テレ朝の野球中継は、他局のソレと比べて、見応えがある気がする。
画面左下に、3x3に分割されたマスが出て、投球履歴が分かるようになっている。
それに加えて、投手の得意なマス(ストライクポイント)が色分けされたりしていて、戦略を一緒に楽しめる感があって楽しい。
そのデータ作成に一役かっているのが、グラウンド解説の元ヤクルト投手西村龍次氏だ。
CGなんかで表示されると、すべてコンピューターでやっているような錯覚に陥るが、多分いや間違いなく、あの「3x3マス」に、球種やら捕球場所をチェックしているのは西村氏だろう。
PDA端末かなんかを手にもって、ペンタッチでその都度入力しているんだろうと思う。
打ち込みをスタッフが担当するとしても、球種は専門家に指示してもらわないと分からないとおもうので、ミットにボールが収まる度に、
「シュート...。」
「スライダー...かな?」
「フォー...いやタテに落ちるカーブかもw;」
とか、言っているのだろうか。
ミットにボールが収まってから、画面にそのポイントが表示されるまでに妙なタイムラグがある。
たまに、球種が途中で変わる時もある(色で球種が表示されてて、その色が変わるのです)。
そのタイムラグの中にドラマがあるのだろう。
ちょっと、微笑ましいw
それに加えて、
「東尾さん~...栗山さん~...?」
って、たまに中継基地に声掛けたりして、いや~忙しい忙しいw
西村氏が野球選手ランクとして微妙なポジショニングだから、成立するのかもしれないぞ~。
話それますが、栗山英樹氏はきっといい人だ。
要所要所で、西村氏に声をかけてくれる。テレビを見ている私は、その一声に救われる。
そんなこんなで、地上デジタルが本格的に始動すると、ポチッと押せば、いつでも「3x3マス」を画面に開けるようになるわけで、球種解説の西村氏の重要度も上がってくのではなかろうか。
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