東京郊外の深夜の弁当工場で働く雅子、 ヨシエ、 邦子、 弥生の4人は、それぞれに問題を抱えていた。雅子は家庭崩壊、ヨシエは寝たきりの姑の介護、邦子はローン地獄・・・。
ある日のこと、 弥生が夫を絞殺してしまい、みんなで死体をバラバラに切断する。これを機に4人は、死体の解体作業を頼まれるようになり、 苦しいながらも平穏だった日常からどんどん逸脱していくのだが…。
出演:原田美枝子/室井滋/西田尚美/倍賞美津子/香川照之/間寛平
原田美枝子、 倍賞美津子、 室井滋、 西田尚美という4人の実力派女優が、深みにはまっていく女たちを熱演している。
監督は『愛を乞うひと』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した平山秀幸。
そして、人気作家・桐野夏生の傑作ミステリーが原作である。
昔TVドラマでもやっていたをみていました。
斬新な話しで面白かったのを覚えています。
この作品の見所は、なんといっても死体をバラバラに刻むところ。
人をバラバラに切り刻むなんて・・・・自分だったらと思うと吐きそうです。
あんなことできない。
切っている感触が嫌です。
あの感触は・・・・・・・・気持ち悪いに違いない。
そんなことないのかな??
人間だと思わなければ、大丈夫みたいなこと映画では言ってたけど・・・・・そう思えたらできるね。たしかに。
そう思えないからできないんだよ!って突っ込みたくなった気がします。
この話は、主婦という設定がやっぱりマッチしていたと思います。
これが学生でも、OLでも面白くない。
主婦達がやったからこそ、この作品に隠れている恐怖があるのだと思いました。
静かな住宅街で行われる残酷な行為・・・・怖いです。
個人的には、室井滋/さんがいい味だしてました。
面白すぎです。
あのおばちゃん!!
笑えます。
評価
5/10