今週の水曜日もなんとか2本観られそうなので何にするか迷いましたが、この作品もいよいよ今週末からは朝1回だけの上映になるので、「ダイブ!!」も気になっていたし、本日はシネカノンでハシゴすることにして有楽町に向かいました
まずはこちらの作品ですが、内容は…“アパルトヘイト政策下の南アフリカを舞台に、のちに南ア初の黒人大統領となるネルソン・マンデラが27年にわたる獄中生活で出会った白人看守との感動の実話を描いた社会派ヒューマン・ドラマ”で、どこまでの設定が実話に基づくのかパンフを詳しく読んでいないので定かではないのですが、1968年の南アフリカで、黒人差別を当然のように受け入れていた白人男性が、反政府運動の首謀者であるネルソン・マンデラの人となりに触れて少しずつ意識が変わっていく過程が自然で押し付けがましさがなく、普通に、人間ドラマとしても引き付けられました。
看守役のジョセフ・ファインズの眼がいいんですよ、こういった作品に出ていても眼だけはセクシィというか、彼が画面に出てくる度にドキドキしてしまいました、って、何観てるかなって話ですが
アパルトヘイト問題をとりあげた映画というと「遠い夜明け」などがありましたが、あってはならないことの再認識する意味でも貴重な作品だと思いました
ちなみにアパルトヘイト問題とは1948年、南アフリカで法制化された人種隔離政策で出生時に肌の色で人間を4種類(白人・カラード・アジア人・黒人)に分類し、生活のあらゆる領域で区分けを行ったというもの。
後に国連から“人類に対する犯罪”とまで言われた制度で、マンデラ釈放後の1992年、国会開会演説の中で、その廃止を宣言されて以後、終焉に向かっていったそうですが、今もどこかで別な形でと思うとひとごとではない気がします。
原題:GOODBYE BAFANA
シネカノン有楽町1丁目 15:50~観客6割程/255席
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