続・とりあえずの映画鑑賞メモ

ポセイドン(2006米)

“逆さまの世界にぎっしり詰め込まれた遭難者たちの極限のドラマ、息つく間もなく押し寄せる怒涛の究極の瞬間”

いやはやまさに息つく間もなくハラハラドキドキ…登場人物たちの紹介もそこそこに、究極の瞬間が最後まで続いて一気に観てしまいました。

こういった大作映画は目で驚いてナンボなところもあると思うので予告編の映像はなるべく見ないようにしているんですが、そのぶんインパクトが強かったというか、船が巻き込まれる瞬間の映像に鳥肌ゾクゾク、その破壊力に胃がキリキリしてしまって涙がボロボロ出てしまいました。
今、潰瘍の治療で胃酸を止める薬を飲んでるから良かったけど、飲んでなかったら大変なことになっていたかも、なんて、ちょっとオーバーかもですが、アイマックスシアターの大スクリーンがまたこの作品にピッタリで、ほんと息苦しくなりましたよ、臨場感を味わえるという意味では今まで上映してきた作品の中では一番合っているかも。

このアイマックスシアターは品川プリンスシネマのあるビルの6階にありますが品川プリンスシネマが混んでいる時でも空いてることが多いので、都内の方でこの映画を観ようと思っている方は是非体験してみてください、海の怖さを体験したあとはエプソンアクアスタジアムの水族館で癒されて帰るのもいいかも、そろそろ暑くなってきたし、お薦めコースとしていかがでしょうか、なんて(^^;

あ、話は逸れてしまいましたが、そんなわけでストーリー的には説明するまでもないんですが、ここまで直球で見せるならリチャード・ドレィファスが演じたあの○○志願の初老の男は若者の代わりになるべきだったのでは…話として余計なひっかかりを残さなくても“勝負”できるのに、なんて後味悪いところがあったのが少し残念だったというか…。

でも、これだけの大作映画を98分で押さえたウォルフガング・ペーターゼン監督の“英断”にも感激しました、普通なら倍の時間近くてもおかしくないような気もしますよね、せっかくお金をかけて撮ったシーンなわけだからあれもこれもと入れたくなると思うのに…監督のコメントによれば、今回は特に「緊急性」や「危機感」を描く作品なので船が沈没するまでの時間を考えて、これ以上長くするとドラマのペースが効果的でなくなるから、とか…まさに狙いはピタリでした。

というわけで、超大作映画だから長いのでは、と敬遠気味の方も安心してお出かけ下さい(笑)

あ、くれぐれも「ポセイドン・アドベンチャー」と比較して観ようなんてことは思わずに、今の映画技術を楽しむ方向で…と余計なこと書いてないでとりあえず送信!

メルシャン品川アイマックスシアター15:20~観客3割程/273席
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