ちょっと一言

世の中の出来事や商品について、身勝手なコメントでもしようかと思います。しかも気まぐれ

年金はもらえるのか

2011-10-12 19:35:27 | 政治
年金の受給開始年齢が引き上げされようとしている
それを決めようとしている人達にとっては
たいした問題ではないと思うのだろうが
実際に会社で働いている人達にとっては
大きな問題です

国会議員や役人達は
バブル崩壊以降の状態を理解していない
今の日本人は所得や資産に大きなばらつきがある
バブル崩壊の影響をまったく受けていない裕福な世代
就職して働いている期間にバブル崩壊が起こった世代
バブル崩壊以降に就職した貧しい世代
簡単ではあるがこの3つに分けられると思う

バブル期を会社で勤め
恵まれた収入や退職金を得た世代は
今は皆定年を迎えのんびり生活している

働いている期間にバブル崩壊を迎えた世代は
その年齢によって影響は異なるが
賃金は低下し、退職金も削られている
40代の人達は賃金が伸びない中
年金の受給年齢も引き上げられ
しかも受け取り額も減らされる
将来に対しての不安も出てくるでしょう

もっとひどい状態なのは
バブル崩壊以降に就職した世代
だいたい40歳未満だと思うが
就職の段階で仕事が無い
就職できても賃金は低い
採用控えによる若年層の不足により
一時的に青田買いが復活した時期があったが
リーマンショックでさらに悪化
年収300万円時代を生き抜く経済学なんていう本が話題を読んだが
今は年収250万になっている
大企業に就職した人達は
安定した収入を得ていると思うが
同じ年代の中の割合で考えると少数でしょう

時が経つにつれて
裕福な世代は減っていき
貧困ともいえるような世代が増えていく
そういった状況を理解していかいから
いい加減な政治や経済対策しかできないのです

今までやってきた経済対策は
所得のある富裕層に物を買ってもらうこと
それって人口の割合で考えたらどのくらいなのでしょう
限られた世代を対象とした景気刺激策なんて効果は少ない
消費欲も少なければ人口の割合も少ないから
そんなことよりも
しっかりとした雇用対策や
低所得者層にも影響を与え
全体的に底上げされるような景気対策をするべき

被災地の復興事業も
景気の刺激になるはずなのに
いまだに復興する為の方針が決まっていない
それどころか国会は権力闘争の足の引っ張り合いばかり
役人は自分達の利益しか考えない

今のままで行くと
老後は皆貧しい生活をすることになります
低賃金で生きることで精一杯
結婚しても子育てをする余裕がない
だから子供は減っていく
貯金なんてする余裕も無いかもしれない
その状態で年をとったらどうなるでしょう

子供の数が減れば
年金受給世代を支える人達が減る
だから年金の受給額は少ない
もしかしたらもらえないかもしれない
それなのに貯金も無い
それで生活できるでしょうか

同じ期間年金負担分を納付しているにもかかわらず
もらえる金額は違う
それだけでも不平等ですよね
そしてからは受給開始年齢も遅くなる
そして、それを決める人達は裕福な人達

国の借金も大きいが
国民に負担を強いるばかりのやり方は
そろそろやめて欲しいですね



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