看護部日記

看護部の日々のこと

第4回 新採用者研修

2010年06月30日 | 日々のこと
 6月23日 看護職員・介護職員のための「移乗と移送」の研修を行いました
 講師は介護主任と介護職員が中心となり演習をしました

研修内容は、
1.起き上がりの仕組み
2.立ち上がりの仕組み
3.片麻痺者の移乗介助
4.跳ね上げ式車いすへ移乗介助(全介助者)
5.リクライニング式車いすを用いた移乗介助
6.ストレッチャーへの移乗・移送
についてです。

 今回の研修では、新しい知識も学習することができました
 今まで、障害があっても活用することのできる機能を医療用語で「残存機能」と呼んでいましたが、最近では、「有効機能」と呼ぶようになりました

 呼び方だけでなく、介助の仕方も変わってきました

 片麻痺の患者さまの移動の場合、今までは麻痺側に介助者が膝を押しつけると教わっていましたが、現在は患者さまの健側に介助者の膝を押しつけて介助します

 新しく学習したことを生かし、安全で安楽な移動・移送をしましょう



ネイルアート

2010年06月29日 | 日々のこと
今日は 療養病棟でネイルのボランティアさんに来ていただきました

当院の看護師の娘さんです

ピンクのネイルを塗ってもらいました。(写真)
かわいいお花がついてて、爪の先にはラメも入ってます

みなさん「素敵だねぇ~」と言いながら
爪を眺めて喜んでいました

女の人にとってお洒落はいくつになっても嬉しいものですね

ボランティアさん、ありがとうございました



看護部全体研修

2010年06月17日 | 日々のこと
6月15日「褥瘡と栄養管理」についての研修会を行いました

看護職員、介護職員合わせて45名が参加しました
褥瘡対策委員会のメンバーでもある当院の荒川管理栄養士が講師となり学習しました

栄養ケアプランや褥瘡の経過報告から褥瘡の改善する様子がわかり、栄養管理の大切さがよく理解できました

褥瘡の予防、治療において栄養士、医師、看護師とのコラボレーション(協働)していくことがとても大切です

患者さまの褥瘡は「徐圧管理」「局所管理」「栄養管理」がうまくコラボレーションして治ります
これからも褥瘡対策委員会の活動をみんなで応援していきましょう


褥瘡(じょくそう)とは??
 褥瘡とは長期間ベッドに寝ている患者さんや車いすを利用している患者さんに多くみられる、いわゆる“床ずれ”のことです
 痛みなどの知覚の低下した場合に発生しやすくなります。
 発症しやすい部位は、骨と皮膚との間に加重がかかりやすいところで、仙骨(せんこつ)部(おしりの中心)、坐骨(ざこつ)部(座ったときにあたるおしりの両脇)、大転子部(横になるときにあたる腰の部分)などです
圧が長時間加わることにより、その部位の血行が悪くなり、皮膚・皮下組織まで傷害されます
また、ずれにより生じる力も 褥瘡の原因となります
 (参考 Yahoo!ヘルスケア より)




第3回 新採用者研修

2010年06月03日 | 日々のこと
6月2日、看護職員・介護職員のための救急蘇生法の研修を行いました

研修内容は、
急変時の対応の基本の講義
AEDのビデオ学習
人工呼吸や心マッサージ
についてです。

緊急時、看護職員、介護職員が協力して業務ができるよう学習しました

みんなベッドを囲み、真剣なまなざしで取り組んでいました


次回は6月23日に介護福祉士による「移乗・移送の研修」を行います