Well-Watered Garden

...and you will be like a well-watered garden in the desert.

お肉について思うこと。

2011-08-04 | おきなわ日記 2011
今回は、ちょっとまじめに考えていること。


沖縄という土地柄でしょうか?

こちらにきて農業やら酪農やらスローライフやら・・にかかわっている方々と関わる機会が増えました。
(特に無農薬、有機栽培なんかで自然な農業を目指してやっている同世代の人達)


こちらで出会う人たちも、農薬とか添加物に敏感だたったり、アレルギーで悩んでいたり・・・
いままであったけど気がつかなかった所が目に付くようになり、環境とか、食べるもの、に関していろいろ知識を得、考えるようになりました。




最近ニュースで「和牛の出荷停止」が話題になっていますね。

和牛を育てるスペシャリストの人が言っていたこと。
「子牛で仕入れた牛は最初はビタミンが入った混合肥料で胃が丈夫になるように育てる。そして、大きくなってきたら、ビタミン剤を抜いた飼料をあたえて太らせる。最後に調整して出荷する」


そして、出荷停止処分で、出荷時期がずれることに関して

『出荷時期が一ヶ月でもずれると、牛は目が見えなくなったり、足がだめになったり、突然倒れて死んでしまうこともある』

そして、ニュースでは「酪農農家達は出荷停止時期を過ぎた牛を育てたことがない。経験のない飼育に直面してみんな不安に思っている」と。




前だったら、全然気にも留めずに聞き流して居たかもしれませんが、今回はこれを聞いて「???!!!」。



これって牛が病気っていうこと??
確か昔の映画なんかで糖尿病が原因で失明した、とか足を切断した・・・とかあったけど、牛の出荷時期って「余命数ヶ月」状態なのかも。


いまになって、牛豚を自然放牧して育てているhubby兄が、以前「霜降りの肉なんてあんなに脂肪が入っていたら、人間だったら超・肥満で危険な状態。それを食べて体にいいはずがない」といっていたのがやっとクリック。

人間が定義した「美味しい肉」を食べたい人が沢山いるから、それを作るために牛を太らせて太らせて、2-3歩しか歩けないところに閉じ込めて病気にさせてたのかも、っと思いました。



私も口の中で溶ける霜降りのやわらかい肉、大好きですが、すこし考え方が変わるかも。
アフリカに行ったときに、牛肉が硬くて"あごが疲れた~"とか文句を言っていたけど、もしかしたらあっちのほうが自然だったりして・・・?!


世の中のプロパガンダに気がつかないうちにどっぷり浸かっていたのかなぁ~~とちょっと怖い感じがしました。





震災後、次から次へと困難な状況が続いています。

だけど、これがきっかけになって自分たちの価値観をもう一度見つけなおす機会にすることが必要なのかもしれないです。








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2 Comments

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Unknown (ゆーこ)
2011-08-04 10:09:24
私もそれ思ったし、びっくりした。
牛の人生ってなんだろう・・って。
牛さんにはお世話になってるけど、アメリカみたいに、放牧されてる牛のほうが、幸せなのかなぁって。
なんか、一つの作品っていったらそうなのかもだけど、同じ生き物じゃなくなってる気がする・・・
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re;ゆーこちゃん (jn)
2011-08-06 10:40:01
本当だね。
自分を含めて人間って身勝手だよね~。

牛の人生か…。なにが幸せなんだろうね。

周りの情報をただ受け売りするんじゃなくて、ちゃんと自分で調べてほんとうに何が必要で何がほしいのかを知らなきゃだよね。
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