塩化ビニール通称エンビを燃やすと、ダイオキシンが発生するので、
燃やしてはいけない
となっているが、実は殆ど完全なるウソに近い、らしい。
理由
ダイオキシンの生成条件は、塩素と炭素と水素が含まれたガスを高温にすること
基本的にはこれだけ。
ただし、800度などの高温域では生成された瞬間に、次々に熱分解されるので
最終的な生成量には、ほぼ関係無い。
300度前後の比較的低温域で生成されたものが、そのまま残る。
塩素:人間の食べるものには塩分が含まれるので、生ゴミがあればある。
炭素&水素:炭水化物と言うように、食べ物にはまず含まれる
よって生ゴミを燃やせばダイオキシンが出来る。
ドイツ?の実証実験では、徹底的に塩化ビニールを除いた可燃ゴミと
気にせず混入させた可燃ゴミを1年ほど燃やした結果は、
炉の燃焼条件と排気の冷却条件に依存する
て結果だった・・・・・…
塩化ビニールを燃やさなければ、ダイオキシンが出来ない
訳じゃ無いんだがなぁと、スーパーのレジ袋を見ながら、とか
こんな記事を見ながらとか。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060908/247579/
LANケーブルは燃えるゴミに出せるの?
「LANケーブルに使われているポリ塩化ビニールを不完全燃焼させるとダイオキシンが出ることがあるからです。」
別に塩化ビニールに限らず、生ゴミでも不完全燃焼させれば、ダイオキシンは出来るんだけど…
ついでに、ダイオキシン自体の毒性についての疑問
「ダイオキシンは猛毒なのか」
http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/chemical/dioxin.html
2004年にクライナ共和国の大統領候補であったユシチェンコ氏は、
ダイオキシンを食事に盛られ、推測2mgを摂取した。
が、キッチリ生きてる。少なくとも急性毒性に関しては、「史上最強」と
言う名に負けまくり。