続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「嘆きのピエタ」(2012韓国/クレストインターナショナル)

“愛という名の魔物…韓国の鬼才キム・ギドクが、第69回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したサスペンスドラマ”

最初のうちはやはり“鬼畜映画”は韓国にかなわないかも!と背筋凍らせたけど、どんどん溶けていったというか…。

冷血漢の主人公が何故に謎の女の術中にまんまとハマッたのとかよくわからないところもあったけど、寓話的狙いとしたら意味のない突っ込みかも。

キム・ギドク監督的には“金銭によって傷つく人間を描きたかった”とのことで、確かにそういわれてみれば納得。

町工場の、凶器になりそうな金属を扱う機械とか、ウサギやウナギなどの生き物などの描写もなんか意味ありげで緊張感の連続で息を抜けない104分だった。

《債務者に重傷を負わせ、その保険金で借金を返済させる非情な取立て屋のイ・ガンドは、親の顔も知らずに30年間、天涯孤独に生きてきた。そんなある日、ガンドを捨てた母だと名乗る謎の女、チャン・ミソンが突然現れる。当初は邪険に扱い、残酷な仕打ちもしたガンドだったが、ひたすら謝罪を繰り返し、無償の愛情を注ぐミソンを次第に母親として受け入れていく。やがてガンドが取立て屋から足を洗おうとした矢先、ミソンは姿を消してしまう》
◆CAST
チョ・ミンス、イ・ジョンジン、ウ・ギホン、カン・ウンジン、クォン・セイン

原題:Pieta

104分

キネカ大森3 18:40~観客5人程/40席



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