本の頁 2012年12月10日 | 思い出すことなど、ほか ”本を読むならいまだ 新しい頁(ページ)をきりはなつとき 紙の花粉は匂ひよく立つ そとの賑やかな新緑まで ページにとぢこめられてゐるやうだ 本は私を圍(かこ)んでゐる ” ― 本 ― 室生犀星 (写真の詩は、吉田一穂の「後園」) « 実存的かわいらしさ | トップ | 1771年8月22日 »