看護部日記

看護部の日々のこと

人としての倫理・介護サービスについての研修

2010年11月17日 | 日々のこと
 11月16日(水)、当院の介護リーダー2名が講師となり「人としての倫理・介護サービスについて」の研修がありました
 参加者は、看護師を含め21名です
 今回、「介護者とは」「介護職とは」についてみんなで考えてみました



 「介護職」は、高い倫理性が求められる職業です。

 「生活課題に主体的に向き合い自分らしく生きられるように支援する」こと
 つまり、家族を含めた介護を必要とする人が、自分の能力を生かしながら望む生き方ができるように支援しつづけ、QOL(生命、生活、人生の質)の向上を図ることです

 そのためには、
 知識、判断能力などの「介護技術」
だけでなく、
 感動の心や体験などの「豊かな人間性」
 興味、関心、観察力といった「鋭い洞察力」
も必要となります。

 また、サービスとは相手が満足することです

 今回の研修で、「介護職は、高い倫理のもと利用者とコミュニケーション能力を発揮し、利用者の心身の状況把握、安心、安楽な介護技術の展開、創意工夫、状況判断、自己評価が適切に行われることが必要である」という大切なことを学びました。

 あらためて、「介護とは何か」という原点にもどり、明日からまた頑張って介護にあたりたいと思いました

 みなさん頑張りましょう

第18回OZAK会学術集会に参加して

2010年11月12日 | 日々のこと
 10月24日(日)に東京都足立区東和(ホスピア東和)にて、関連グループ病院が(病院17施設、老健7施設)が集まり、学術集会が開催されました
 約800名ほど集まりました


 OZAK会とは、大坪グループの代表的な法人の頭文字を並べたもので、グループに属する法人の総称を表します

 学術集会は、朝の9:00から開始し、1日かけておよそ60組が2会場に分かれて発表を行います。
 それぞれの持ち時間は6分、質疑応答は3分です

 職種は医師、看護職、介護職、検査技師、放射線技師、栄養士、理学療法士、言語療法士等様々です
 発表内容も事例検討、業務改善、医療安全、介護ケア、画像診断、検診等多種多様でした。
 多くの専門職が集まることで、日常の臨床に直結した問題の発表、多職種との間のコミュニケーションに役立つ発表がありました

 また、多くの病院が集まることで、当院とは違う視点や角度の研究を聞くことができ、とても勉強になりました

 当院からは4題発表がありましたのでテーマを紹介したいと思います

地域包括支援センターの発表
「住みよい地域づくりを目指して
~佐野市地域包括支援センター佐野市民病院の取り組み~」

A3病棟の看護師の発表
「排便コントロールが困難な経管栄養患者の便の正常化をめざして
~濃厚流動食からミキサー食に切り替えて~」

療養病棟の介護員の発表
「有効なレクリェーションへの取り組み~ゲームの工夫~」

放射線科の発表
「当院の大腸3D-CTの現状」

 みなさん業務で忙しい中、よく研究され、よくまとまった研究発表でした
 お疲れさまでした