新星空の友

もう一度、冥王星を撮影し移動確認しました

 もう一度、射手座にいる冥王星を撮影し移動確認しました。
 8月16日、西空の掃天撮影後、8/11に撮影した冥王星の移動確認写真を撮影しました。
 掃天撮影に使用したε-130D望遠鏡を南東の空の冥王星へ向けました。8/11と同じ構図で撮影し移動確認します。確認は後でソフト現像処理する写真で行います。
 感度ISO1600の露出6秒で25コマ連写撮影しました。
 翌日(8/17)、ソフト現像処理して確認しました。確かに冥王星は他の恒星からずれた位置へ移動していました。

 冥王星の移動確認した写真3コマを添付します。

 写真③のモザイク合成写真を見ますと、写真1コマの中で冥王星の移動確認ができます。他の恒星のずれ量と冥王星のずれ量が大きく違います。

 わずか口径13cmの望遠鏡で光度14.3等の冥王星を撮影できて、写真を通じて冥王星を見たことになります。
 ※眼視観察では口径30cm以上の望遠鏡でなければ観ることはできません。

①8/11の冥王星(8/12ブログ掲載したもの)

2020年8月11日20時53分33秒~55分05秒
露出5秒×12コマ+6秒×15コマ ε-130D F3.3
LPR-Nフィルター ISO1600 トリミング自宅 気温30℃

②8/16の冥王星(移動確認)

2020年8月16日21時11分53秒~14分58秒
露出6秒×25コマ ε-130D F3.3 PR-Nフィルター
ISO1600 トリミング自宅 気温30℃

③8/11と8/16の冥王星のモザイク合成写真
データは①、②と同じ



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