77年のアルバムからアルバム・タイトル曲をシングルで。インビクタスから75年のカサブランカへと続くサウンドの嗜好性はこのRCA盤も同じ。起用するミュージシャンが同じだからそうさせるのかもしれないが、いわゆるデトロイト・サウンドがこの盤でも堪能できる。ファンキーなグルーヴがそれで、ギター・アンサンブルがその特徴でもあるだろう。リフで引っ張るだけ引っ張る曲構成もまたファンキー。引っ張った挙句のコードチェンジもなかなか美味なところ。曲展開が乏しいところがまたミュージシャンの匠を味わえて良い楽曲だ。