宮地音響企画日記

音響屋さんのお仕事ブログ
現場のエピソードや、日々の思いついた事を、楽しく書いてます。 

クリスマス ゴスペルコンサート

2007-12-27 02:13:35 | Weblog
 12/24上野の水上音楽堂で宮地楽器ゴスペル教室の生徒さんによる、クリスマスコンサートがありました。夏に続いて、水上音楽堂では2回目です。



 今回はメイン卓とモニ卓を別に組みました。メイン卓は夏と同じ、M7CL、モニ卓はA&HのWZ1442でした。
 モニター卓を組んだお陰で、RHはあっという間に中も外も決まってしまいました。いつもは中と
外と、両方のバランスをとるので、結構大変なんです…。



 それと、今回は夏の反省点から、E.Pfをライン取りとJC-120に一度パラってマイク取りをするという事をしてみました。
 夏の時はライン取りだけだったので、生楽器やクワイヤの声と混じらずに浮いた感じがありました。


 やっぱり、JCを使うので音はJCの音なんですがチョコちょこっとEQをいじってラインと混ぜてみると、不思議と違和感無くクワイヤの声と、他の生楽器と混じりました



 上野の水上音楽堂は、騒音の関係から音量制限が厳しいので80dB(バスが目の前を通り過ぎる時のエンジン音くらい)以上は出せません。
 一度、RHで盛り上がる曲をやっていたら、怒られてしまいました


 その後は騒音計とのにらめっこ(松崎様、ありがとうございました)です。


 制限の音量を超えないように、かつ迫力が失われないようにPAをするって難しいです…。しかし、ゴスペルのメインはクワイヤの声なので、それが前に出るようにPAしました。バンドはほとんど中で鳴っている音に少し足す、という程度でした。
 個人的には、もうちょっとバンドも前に出したかったんですけどね…。でも、本番に入るとクワイヤの皆さんは寒い中なのに声が出ていて、RH以上に迫力満点でした!だからこそ、もうちょびっとだけ、音量を出したかった…。



 メイン卓がデジタル卓でしたが、やっぱりまだまだ使い切れてませんでした。アナログ卓感覚でしか使っていませんでした。
 色々とあれやこれや、やってみようと思っていた事はあったんですが(システムディレイを使ってみようとか他いろいろと。)まだ卓を触るので精一杯でした。




 勉強不足はダメですね。でも、触っていて面白かった!もっともっと、触って勉強しなくちゃ!



 それと、やっぱり野外仕事は暖かい時期にしたいものですね寒かった~。

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