
ラリー・ハンコックがいたクリーヴランドのグループからこの曲。そういえばラリー・ハンコックの80年代のアルバムがリイシューされたよう。そんな時代は無視して、輝かしい時代を顧みることにしよう。このグループは、70年バンド・コンテストを勝ち抜き MUSICOR RECORD と契約する。その後2枚のアルバムとたしか10枚くらいのシングルをリリースしグループは解散。このシングルは2枚のアルバムの後のmusicorからの最後のリリース、グループ解散前の録音になる。曲はパーカッションがリズムをリードするミディアム・テンポのダンスナンバー。リズミカルなビートに乗った歌は、たしか麻薬常用者について歌われているディープなソウル。当時の社会状況を想像させるに足りる歌詞と、エスニックなビートは、時代を経てもラジカルに響く。