365日映画

面白い映画を観たいと、面白い映画を並べました。

ロッキー

2006-12-09 07:45:45 | 映画評
ロッキー

1976年、シルベスター・スタローン脚本、主演で
低予算の映画「ロッキー」が製作される。

映画という文化が成熟し、
1960年代にはアメリカン・ニューシネマが到来します。

アメリカン・ニューシネマは、現実を描き、夢の実態を暴き、
ただあるのは、ばくぜんとした不安のみ、死こそが簡潔と、
呈してはくれるものの答えはくれません。ただ薄暗い闇。

その闇の先にあったのが「ロッキー」です。


ロッキーは、若いボクシング選手の物語ではなく、
下り坂にさしかかった大人の物語です。

ささやかな幸運が訪れても、
その幸運にも素直には受け入れらず、
“  どうせやっても無駄だとわかっている  ”と悩みます。

しかし、夜眠り、ただ、目が覚まし、
ロッキーは、ただ練習をし、走り出します。
“  自分は、ただなんとなくあきらめて、
   まだなんの努力もしていない  ”

すべての偶然は、神話となり映画として映し出されます。
シルべスター・スタローンがただ走り、
フィラデルフィア美術館の階段を駆け上がっていく、名シーン。

これは、ただ人が走り、階段を駆け上がっていくだけです。

偶然がもたらした一縷の可能性は、
消え去ってしまったすべての可能性が擁護してくれます。

オールインワン型ケータイ WILLCOMの「W-ZERO3」

2006-12-06 23:11:48 | Weblog
WILLCOM「W-ZERO3」

ひと昔は、東京だけで使用できたというPHS。
あの寡占企業、公務員体質NTTドコモですら撤退したPHS。
いまは、PHSはどうなっているのか?

現在は、DDIポケットを受け継いだWILLCOMが、
「W-ZERO3」をはじめとした、最新モデル「W-ZERO3[es]」を
発表し続けています。

さらに詳しくは、こちら。
http://www.willcom-inc.com/go/ad_wzero3/index.html

最近では、ソフトバンク・モバイルの0円ケータイが
有名ですが、実際はいろいろ制約があります。

が、WILLCOMは、1年以上も前から、
WILLCOM同士通話料金定額を続けています。

「W-ZERO3」は、その性能や使いやすさ、お値段も、
PDAと比べても便利でお得、
わたしも電車の待ち時間などで使用したいなと感じます。

インターネット上のウィルコムストアで購入すると
なおお買い得だそうです。



007 カジノ・ロワイヤル

2006-12-03 08:21:01 | 映画評
007 カジノ・ロワイヤル

「007 カジノ・ロワイヤル」を観てきました。
どうなのかと思っていました。

6代目ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグ。
ホテルの駐車場係がよく似合う、ダニエル・クレイグ。
ボンド・ガールとしては華のないエヴァー・グリーン

意外でした。よかったです。
いい映画です。すごくおもしろかったです。


「007 カジノ・ロワイヤル」は、
アクション・シーンが映画の中心ではなく、
カジノ・ロワイヤルでのポーカーの心理戦と
6代目ジェームズ・ボンドの恋愛が映画の中心となります。

冷たい表情のダニエル・クレイグと地味なエヴァー・グリーン
の組み合わせはとてもよく、二人の出会いから
惹かれあうまでの時間がとても丁寧に描かれます。

「007 ダイ・アナザー・デイ」でのP・ブロスナンは、
「今、北朝鮮という国では、問題のある人物がいる。
 それこそ、ジェームズ・ボンドの出番じゃないか!」
と言っていましたが、
「007 カジノ・ロワイヤル」のル・シッフルは、
テロリストから資金を調達する投資ファンドの社長で、
鉱空会社をテロリストに攻撃させ、
株式を空売りし利益を狙うという、村上世彰のような男です。

ジェームズ・ボンドに、鉱空会社のテロ攻撃を阻止され、
ル・シッフルは、損害の補填をするために、
カジノ・ロワイヤルへと向かいます。

そして映画は、007の甘いロマンスにて完結します。


あと、007映画は、必ずオープニングに曲が流れます。
いつもはたいていが、女性シンガーが歌う官能的な曲、
ただたんにとろとろした曲ばかりです。
今回は、男性シンガーが歌う格好いい曲でした。

この主題歌は、映画のエンディングでも再度流れ、
いい曲だなと感じました。

調べてみると、なんとこの曲「You Know My Name」は、
Audioslaveのクリス・コーネルのヴォーカル曲でした。

いい曲です。
ジェームズ・ボンドのテーマが流れなくても
なにも気にならないくらいに格好いい曲です。