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ロング・ディスタンス・ラヴ・アフェアがこの盤の演奏者と思ってる人はまだいるだろうか。また、かつてそう思ってた人もいるのでは。正しくはマーセル・ジョセフがこの盤この曲のシンガーとなる。それだけクレジットが不明瞭な、典型的なローカル感漂うシングルだ。ただし知る人ぞ知る76年のシングルで、イベントでたまにプレイされているのを耳にするのも珍しくない。曲は物々しいサウンド・エフェクトから始まり、ムードたっぷりの語りのイントロ、そこからミッドアップテンポのグルーヴ感溢れるバックに合わせてヴォーカルが飛びだす、なかなか劇的なナンバーだ。その辺りが一部のマニア心をくすぐったに違いない。とにかく、重厚なサウンドが織り成すグルーヴは、今も色褪せていない。
なお、このシンガーはもう一枚のシングルを同じレーベルに残す。ただしクレジットにあるアルバムが存在するかは不明。