続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「牯嶺街少年殺人事件〈4Kレストア・デジタルリマスター版〉」(1991台湾/ビターズ・エンド)

《釜山映画祭選出の“アジア映画ベスト100本“の第7位に入るなど、世界中で傑作として評価されている台湾の鬼才エドワード・ヤンの代表作を、25年ぶりにリバイバル上映。1960年代の台北を舞台に、思春期の光と影を見つめた壮大な叙事詩がよみがえる。キャラクターを見つめるクールな視点や詩情にあふれた映像などの、鬼才の才気に注目。》

何かにつけて目にすることのあるタイトルなのにこれまで一度も観たことがなかったので、長年文通を続けたペンフレンド(古っ)と初めて対面したような気分というか、年代的にツボだったせいか初めてのような気がしないと思いながらも、登場人物が多かったり1960年代の台北の複雑な背景をよく知らなかったりで一度だけではとても理解できる内容ではなかったけど、電球や懐中電灯の使い方や思春期の少年少女たちのやりとりなど、色々な意味で光と影を感じさせる映像で時間の長さを感じずに観てしまった。

この作品は上映時間が188分のバージョンと236分のバージョンがあって、去年の東京国際映画祭ワールドフォーカス部門で、デジタルリマスターされた236分のバージョンがプレミア上映されたとのことで、ようやく観ることができてよかった、もうすぐ公開される同監督の「台北ストーリー」も観てみたい。

シネマート新宿1 16:00~観客9割程/335席

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