8月28日(金)
F 3-1 H
札幌ドーム
試合詳細:
北海道日本ハムファイターズ スコアボード
1回裏の高橋選手の2ラン以降は大隣投手を打ちあぐね、ホークスの攻撃に押される展開でしたが、中継ぎ・抑え陣が首脳陣の期待に応えました。
また7回には、金子誠選手~田中賢選手で大きな追加点。先日の「すぽると」で、高打率の金子誠選手が9番にいることで打順がトップにつながるのが大きいと梨田監督が語っていたことが思い出されました。
早出特打ちを行った主将稲葉選手も、2安打と気合のヘッドスライディング盗塁。泥だらけになったユニフォームが鼓舞します。8回にスレッジ選手の好返球で2塁打をアウトにしたのも大きかった。
かたやホークスは、最終回に代打出場の松中選手が明日につなげるかのような執念のヒット。
明日以降のホークスの先発はホールトン、杉内と厳しい試合展開が確実に予想されるなか、今日の1勝は大変貴重。
先発の藤井投手を5回途中で下げ、あとを任せた江尻投手以降が期待に応える投球をしたことが、敗戦の可能性を未然に防いだのではないでしょうか。「プロ野球の監督は、理想のチーム像を描き、少しでもそれに近づきたいとチームを作っていくのだが、いざペナントレースが始まれば、目の前の戦いに勝つことが先決なのだ。」と、2008年4月に発行された自著『戦術眼』で、梨田監督は書いていますが、先発には7回まで頑張ってほしいという理想があるも、現実には先発陣に不安が残る中、分厚いブルペンよって試合を乗り切るという、チームの状態にあった戦略をとっているのだなあと感じました。ファンが最も嬉しいのは、なんといっても、応援するチームが勝つのを見ることです。
梨田監督は同書のなかで、「12球団一の投手王国と言われている中日とはどこが違うのか」と、2008年4月当時のファイターズの投手陣とドラゴンズの投手陣の違いについて述べており、大変興味深く読みました。
引用元:
梨田昌孝『戦術眼』 (Amazon)
パ・リーグ打率トップ10 (28日現在)
1鉄 平(楽) .339
2糸 井(日) .330
3高 橋(日) .318
4坂 口(オ) .317
5稲 葉(日) .316
6長谷川(ソ) .311
7草 野(楽) .309
8サブロ(ロ) .3043
9田 中(日) .3041
10中 島(西) .3006
データ引用元:
時事通信