方最大離角の水星と月に接近するISS(国際宇宙ステーション)を撮影しました。
 6月4日晴れ時々曇り。水星の東方最大離角の日でした。そして、水星の見える時間帯にISSが天頂付近を通過して月齢12.3の月の近くを通ります。
 空が晴れてきましたので、いつもの夕方のウォーキングを取りやめて、自宅近くの高台の公園で水星撮影とISS撮影の二つを行うことにしました。
 19時40分過ぎに現地へ行き、方向磁石で西北西を確かめ高度約8度にいる水星を捜しました。低空の透明度が良くないため、試写してカメラモニターで水星をチェックしました。写っていました。
 20時頃、やっと肉眼で水星を確認できました。まばたくように水星が時々ハッキリ見えました。
 構図を決めて35mmの固定撮影で連写しました。
 水星撮影終了の頃、ISSが北西から見えてきました。どんどん天頂方向へ上がっていきました。カメラをISSへ向けましたが、気に入る構図にならず眺めていました。
 月に接近して消えゆくISSを構図にすることに決めて構図決めしました。ドタバタして結局5コマ連写撮影しました。
 ISSは初めから終わりまでの3分間きれいに見えました。最大光度は約-2等です。
 
 撮影した写真2コマを添付します。

①東方最大離角の水星

2020年6月4日20時08分01秒~05秒
露出1.3秒×2コマ 35㎜ F2.8(絞り3.5)
ケンコープロソフトンA(W)フィルター ISO800 自宅付近
気温23℃ ※水星は中央上側

②月に接近して消えゆくISS

2020年6月4日20時14分08秒~20秒
露出3.2秒×5コマ 35㎜ F2.8(絞り3.5)
ケンコープロソフトンA(W)フィルター 比較明合成 ISO800
自宅付近
 


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「天文」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事