院長室の窓

院長からのメッセージ

2010年4月朝礼 院長談話より

2010年04月01日 | メッセージ
2010年4月1日 院長談話

平成22年度に新しく始めようとしていること

 病院の再生準備期間としての丸3年を、なんとか無事に乗り切りました。今年度は病院の成長が始まるいわば成長元年です。
 相変わらず全国的な病院勤務医師の不足の中、勇気と誠と実力のある医師達が常勤医として新たに赴任されます。
 まず皮切りに本日4月1日に健康管理センター長として「安藤武士」先生が赴任されました。さらに5月には2名の常勤医をお迎えすることになっております。
医師の体制を新たにして、新しい事業計画(私達の夢と言い換えても良いでしょう)をお話しておきたいと思います。

 一番目は、オーダリングシステムを発展させ、2年後をめどに「完全電子カルテ化」のプロジェクトを遂行します。このプロジェクトには東大病院からの力強い援護があります。

 二番目は、「佐野市民病院を中心とする健康データ連携システム」の構築です。これは当初僻地診療所と病院を結んで市民の健康情報をフレキシブルなネットワークで安全に活用しようとするものです。
 このシステムの中心には佐野市民病院の「健康管理センター」がありますので、管理センターのIT化と内容の充実を含む抜本的な改革を伴います。この事業は地域医療再生のモデル事業としての性格を備えていますので、東京大学との共同研究としての位置づけをしたいと考えております。

 三番目は、地域からもっとも要望されている「入院病床の増加」を図ることです。現在休床しているA4病棟を秋には開きたいと計画しています。
 いずれの事業も、苦しくかつ楽しい夢でありますが、みんなでまとまり、よいチームを編成してことにあたれば必ず実現することでしょう。
 勇気をもって新しい出発をしましょう。

  以上