事情により少々更新が間延びしたことをお詫びします。
久しぶりに取り上げたレコードはスプリームス、その70年代のレコード。一般的な知名度ではダイアナ・ロスの60年代だろうが、リードシンガーが代わって以降の70年代も音楽的には引けを取らないものがあり侮れない。この盤この曲でのリードシンガーはシェリー・ペイン。元グラスハウスと言った方が聞こえはいいかも。彼女は70年代半ばにジーン・テレルの後釜としてスプリームスに加入している。またこの曲の制作にはハロルド・ビーティが関わっている。そこでそう、この曲は連想されるサウンド通りインヴィクタスの音そのもの。弦楽器のリフを絡めてパーカッシヴに仕立てていく所謂デトロイト・ビート、そこにゴスペル張りの迫力のコーラスと溌剌としたヴォーカルが乗り、ハニーコーンに負けない魅力的なデトロイト・ソウルとなっている。インヴィクタス・サウンドにシンパシーを覚える向きには堪らない音に違いない。
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