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ヤフーオークション出品者を応援するブログ

ここはヤフオクに出品して傷ついた人のためのブログです。

落札者の言い訳

2007-06-07 12:45:20 | 悪質な落札者の手口
 何度の連絡しても落札者から連絡がない。
 あるいは入金先の口座を教えても、一向に入金がない。
 
 そんな経験は、多少、オークション経験を積んだ出品者なら誰しも経験するのではないかと思う。
 落札者も人間、忘れることもあるだろうし、突発的な何かがあって、連絡が取れなくなることもあるだろう。

 そんな時、落札者の言い訳ベスト5をあげると、
1)パソコンが壊れた(調子が悪かった)
2)身内が死んだ
3)入院した(身内が入院した、も含む)
4)病気になった(身内が病気になった、も含む)
5)仕事が忙しかった

 だろうか。

 無論、これらの事態に見舞われて、連絡が取れないこともあるだろう。
 だけど、取引するたびに、毎回、身内が死んだり、「身内が死んだので、入札取り消してください」と言いながら、別の出品者に入札していたり、「入院していたはずの期間」に、別の出品者とは取引していたり。
 バレバレのことすんじゃねーよ。

 ↑にあげたのは、言い訳の定番だが、これに時事ネタが加わる場合もある。
 例えば「××地震で罹災して」→これは実際に、送付先の住所が被災地に近かったので、本当だった模様。こんな大変な時に、ご連絡いただけたことには頭が下がった。
 で、「あるかな~~」と予想してたのが、今、猛威を振るっているらしい。「はしか」。
 
 5月初旬。とある落札者(仮にEとする)と連絡が取れなくなり、3週間待って、落札を削除。
 削除した直後にメールが来て「はしかで隔離入院しておりました」。
 ですと。

 そうですか・・・・・・。でも、Eはこちらより後に別のオークションを落札し、そちらには支払いをしていました。E自身、別の出品者には『受け取りました』と、こちらが落札を削除する3日前には評価を返している。いったい、いつ、隔離入院をしてたんだか・・・・・・。
 バレる嘘ならつくんじゃね~よ。
 

また出た返金詐欺

2007-05-19 03:59:59 | 悪質な落札者の手口
 このブログ始めてからも、とんでも落札者は次々に出現する。

 10日ほど前、凝りもせずにこちらから金を騙し取ろうとした馬鹿落札者がいた。
 
 落札後、連絡はスムーズに取れて、迅速に「入金しました」とのメールが来た。
 その後、何度か口座を確認したのだが、この人物(仮にCとする)からの入金は確認できなかった。
 入金の連絡メールが来てから2日後、Cからメールが。

 「6日前にお金払ったのになぜ発送しない。すぐに為替で全額返金せよ」とのこと。
 こちらは入金が確認できない旨、連絡して、かつ「●日にお支払いされたとのことですから、まだ2日しか経過していないのでは?」とメール。
 すると「お前のメールは失礼だ」「素直に謝れ」「死ね」「いい加減にしろ」「ふざけるな」と、いきなり『キレた』メール。とにかく「●円払ったから為替で全額返金しろ。すぐにここに送れ」と言う。
 
 全額返金ということは、為替作成手数料や、送料をこちらに支払えということ?
 こちらには責任もないのに一方的にキャンセルした挙句、費用はこちら負担で金払えというのは・・・。
 郵便局に行くのもめんどくさいし、手数料だけ考えても、こいつが払い込んだと主張している額より多くこちらが払わなければならない。

 とにかく事実確認をしようと、振り込みのATMの控えなり、ネットで振り込んだのなら受付番号を教えてくれ、と依頼。それを聞いてから金融機関に問い合わせします・・・と言ったところ「それはナンですか?(ATMの控えや受付番号が何のことかわからないらしい)」「言い訳せずにすぐに返金しろ」と、これまた信じられない返事。

 なら、どこから振り込んだのか?ATMか、ネットからか。そう聞いてもはぐらかして何も言わない。

 そうこうしているうちに気付いたのだが、こいつがこちらに最初に伝えてきた名前、住所と、こいつが「返金せよ」と言って示した名前と住所が違う。少なくともどちらかが偽名なわけだ。
 
 その点と、ほかに一つ気になる点があったのでそれを追求して、その日はネット落ちした。
 翌日、げんなりしながらメールボックスを開くと、大量に「掲示板に投稿がありました」「落札ナビに投稿がありました」メールが届いていた。

 見ると・・・「もう許してください。貴方は怖い人だ」と態度が急変していた。
 こちらがネット落ちして、掲示板などに返答しないのに、次々に「許してください」だの「怖い」だの書き込みが続いていた・・・・・・。
 
 最後の投稿は「警察に言いました」とのことだった。

 バカかっつーの。警察が相手にするわけないだろう。どこにも被害なんてないのに。そもそも「民事」だっつーの。

 いろいろあったのだが、結果を言うと、この落札者は落札代金を振込んでなかった。
 なのに、「振り込んだ」と言って、その後、ケチをつけ、強引に「返金(実際は返金じゃないが)」をさせて、出品者から金を騙し取ろうとしていた模様。
 気弱な出品者はとにかくこのバカと縁を切ろうと、入金確認をする前に返金してしまったのだろう。
 そうやってこいつは、次々に出品者から金を取っていたのだった。
 中には「そこまで言うのなら」と先に商品を送り、商品も金も取られた人も居たようだ。

 この落札者は私のとこに入札した時点では「2」のプラス評価(2つの取引で「非常に良い」)だった。おそらく、詐欺を働くため、はじめの2回だけはちゃんと取引したのだろう)
 
 さっき見たら、評価はマイナスになってた。ざまーみろ。
 こっちは結局、商品を送ってないし、報復評価の様子見だったので、評価はまだつけていなかったのだが、他の出品者で「騙された」と気付いた人が評価をつけたらしい。2つプラスの評価を貯めたら、返金詐欺をしようと一気に5つくらい(悪い評価入れた数)落札して、詐欺ろうとしたようだ。

 当たり前の話だが、なんと言われても、入金が確認できるまで、絶対に商品は送ってはいけない。
 
 しかし未だにこんな手口にひっかかる出品者がいるんだね。びっくりだ。

嫌がらせの評価を続けるアホ

2007-05-15 23:44:26 | 悪質な落札者の手口
 ある日、自分のメールボックスを見ると「評価=●←それまでより一つさがっている」というメールが届く。それも同じタイトルのメールが複数・・・ってなことが起きる。
 あるいは、ふと自分の評価を見るとそれまでなかったマイナスの評価がついていたり、マイナスの評価の数が増えていたり。

 見てみると、トラぶった(あるいは現在進行形でトラブっている)落札者からの悪い評価。あるいは連絡が取れず、メールはもちろん、オークション掲示板や今なら落札ナビや評価欄から散々連絡を取ったのに、連絡がなかったため、落札を削除すると途端に「報復評価」。

 単に悪い評価を書くだけならまだしも、全角で127文字という字数制限内に収める能力がないせいか知らないが、延々とあることないこと書き連ねる落札者。
 残念ながら、こんな悪質な落札者を排除する手段は、今のところない。
 過去に悪い評価がないからといって、あてにならない。
 出品をすればわかるが、出品者はなかなか悪い評価をつけられないものだ。
 どれだけ正当な理由があり、他の出品者のためにもこの落札者がとんでもないという評価をつけなくては・・・と思っても、やはり報復評価を恐れてしまう。
 
 評価合戦になると、精神的にも疲弊してしまう。
 とんでも落札者の中には相当数「構ってチャン」がいるので、相手にすればするほど、増長するのが常だ。

 自分に非があるくせに、嫌がらせの評価をする馬鹿は大勢いたが、2ヶ月以上、ほぼ毎日、こちらの評価に書き込みを続けた粘着女がいた。
 他の取引が終わり、他から良い評価が入ると、こちらに「非常に悪い」の評価。
 そのため、2ヶ月も前の取引なのに、常にこちらには「非常に悪い」の評価がトップにくるように表示される。
 こいつが嫌がらせを続けている間、入札の数は明らかに減少するし、こちらのメールボックスを開き「評価=●←それまでより一つさがっている」のメールタイトルを見るたびにうんざりした。
 
 ヤフーに「取引でお困りのこと」として問い合わせをしても「お互いで解決しろ」と判で押したような対応。
 実際にこの落札者は代金を支払わなかったので、落札を削除したのだが、削除した後でも評価をつけることができるので、効果はなし。まじでこのシステムだけはどうにかして欲しい。

 評価をつけることができるのは取引終了から120日以内。だったらまだ当分これが続くのか・・・と、正直ぞっとしたのだが、いろいろ工夫した結果、この粘着構ってチャン落札者は利用登録を削除した。
 悪い評価はついたままだし、どうせ別IDを取得してまた、見ず知らずの出品者に構ってもらいたがっているのだろうが・・・。
 出品すればこんなストーカー落札者に付きまとわれることもある。
 
 出品を検討されている方は、こんな危険があることを認識した上で、充分、対策を練ってから出品して欲しい。

値切り

2007-05-11 00:20:43 | 悪質な落札者の手口
 トラブルを起こす落札者は枚挙に暇がないが、最も多いトラブルは間違いなく値切りだろう。
 とにかくありとあらゆる方法で値切ってくる。
 これまであった値切りの申し出を思いつくままに書いてみる。

・「貴方から1000円で落札したが、別の人の出品は700円で終了していた。だからこっちも700円にしてほしい」
・「2つ落札するから1つ半額にしてほしい」
・「(実物を見ていないが)なんとなく貴方が出品しているものは汚れている気がするので安くして欲しい」
・「母子家庭でお金がないので、まけてくれ」→断ると「母子家庭なのに」と連呼。まじめにがんばっていらっしゃる母子家庭の方と父子家庭に失礼だろ!
・「給料日まで1月近くあるので、お金がない。安くして欲しい」←ちゅーことは給料が出たばかりではないのか?
・「親が死んばかりだから安くして欲しい」→断ると「血も涙もない出品者」だそうで。親が死んだばかりなのにオークションやってるお前の神経を疑う。
・「(あなたから落札した)本の内容が思っていたよりつまらなかった。半額返して欲しい」←貸本屋じゃねーよ!
・「(あなたから落札した)マンガ本の絵があまりうまくなかった。責任を取ってほしい」→どう責任を取るのかというと、返金せよとのことだった。
・「前に取引をした人は皆、値引きしてくれた。しかも向こうから言い出した。なぜ貴方は値引きしないのか」

 ざっと思い出しただけでもこれだけあった。
 理由を捏ねずにシンプルに「安くしてほしい」「まけてくれ」というものも相当数あった。
 厳密な統計はとっていないが、落札者15~20人に一人いる程度という感触である。
 
 数からすると、決して「多い」とはいえないが、一人ヘンな落札者にぶちあたると、非常にいや~な気持ちになる。その後、トラブルとなると、オークション用のメールボックスを開くたびに気分が重くなる。
 出品者としてオークションに参加して、多少、取引を続けていけば、必ず「安くしろ!」「払わない!」という値切り屋にぶつかるだろう。
 嫌な気分になりたい人以外は、出品者としてのオークション利用は、充分に考えられたし。

プレゼント用の包装はデフォルトですって、お前の頭の中だけだ!

2007-05-08 02:30:45 | 悪質な落札者の手口
 かなり前(まだヤフオクが完全無料だった頃)ブランドのバッグを出品した時のこと。
 海外の直営ショップで4万円程度。日本での正規店の価格は6万円くらいだった。

 2~3回使用したが、私には使いにくかったため、出品。1万円でスタートしたが、最終的に1万5000円くらいまで値上がり、終了。

 オークション終了後に落札者と連絡を取ると、「プレゼント用に購入したので、ラッピングをしてくれ」と言い出した。
 商品説明には
1)箱は捨ててしまったのでない
2)ブランドのロゴが入った、保管用の布の袋はあるのでこれもつける
3)出品者は店舗ではなく一個人である
 ということは記載していた。個人なので、プレゼント用のラッピングというのはできないし、やるとしても、梱包材を100円ショップなどで買ってくることはできるが、実費を負担して欲しいと書いた。

 相手は「オークションに出品すると言うことはお店と同じ」「プレゼント用のラッピングをするくらい当たり前」と言い出した。
 お店と同じなら、正規の値段を出して買えよ・・・と思ったが、ぐっと飲み込み、お店で包装紙を購入して、ラッピングをするまではこちらが負担すると譲歩。
 しかし・・・「ブランドの商品なのだから、ブランドの包装紙でやってくれ。ちゃんとブランドのロゴが入った紙袋に入れろ」と言い出した。オイオイ、ブランドのロゴが入った紙袋だってオークションで売られてるのに。
 そもそも誰かへのプレゼントに、オークションで中古品を市価の1/4程度で落札して一体何をしたいんだ?ブランドに袋に入れろってことは、中古なのに「新品だよ」と言ってあげるつもりなのだろうか。

 これ以上は勘弁・・・と言うわけで、そう通告。取引中止。

 今では、ヤフーストアと、個人をすぐに見分けることができるが、それでも個人の出品者である私に対して、ストアのような対応を求める人が多かった。ラッピングをしろというのも、この落札者に限った話ではない。

 こういう方々の頭の中身がどうなっているのかわからないが、正規料金でブランド物を手に入れることができないのに、見栄ばっかり張っているどうしようもない連中が多数跋扈している。それがネットオークションという世界だ。
 こんな連中とやりとりするだけ、時間のムダ、疲れるだけ。
 しかも落札されるまで本性がわからないし、うかつに落札削除なんてしようものなら報復評価を受ける。本当に出品者にとっては踏んだり蹴ったりです。

「評価なしで」を考える

2007-05-07 22:04:41 | 悪質な落札者の手口
 落札者で時々いるのが「評価なしでお願いします」「評価しないでください」「相互評価なしで」と言ってくる奴。

 評価なんてしたくないよ、こっちも。手間がかかるから。
 大体、出品者からはおいそれとは悪い評価をつけられない。いくら落札者に落ち度があっても、向こうからもつけられるんだから。評価欄でやりあっても、相手が嘘をつくことも多いしね。時間と体力のムダにしかならない。
 いっそのこと、落札者全員に対して評価をしないでおきたいのだが、そうすると「何故評価しないんですか」と言ってこっちの評価を下げるバカがいるから、せざるをえない。
 どいつが評価希望で、どいつが評価希望でないかなんて、サーバー上で確認できるシステムはないし、そもそもオークションは「評価ありき」の前提なんだから、我侭言うなっての。

 で、「評価なしで」と言ってくる奴は、なぜこんなことを言ってくるのかといえば・・・。

1)落札した品を、再度自分で出品しようと思っている奴
 →「オークションで譲っていただきました」と正直に書いている人もいるが、「中古品を落札してさらに出品」よりは「新品購入しました」と嘘をついたほうが、入札が増えるということがあるのだろうか。要するに、中古品購入したという履歴を残したくないために、「評価なしで」と言ってきている。
 もしくは、こちらから落札した品を再出品しているということを知られたくない、ということもあるのだろう。私は再出品されようが気にしないが。

2)知り合いにヤフーIDを知られているので、こんな品を買ったことを知られたくない。
 
 →実際に「中古品の服をオークションで買ってるのを知られたくない」「マンガ、アニメ系の品などを落札しているのを知られたくない」という連中が居た。
 気持ちはわからんでもない。
 だけどね、何で、知り合いにヤフーIDを教えるのさ。
 それに落札に関してはIDの所持は無限にできるし、今なら無料でアカウントを作成できる。不本意ながら知り合いにIDを知られてしまったなら、別のID作ってそっちで知られたくない品物を落札しろ!人に手間をかけさせるのは平気だが、自分で努力は一切しないのがバカな落札者である。

3)ヤフーIDを家族で共有しているので、家族に知られたくない品(H系だったり、マニアックなものだったり)を落札したということを知られたくない。

 →家族間だろうがなんだろうが、IDを登録した人間以外がIDを使うのはオークションのガイドライン違反ですし、不正アクセスとなります(親告罪だから、身内の場合、告発されることはないだろうけど)。
 ガイドライン違反やって、人に迷惑かけるなっつーの。月額利用料なんてたった294円だよ。それをケチるようなやつは、オークションなんてやるんじゃないよ。
 
4)返金詐欺を目論んでいる
 →「評価なしで」と落札者が言ってきて、こちらが評価しないまま、或る程度の期間が過ぎ・・・或る日突然、落札者からコンタクトが・・・。「品物が届きません」と。
 たまに、「受け取りました」とメールを出したくせにこういうことを言うやつがいる。そして「本当に発送したのなら、何故、評価をしていないのですか?落札者が支払い、発送したのなら、評価してるはずでしょう」と言い出す。
 こちらがいくら「貴方が評価するなってメール書いたでしょ?」と言っても、メールでのやりとりは、第三者には見えない。「評価を下げられたくない」「面倒はイヤだ」こう思って返金したら、相手の思う壺。「評価なし」を逆手に取る、「返金詐欺」のやり口です。
 今後は、落札ナビでのやり取りが増えるでしょうから、万が一、このケースにひっかかって悪い評価をされても、ヤフーに届出をすれば、相手の評価を削除してもらうことができるかもしれない。

 だいたい、出品者は落札者を評価する「権利」があるわけだから、「するな」と言ってくるのは常識はずれだ。落札者のほうが出品者より偉いのか?
 2)、3)のケースなら、月に294円出して別のIDれば済む話(今なら無料)。
 それもしないで他人に甘えるのは、DQNとしか言いようが無い。
 
 んでもって、↑にあげた事例を経験した私にとっては、「評価なしで」を言い出す落札者は、「要注意」である。当然BL直行。

落札者による詐欺 その1「評価なしで」は要注意!?

2007-05-06 19:24:40 | 悪質な落札者の手口
 ヤフオクで出品をすると、時々「相互評価なしで」もしくは「こちらに評価をしないでほしい」と言い出す落札者がいる。
 もし、こちらが出品しているものがアダルト商品などなら、まぁ、わからないわけではない。履歴にそういう商品を落札したというのが残ったら恥ずかしいというのだろう。
 私はアダルト商品などは出品していないが、このような申し出を受けることは決して珍しくはなかった。
 全員の出品者に対してやっているのかと思いきや、他の評価はついている。
 ためしに、「評価をしないでくれ」と言って来た人に、理由を聞いたことがある。
 曰く「友人にIDを知られているので、中古を落札したことを知られたくない」
 「単に履歴を残したくない」ETCなどだった。
 
 友人にオークションIDを教えるなんて個人的にはバカだと思うが、ハタから見ればヤフオクに出品してトラブる私も充分にバカなのだろう。

 さて、この「評価なしでお願いします」と言って、落札者が詐欺を働いた例がある。
 いくつかパターンがあるので、順次書いていこうと思う。

 私が出品したのは中古の洋服だった。
 落札後に「評価はなしで」と、落札者Bが申し出てきた。
 私は履歴がある発送方法を指定しているが、落札者の希望があれば履歴ナシの普通郵便などでの発送も受け付けている。最初から履歴ナシの発送方法をOKにしておくと、郵便事故などで商品が不着になると、出品者が返金しなければならないからだ。

 Bは履歴のつかない定形外郵便を希望。
 入金を確認後、発送。
 20日ほどして、Bから「商品が届かない」との報告があった。
 郵便局に連絡をして、事故の調査を依頼したが、結局、見つからなかった。
 Bは「貴方が発送した証拠はないから、返金しろ」と言い出した。
 こちらは商品説明で、履歴の取れる発送方法(宅配便ORゆうぱっく)を指定しているが、Bの希望で定形外郵便で発送したことを指摘し、返金を拒否した。

 Bは散々悪態をついたが、こちらが評価に書かないように念を押し、「こんな酷い出品者に入札した自分を呪います。貴方からのメールは受信拒否するので書いてもムダ」と、捨て台詞を書いてきた。
 そもそも、相手に「評価をするな」などと言い出すのはとんでもない話だ。
 こっちがどう評価しようとこちらの勝手のはず。
 
 メールを受信拒否したというので、仕方なく、評価に「郵便事故という申し出だが、こちらは発送したので返金はできない。評価するなとのことだがメールを受信拒否されたので仕方なく書いた」・・・のようなことを「よい」で評価に記入。

 すると・・・この落札者はこちらに「非常に悪い」の評価をつけてきて、評価合戦のようになったのだが、驚いたことに、6人ほどの出品者が、この落札者から『商品が届かないから返金しろ』と、脅迫を受けていたことが発覚。うち何人かは返金していた。
 Bはこれらの出品者に対し、最初から「評価を入れるな」と言っていたらしい。 
 2~3人までは報復評価を繰り返していたが、やがて、この落札者はオークションの利用登録を削除して、このIDを捨てた。

 この落札者のもとに本当に品物が届かなかったのかはわからない。
 しかし、本当に、6人の出品者が送ったものが全て届かなかったのだろうか?
 それも1週間ほどの間の取引で。
 「評価しないでくれ」と頼んでいたのも、今から考えると、評価に「郵便事故で~」がかかれると、他にも同じような事例が起きていることがばれるからだったのだろう。
 履歴のない発送方法だと、出品者にも発送した証拠がないのだから、強く出ることができない。争うのもイヤだし、余裕のある出品者や、優しい出品者なら返金に応じることもあるだろう。
 そして、評価に書かないと約束したのでことの経緯が第三者に知れることはない。
 誰かが評価に書き込まずに、Bに『郵便事故』が多発していることがバレなければBは、その後も返金詐欺を続けていたことだろう。まぁ、IDを変更して今でもやっているかもしれないが。

悪質な落札者の排除は不可能

2007-04-28 15:38:20 | 悪質な落札者の手口
 こういうことは言いたくないですが、お金に余裕がある人はちゃんとしたお店で買い物をします。
 わざわざ好き好んで、トラブルが多い(とされているヤフオク)で買い物をしようとしている人は、どういう人でしょうか?

 確かに、普通の人、まともな人も沢山居ます。
 ですが、中には非常に問題がある人も居ます。

 他より「1円でも安く買いたい」と思っている人。
 「出品者はお店じゃないから」と平気で値切る人。
 「お客様は神様だ!」という横暴な態度を取る人。
 話が通じない人。
 日本語が通じない、日本の常識が通じない人(外国人を含む)。
 
 イヤですね。こういう人達。
 
 もし、貴方が落札だけをしているのなら、出品者の商品説明や評価を見て、大体その出品者がどんな人か察することができます。
 しかし、基本的に出品者は落札者を選別することができません。

 落札されてみて、相手の評価を見ると、悪い評価がずらーっと並んでいたり、
 当然のように「半額しか払いません」と言ってきたり。

 こんな人はイヤだと思って、ブラックリストにこの人のオークションIDを登録すると、次回からこのIDは入札できなくなります。
 しかし、2007年6月まで、ヤフー・オークションでは落札だけなら身元確認がないため、いくらでもオークションのIDを作成することができます。
 そのため、ブラックリストに登録したところで、この人物がまた新しいIDを取得すれば、入札可能になってしまいます。
 現在のところ、出品者が好ましくない落札者を追い払うことは、実質的にできません。被害を食い止めることはできないのです。

 また、ヤフーはCMでも「保障があって安心」などと謳っていますが、用意されているのは「落札者への保障」であり、「出品者への保障」は全く整備されていません。

落札者による嫌がらせの手口その1

2007-04-27 15:55:32 | 悪質な落札者の手口
 出品した後、落札者とトラぶったとしても、せいぜい、お金が入ってこないくらいだろう?そう思っていませんか?

 それは大変な間違いです。
 実際に私の身に降りかかったことをご報告します。

 とある落札者(仮にAとします)から「貴方から落札した本の内容が面白くなかった。返金してほしい」というメールが来ました。
 こちらは「商品説明に書いている状態より劣化していたり、別の商品だという場合は話し合いに応じるが、内容がつまらないという場合は、返金はできない」と返しました。当然の話だと思います。

 実際の本屋さんに、こんなクレームをつけてくる馬鹿者がいるかは知りませんが、
ネット・オークションの場合、相手(出品者)が個人だということで、お店に対しては言えないようなことを、言ってくるような不届きモノが数多くいます。


 先方は「非常に悪い」の評価をつけ、評価にあることないこと書き込みました。
 仕方なくこちらも相手に「非常に悪い」の評価を書き、事務的にコメント。
 しばらく、この落札者からの悪い評価コメントが続きましたが、やがてなくなりました。

 その騒動から1ヶ月ほどして。
 いきなり、多数のDMや、注文していない通販の品物が届き始めました。
 その数、50以上。請求書の額は百万円近くに上りまして。

 実は私は、自分の個人情報を守るために、私設私書箱を契約して発送先の住所にはそこを利用していました。そのため、家族が代引き小包の支払いに応じることなどなく済みました。

 通販の会社に連絡して、資料請求や申し込みのハガキを取り寄せたところ、消印は中国地方の××町という田舎(私は関東在住)。通販会社にもイタズラだと判っていただき、支払いなどの被害は発生しませんでした。
 
 中国地方の××町ということでピンときて、落札者の記録を調べると、果たしてAの住所が××町でした。
 正直なところ、Aと同じ地域だということで、これ以上の追求は一民間人である私には不可能でした。
 一応Aに「お前だということは判ってる。これ以上、続けるようなら、相応の対応を取る」と手紙を書きました。以来、っぴったりと、嫌がらせはやみました。

 勿論、Aのやったことは犯罪です。
 一応、警察に相談に行ったところ、もし、私が、代引きで送られてきたものの支払いを行った場合、被害届けを受理できる、とアドバイスされました。

 私は私設私書箱を利用していたため、被害は殆んどありませんでしたが、同じ嫌がらせをうけ、引越しを余儀なくされた人も居ました。
 「不用品が売れればいいな・・・」そんな軽い気持ちでオークションに参加して、引越し代で数十万円支払う。そんな可能性があることを忘れないでください。