『よしなしごと』

※不定期公開

運の良い方、縁の有る方、勘が働く方。

ご覧戴けたら幸いです。

心の宝箱【淡々として、適当にやり過ごす。口で言うのは簡単だが、現実ではなかなか難しい。大抵は、周りからの同調圧力に負けてしまう。みんなやっているのだから、やらないと】

2024-09-03 21:27:00 | 心の宝箱


『アスリーツ ATHLETES』あさのあつこ01(中央公論新社2019/9/10)

結城沙耶は中学2年で出場した全日本中学陸上広島県大会100メートルハードル女子決勝で転倒し、失意のうちに陸上部を退部。親友の松前花奈に誘われ、射撃部に入部するため、広島の超進学校の大明学園高校へ進学。沙耶は初めて構えるビームライフルの重さに驚き、個性豊かな先輩たちに励まされ、監督の磯村辰馬の指導を受けつつ、未知の競技に戸惑いながらも花奈とともに励む毎日。オリンピック種目のマイナー競技と格闘する少女たちの喜怒哀楽を綴った青春スポーツ小説。


・淡々として、適当にやり過ごす。
口で言うのは簡単だが、現実ではなかなか難しい。
大抵は、周りからの同調圧力に負けてしまう。
みんなやっているのだから、やらないと。
そういう気分に流されてしまう P12

・自分が本心から楽しめるものなら、なんでもええ。
自分にぴたっと嵌まってくる何かが、人には必ず一つはあるそうじゃ P20

・高すぎるハードルはもういい P29

・自由だからこそ怖い P52

・未知なものは、いつでも心を騒がす P59

・単純なものを複雑にしてしまう。
それが、人間の厄介なとこ P96

・何かに夢中になっていると、時は知らぬ間に流れていく P105

・問うことは簡単だけど、意味はない、とも思う。
他人の答えは他人のものでしかない P121

・笑うと力が抜ける(略)
緊張しきっていた心身が、少し緩んだ。
息が楽にできる P184




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