夕食後に本屋さんに行って、なにげなく新書コーナーを見ていたらこの本が目にとまった。
まあ、この夏の大会記録なんだろうなと手にとってページを開けると、いきなり飛び込んできたのが、「小沢章一」の遺影だった。
オレと同学年で高校野球をやっていた人間(特に東東京)にとってはこの「小沢章一」という名前は全員が覚えていると思う。
そう、荒木大輔擁する早稲田実業の主将だった男だ。
当時の早稲田実業は、5季連続甲子園出場という、後のPL学園と並んでの連続出場だった。
この5季連続出場した選手は、荒木大輔・清原・桑田とこの小沢の4名だけだったそうだ。
以前、早実が優勝したときの記事にも書いたが、当時は道路を挟んで隣だった早実が授業を終えて、武蔵関のグラウンドに向かうために早稲田駅に急いでいるのを、オレらは練習しながら見ていた。
また、小沢が当時野球にたいへん理解を示してくれていたうちの高校の校長の親戚ということもあり、親近感を持って見ていた。
その小沢が今年の1月に逝去したことは、夏の大会の時に新聞で知った。
野球部の同期が同時期に早稲田大学の野球部にいたので、「周りにいじめられて野球部をすぐ辞めたんだよ」と教えてくれた。
千葉英和高校で野球部の監督を続けていたのは知っていたので、一度でも甲子園に出てくれないかなと思っていた。
前置きが長くなったが、この本の冒頭の特別寄稿に55ページにわたって小沢の闘病生活から野球に対する想いが書かれている。
甲子園に5季連続で出場したと言うことで、どれだけ周りからうとまれ、陰口を叩かれ、ひどい目に遭ってきたのかがよく分かった。
そして、パニック障害になり、休職している間にアクシデントで腎臓破裂し、その時にガンが見つかり闘病生活に入りながらも、野球に対する情熱を捨てずに命が尽きるまで夜中のグラウンドを見に行っていたという。
同じ時期に同じ目標に向かって頑張っていた人間が、志なかばで燃え尽きてしまったことをたいへん残念に思った。
そして、この本を読んで、自分の目標に向かって一日一日を悔いなく大事に過ごしていこうと強く思った。
まあ、この夏の大会記録なんだろうなと手にとってページを開けると、いきなり飛び込んできたのが、「小沢章一」の遺影だった。
オレと同学年で高校野球をやっていた人間(特に東東京)にとってはこの「小沢章一」という名前は全員が覚えていると思う。
そう、荒木大輔擁する早稲田実業の主将だった男だ。
当時の早稲田実業は、5季連続甲子園出場という、後のPL学園と並んでの連続出場だった。
この5季連続出場した選手は、荒木大輔・清原・桑田とこの小沢の4名だけだったそうだ。
以前、早実が優勝したときの記事にも書いたが、当時は道路を挟んで隣だった早実が授業を終えて、武蔵関のグラウンドに向かうために早稲田駅に急いでいるのを、オレらは練習しながら見ていた。
また、小沢が当時野球にたいへん理解を示してくれていたうちの高校の校長の親戚ということもあり、親近感を持って見ていた。
その小沢が今年の1月に逝去したことは、夏の大会の時に新聞で知った。
野球部の同期が同時期に早稲田大学の野球部にいたので、「周りにいじめられて野球部をすぐ辞めたんだよ」と教えてくれた。
千葉英和高校で野球部の監督を続けていたのは知っていたので、一度でも甲子園に出てくれないかなと思っていた。
前置きが長くなったが、この本の冒頭の特別寄稿に55ページにわたって小沢の闘病生活から野球に対する想いが書かれている。
甲子園に5季連続で出場したと言うことで、どれだけ周りからうとまれ、陰口を叩かれ、ひどい目に遭ってきたのかがよく分かった。
そして、パニック障害になり、休職している間にアクシデントで腎臓破裂し、その時にガンが見つかり闘病生活に入りながらも、野球に対する情熱を捨てずに命が尽きるまで夜中のグラウンドを見に行っていたという。
同じ時期に同じ目標に向かって頑張っていた人間が、志なかばで燃え尽きてしまったことをたいへん残念に思った。
そして、この本を読んで、自分の目標に向かって一日一日を悔いなく大事に過ごしていこうと強く思った。
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