成田スカイアクセスに乗ってみました

先日、特に用事もなかったので、成田に
行くことにした。

目的は新規開業した成田スカイアクセスの
特急「スカイライナー」に乗ること。

日暮里から乗り換えた。

乗車券・特急座席指定コミで2400円。

まあそんなとこだろう。

日曜の昼とあって4分ほどの入り。

勝手に他の席に座っても文句はこない。

なにしろノンストップなので、
途中から乗ってくる人はいないのだ。

京成の在来線では普通の走りだが、
京成高砂を越えたあたりから
ぐんとスピードアップした。

全然揺れない。
これはよほど路盤がしっかりしていないと
できない芸当だ。

社内は快適。
食事にも睡眠にもピッタリ
といいたいところだが
なにしろ160キロ走行なので
36分で空港に着いてしまうのが
玉にキズ。

早すぎて通過駅の駅名標が読めないのだ。

空港ビルでカレーだけ食べて、
帰りは在来線の特急で帰ってきたが
あまりの落差に愕然。

趣味で乗るなら断然スカイライナーの勝ち。

実用性なら速い方がいいに決まっている。

結論。いずれにせよ、成田に行くなら
これでしょう。

ただし成田山新勝寺の方は通りません。


ところで8月号の時刻表を見比べて気がついた。

ＪＴＢは表紙に開業の文字が躍り、
特集にも見開き2頁のスペシャル記事が
載っているのに、
ＪＲ版は全く無視、わずかに空港アクセスの本文
データにのみ記載という冷遇。

これは不公平ではないか。

大型時刻表というのは、
実用性もさることながら、机上旅行のテキストとして
全国の読者に愛読されているものだ。

私はこれまで、時刻表を買うとき
どちらでも大差ないと考えていた。

ＪＲがこれほど露骨に他社線を差別すると
知っていたら、
ＪＴＢ版しか買わなかったろう。

裏返せば、それだけＪＲがスカイアクセス
開業に危機感を持っているということが明らかに
なったともいえる。