
ジョイ・ギルモアのこのシングル、原盤はSAADIAから出され、録音はもちろんフランク・ウイリアムスのバンドの下で行われている。このバンドの音といえば、あの独特のレイドバックしたサウンドとファンキーなビート。この曲もそういうサウンドのもので、そこにギルモアのサザンソウルを踏襲したヴォーカルがモダンなアレンジの楽曲とクロスオーバーする。そのあたりが微妙にマッチしているかどうかの境だが、ファンキーなノリは十分楽しめるものではある。なお、リトル・ビーバーもこの曲を演っていて、先頃発売されたSAADIAのコンピに収録された。