バリューがあるわりに、とても人気があるとは思えないシンガーの一人として数えられるのがこの人ドン・コベイだろう。まして60年代の録音ならいざしらず70年代のフィリー録音なんて、歯牙にもかけないというのが通説か。しかしこのフィリー録音曲はいい。アルバム収録曲にあたるが、そんなことよりここで聴かれるフィリー・ダンスサウンドの素晴らしさ、聴きものである。典型的なフィリーのアップテンポで始まる曲は心地良く展開するが、ドラム・ブレイクからアール・ヤングさんが大爆発!真似できるもんならやってみろとばかりに燃え上がる一人舞台というのか、いや素晴らしい。フィリーとはなんぞや、ってのが垣間見れる楽曲と言いたい。ついでだけど、あまりドン・コベイは活躍してない…
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