本気留学の心得。

イギリスに留学した帰国子女の私が留学にためになる事をつらつら書いていきます。

常識を超える。

2005-06-15 03:04:38 | 留学のいいところ。
当たり前ってありますよね。
生まれて育って教えられて…例えば道路を渡る時は右見て左見て、手を上げて渡る。

当たり前。

そんな物海外にはありません。イギリスの道路なんて真ん中に小島みたいな場所があります。だから初めに右側だけ見る。で、小島に辿り着いたら今度は左だけ見る。道路にだって「look right」だとか「look left」って書いてあります。

反対にイギリスの当たり前だってあります。
どっかのお茶会に行ったとき。並ぶ人人にお茶を配っているおばちゃんがいます。まずカップに牛乳入れて、ポットの紅茶入れて…。え?って思いませんか?日本だったら
「ミルクティーにしますか?レモンティーにしますか?」
って聞くもんじゃ…(勿論一流カフェになれば聞きます)。

も一つ有名ドコロ。
イギリスのスーパーとかで自動ドアって意外に少ないです。何が多いって手動ドア。みんな必ず開けては押さえて次の人にパス。リレーのバトンみたいなもんです。だから、後ろのランナーがちょっと遅いと待っててくれることも。これ常識。

やっぱり国によって色んな当たり前があるわけです。同じ種類の人間と毎日生活していたら気がつかないような所を改めて気づかされます。

《はっ!こっちではスーパーが6時に閉まっちゃうんだ…》
《24時間やってるコンビ二ってそこら中におあるもんじゃないの?!》
《スパゲッティってフォークとスプーンで食べるのが常識じゃないなんてっ!!!》

とか。そうやって自分の中の常識がぐぅんと広がります。今まで当たり前だった事が当たり前でなくなったり、今まで当たり前で生活していた事に恩恵を感じたり。語学が伸びる以外にもいい所がある留学なのです。