SUNNY SIDE UP

見えないもの聞えない声あえて言ってない事うまく言えないままの事。そういう事の方がずっと多いって事を僕達は忘れそうになる

2秒後の未来

2006-02-28 00:45:33 | ひび


音速パンチかっこよすぎるーー



学校へ行った。

今日校舎の三階から見た夕焼けの広がる吹田の町は一体いつまで変わらないままで、いつから知らない風景になってしまうのか、実はもうすでにさっきみた風景と今こうして見ている吹田の町は変わってしまっているのかとか考えてたらよく分からなくなってきて、とりあえず「さむいねー」と友達に言ってみる。さむい。

世の中の多くの「変化」というのはある日突然劇的にビフォーアフターするものではなくて、徐々に徐々にしかし確実にゆっくりと変わっていくものだと思う。
きっとちょっとずつ変わっていることを、みんな気付いてる。でもちっさい変化には気がつかないふりをしていつの間にか、そんなふりしたこともまた忘れる。記憶は忘れることから始まる。

次に学校に来るのは卒業式の日で、その頃までには吹田の町のどこかのクリーニング屋が閉店し、ピザ屋がオープンし、どこかの工事が200m進み、誰かが生まれ、誰かが星になるかもしれない。そうしたらやっぱり、今日見た吹田の町とは違っていて、でもきっとみんなもあたしも気付かない。振りをする。人の気持ちもしかり。気付かない。のか、気付かない振りをしているのか。

すごく刹那的なことは実は永続的に続くことの伏線かもということ。

「もう何かを卒業するのもこれが最後だね。」と今日友達が言って、誰もいない教室の写真を一枚ゆっくり撮る。


どうしてこんなにメランコリニスタ。

三寒四温

2006-02-24 12:43:02 | ひび
三日寒くて四日あったかい。今日は寒い。昨日も寒かった。明日もきっと寒くて、あさってからまたあったかくなったら、それでそれが続いたら、春が来る。

先週は卒業旅行にイタリアに遠征し、学生という素晴らしい身分の持つ無責任で自由な特権を存分に発揮。このままモラトリアムに抱きしめられて死にたいと、正直三日目の夜、フィレンツェのホテルで思った。でも帰りの飛行機で機内食の白米を一口食べたとき、なんか一気に現実で、関空で余ったユーロを英世に変えたころには、愛しさも切なさも心強く、現実を受け入れていたのです。

旅をするということは普段考えないようなことを少々感傷的になって考えてみたり、自分でも意外な人のことを思い出したりするわけですが、今回もしかり。

共に旅したよしーこことアイツとは「俺がアイツでアイツが俺で」的な関係になってしまいました。アイツと帰りの機内でくるりの「春風」聞きながら、ゆるがない幸せについて考えてみようかとも思いましたが、ここちよい温度と少しの疲労とゆるいメロディのおかげでいつの間にか眠りに落ちてた。

出発前に修理に出したマイPCは帰国してからもまだ修理中。10日くらいじゃあ世界もPCもそう変わらないものです。

とりあえず

2006-02-14 13:02:31 | ほん

パソコンが壊れました。あっついカフェオレかけたから。あたり前田。

ちょうど去年の今頃、あたしはある会社でインターンシップとして2週間職業体験をしていました。関西のいくつかの大学からたしか12人くらい来てたのかな。

「会社」に始めて触れた瞬間だったと思う。OLのおねえさん、営業マン、課長に部長。社員食堂。すべてが新鮮で、就職活動真っ只中のあたしにとって何もかもが勉強でした。やっぱりネットの求人だけじゃあ会社はわかんない。実際そこで働く人に触れ、激しくその会社に惚れ、求愛し、インターンから二ヵ月後の四月、その会社に内定をもらった。人生どう生きていきたいか、そう考えたとき、この会社でもまれて成長したいしできる気がすると思った。

今になってわかったことは、インターンで配属された課は社内でも有名なトップクラスの売り上げを誇る課ですごい恵まれたインターン生活だったということ。


日曜日、その激務の課で共にインターンだった人と一年ぶりに会いました。たまーに近況報告はあったものの、会うのは久々で懐かしかった。ミツヤでチョコレートパフェ食べてくだらない話たくさんして、春からがんばろうねと言ってさよならした。あったかい日曜日。一年前と変わったところがあるとするなら、社会に出た自分が少しだけ想像できるようになったことかもしれないなぁ。

くだらなくない

2006-02-08 11:04:44 | ひび

ふわふわしてる。寒いし、外には出たくないから家でふわふわしとる。バイトももうほとんどしてないし。昨日はまちゃんとBBがバイト先に来てくれたらしいけど。すんません。昨日は早上がり。来週からはついにイタリア。

おととい久しぶりに号泣した。こと恋愛などに関しては久しく悩んだり泣いたりとかいうことの無かったあたしもさすがに泣いた。あまりにも言葉で気持ちが伝えられず、泣いて初めて相手に気持ちが伝わったようで、まるで5歳児並の欲求表現。けんかもろくにしない2人にもやはり困難は起こり、というか今までずっと見て見ぬふりをしてきた問題に向き合う。そして2人で泣いた。初めて泣いてるのを見た。6年ぶりくらいに泣いたらしくて、途中からお互いなんで泣いてるかわからなくなり、最後は笑けてきて、鼻水だらだらで「くだらない」と言ってまた泣いた。話した内容は大したことない気もするけど、すごく収穫があったと思う。無言でティッシュを渡して自分もぐちゃぐちゃの顔ふいた。照れたように笑って涙ふいてるのをみてとても切ない。

次の日すんごい目が腫れてて、なんかとても恥ずかしい。

くだらなくない。間違いじゃなかったと思う。

節BOOON

2006-02-03 12:14:38 | ひび

鬼は外、福は内。節分です。

夜中、ノンレム睡眠中にメールのバイブ音。なぜか目が覚める。メール確認。画面がまぶしい。
高校が同じで仲良い某女子から。「2月2日、夫婦の日に入籍したよ!!ベイビーができたの☆」
読んですぐ寝返り打ってまた寝ようとするも寝れず。とにかく返信。

あーまた友達が結婚した。赤ちゃんもできた。ママになる。

先週はゼミの子が大きなお腹抱えてきたし、今年はこどもの写真付き年賀状が地元の友達から来た。そして昨日のメール。第一次ウェディングラッシュ到来かなぁ。

ま、未だに補導されそうになっているあたしにはうんと遠い話です。

とにかく結婚おめでとうございます。