続・とりあえずの映画鑑賞メモ

私の中のあなた(2009米/ギャガ)

“もう姉のドナーにはならない。両親に訴訟を起こしたアナ、11歳。しかし、その決断にはある理由があった…ジョディ・ピコーの世界的ベストセラー小説『わたしのなかのあなた』をキャメロン・ディアス主演で映画化した感動の家族ドラマ”

《白血病の姉を救うドナーとなるべく生まれた少女が、姉への臓器提供を拒否して両親を訴えたことで始まる家族の崩壊と再生を描く》

というわけでお花の審査会があったので伝通院から御徒町経由で大森でお姑さまの様子見をしてからキネカ大森に向かいました

ほんとは昨日行った有楽町の日劇で「カイジ 人生逆転ゲーム」を観るつもりでしたが、19:45の回があったのは昨日だけと判明、が~ん、こんなことなら昨日観ておけばよかったと後悔しましたがあとの祭、出演者のTVでの露出度も高いので新鮮なうちに観たいのに

まあ、それはともかく、この作品も同じ有楽町マリオンの日劇で上映中ですが、作品の質はともかく、千席近くもある大スクリーンで観るのは違うような気がしていたのでキネカ大森でよかったかも、家族それぞれの思いが無理なく伝わってきて涙が出てしまいました

基本的にナレーションは苦手ですが、この作品では登場人物それぞれの心情が説明でなく語られることによってより深く理解できるようになっているので邪魔にならないんですよね、肝心な部分はきちんと映像で見せてくれるし…さりげなく流れていた繊細なBGMも印象的でしたが、さすがにがキネカ大森は音質が悪くて残念だったかも

キャスト的にはそれぞれが皆よかったけど、裁判長役のジョーン・キューザックの悲しみをたたえた眼にはやられました、最近娘を亡くしたことが簡単な台詞と机の上の写真でわかるくらいで彼女が直接悲しいとか寂しいとか言ってるわけではないのに、辛さを堪えながら裁判に挑んでるのが伝わってきて、彼女が出てくるたびにウルウル、あと、母親役のキャメロン・ディアスがやはりすごいなと思いました、華のある女優さんなのに目立ち過ぎることもなく、自然なたたずまいが似合うというか、子供たちもよかったし、特殊な設定で重いテーマですが、誰の胸にもある家族のドラマとして大切なことが伝わってくる作品でした

原題:My Sister's Keeper
キネカ大森2 19:20~観客15人程/69席
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