これはよかった、今のところ今年観た映画の中で一番かも!
時折笑いも入れながら、主人公が女の子目当てでバンドを結成していく過程に胸キュン、何より音楽が生活に根付いているところに説得力があって、本物の音楽映画としても面白かった。
主人公の少年コナーを演じたフェルディアくんはこれが映画初出演で本格的な演技は初めてなのだそうだけど、7歳からソプラノのソリストとして舞台に立っていただけあって歌声も素晴らしくかったというか、最初は普通の少年と思ったら音楽に目覚めてからどんどんキラキラしていって、よく見ると絶品のイケメンでドキドキ、サントラが欲しくなった。
長男ゆえの苦悩や葛藤などを描きながらも、主人公がバンドを始めるうえで色々な助言をしてくれて、最後は弟を後押ししてくれる兄の存在も印象的。
1980年代のブリティッシュミュージックにはそれほど詳しくはないけど聴いたことのある懐かしさで、バンド仲間になる少年たちも個性的でよかった。
ストーリー
14歳の少年コナーは、崩壊した家庭から目を背け、仲間と共にバンド活動にのめり込んでいく。そんなある日、コナーはミステリアスな同級生に一瞬で恋に落ちる。コナーは彼女に、バンドのプロモーション・ビデオに出演してほしいと様々な手段でアタックする。
原題 SING STREET
PG-12
監督
ジョン・カーニー
出演
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
ルーシー・ボイントン
ジャック・レイナー
エイダン・ギレン
マリア・ドイル・ケネディ
ケリー・ソーントン
ベン・キャロラン
マーク・マッケンナ
パーシー・チャンブルカ
コナー・ハミルトン
カール・ライス
イアン・ケニー
ドン・ウィチャリー
ヒューマントラストシネマ有楽町1 17:20~観客7割程/162席
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