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脊髄損傷患者の看護のポイント

2011-09-15 21:14:40 | 日記

脊髄損傷患者の看護のポイント

脊髄損傷 看護のポイント 
【尿路感染予防の援助】【褥瘡予防の援助】【筋力低下、関節拘縮予防の援助】
Ⅰ、受傷直後は、緊急を要する呼吸障害、大出血、ショックなどのため、多様な治療がなされる。そのため看護もその処置に伴うものが主となる。受傷直後の対応が不適切だと、損傷の拡大、合併症の併発をまねき、機能的予後をさらに悪化させる。初診時から将来を見通した援助を行う。
Ⅱ、綿密な合併症予防対策を講じた看護と合併症予防についての患者・家族の教育を行う。 アセスメント 必要な情報 情報分析の視点 1、受傷状況および損傷部位
2、損傷後の経過
3、全身状態
①呼吸
②循環
③意識
④消化器
⑤泌尿器
⑥運動器
⑦神経系
⑧体温
4、検査データ
5、治療・処置
6、ベッドの種類 1、受傷状況はどうか
2、全身状態はどうか
3、重複損傷が起こっていないか 看護診断 患者目標 ・脊髄損傷による機能障害に関連した合併症のリスク状態:脊髄性ショック、呼吸障害、消化器障害、血栓性静脈炎など
・脊髄損傷に伴うカテーテル留置、尿路年核の感染防御機能の低下に関連した感染のリスク
・同一体位による圧迫、便失禁に関連した皮膚統合性障害のリスク状態
・麻痺や胎動制限に伴う筋力低下に関連した身体運動性の障害 ・全身状態の管理により、重篤な合併症が怒らない
・二次的損傷、損傷部位・程度の拡大を防ぎ、機能障害が最小限にとどまる。
・尿路感染を起こさない。
・褥瘡が発声しない。
・自動・他動運動ができる。 看護計画 対策 根拠および留意点 OP 1、受傷状況の把握
2、損傷部位と程度
3、全身状態
①呼吸・循環障害、意識、消化器症状、膀胱直腸障害、自律神経症状、体温
②麻痺の部位、程度
③出血、骨折の有無と程度
4、検査内容
5、処置内容
6、患者・家族の反応
【尿路感染予防の援助】
1、尿路感染の徴候
2、尿路感染をきたす原因
①留置カテーテルの挿入
②発汗(皮膚の湿潤)
③便失禁による皮膚汚染
④脊髄損傷の障害のレベル
⑤不十分な飲水
⑥尿量の減少
⑦残尿の増加
⑧排尿管理に対する知識・意欲不足
【褥瘡予防の援助】
1、皮膚統合性障害の有無と程度
①皮膚の観察
②疼痛
2、皮膚統合性障害をきたす誘因
①栄養状態の低下
②発汗
③日常生活の自立度
④便失禁による皮膚汚染
⑤治療
【筋力低下、関節拘縮予防の..

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