続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「バーニング 劇場版」(2018韓国/ツイン)

《韓国の巨匠、イ・チャンドン監督が、村上春樹の短編小説『納屋を焼く』を基に映画化したミステリー。小説家を目指す若者が、幼なじみから紹介された男の存在により、奇怪な事態に巻き込まれていく様を描く。『王の運命…』のユ・アインをはじめ、新人女優のチョン・ジョンソやTVドラマ『ウォーキング・デッド』のスティーブ・ユァンが出演。》

何故に“劇場版”というのかと思ったら、この作品はまずNHKでの日本語吹き替え短縮版を放映を経てということで納得!

原作の短編小説は未読なのでその世界観がどこまで反映されているのかわからないけど、予告編から思っていたのと違っていたというか、小説家を目指す主人公の青年がふとしたことから幼なじみと出会ってからの心境の変化や、“ギャツビー”な生活を送る青年への羨望や嫉妬など複雑な思いが伝わってきて、終わってみれば、単なるミステリーとは違った味わいで最後まで惹きつけられた。

この作品が長編映画初出演という、ヘミ役のチョン・ジョンソの透明感のある美しさや“ギャツビー”な生活を送るベン役のスティーヴン・ユァンの優雅な身のこなし、主人公ジョンスを演じたユ・アインの屈折した表情の変化も印象的だった。

あらすじ
バイトで生計を立てながら、小説家を目指すジョンス。ある日、彼は幼なじみのヘミと偶然の再会を果たす。しばらくしてヘミはアフリカで出会ったベンを連れてジョンスの家を訪問。するとその場でベンは時折ビニールハウスを放火しているという秘密を打ち明ける。


148分

PG-12

監督
イ・チャンドン

キャスト
ユ・アイン
スティーヴン・ユァン
チョン・ジョンソ

TOHOシネマズシャンテ1 19:00~観客7割程/225席




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